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綺麗ごとじゃない人材採用 2

こんにちは、山内かずまです。

さて、前回の記事では、学生の採用についてと、飲食業界の働き手の動向をお伝えしました。
https://note.com/kazyamauchi/n/na09cee3a27d3
https://note.com/kazyamauchi/n/n6ce2fad7be21

いつもの日常を送っていても、定年退職、引退、生活環境や気持ちの変化で人材は流出してしまいます。店舗を存続させ事業を維持、拡大するために人材の流入と保持は必要不可欠です。


今回は、人材を外から確保する 事についてお話したいと思います。
もくじ
①内部の誘引
・関係者勧誘
・姉妹店への勧誘

②外部からの誘引 
・無料の手段
・有料の手段

店舗外からの人材確保というと、大きくカテゴライズして2種類のパターンがあります。

①内部の誘引
②外部からの誘引 
こちらの2パターンについてそれぞれ詳しく解説していきましょう。

①内部の誘引
内部の誘引とは既存の人脈を活用し、つながるところまで手や声を広げて人材を自店へ引き入れる事です。

●関係者勧誘
既存スタッフの知人に声をかけて招き入れる事は、非常にローコストで人材を獲得できます。他社からの引き抜きも、これにあたるでしょう。

それに関して一番大切なのは、まず勧誘者が職場で充実している姿を見せる事。給料が良くてサイコーだとか、残業がないだとか、シフトの融通が利く、逆に、人手不足だからシフトにたくさん入れて稼げるよ、なんてマイナス要素もポジティブに捕らえれば勧誘文句になります。
お店の様子を知ってもらうために、まず一回来店してもらう事が近道です。
お代いらないから食べに来なよ、や、当日欠員がでちゃって、手渡しで給与だすから3時間だけ手伝ってもらえない?など、一度でも店に来てもらうことが、勤務につながる究極の第1歩です。

●姉妹店への勧誘
見落としがちですが、複数店舗を経営している企業の場合、姉妹店の他店舗スタッフに勧誘をかけるのも手です。各現場で、人間関係がうまくいっていない、マンネリ化して仕事に飽きているスタッフはどこの業界にもいるものです。その人材を逃がして会社として損をするよりは、社内で人材を円滑に回すのがとても重要です。大手企業には人事部があり、それを管理するシステムがあるのですが、合併や出店で感覚で増えていった4店舗程度の個人経営業態はこれが見落としがちになります。
店舗間情報共有にも良い手段ですし、スタッフも気持ちのリフレッシュになり生産性も向上するでしょう。

②外部からの誘引
簡単に言うと、まったく接点のなかった人材を社内に取り入れる事です。
方法はたった1つ、求人広告です。

手段として、店舗の入り口や壁に求人広告を掲載することや、レシートに求人情報を印字する事、もしくは、求人誌や、web広告が挙げられます。

●無料の手段
求人広告には予算が必要な場合が多いですが、掲載自体は無料の成功報酬型媒体や、自社製作できるもの、無料でできる事は、すぐに始めましょう

しかし、掲示物に関しては、例外があり、例えば星付きの料亭やレストランの店内外に求人広告が張られていたらがっかりするシーンも考えられますよね?私たちは、最高の場所で食事をしたんだというお客様の気持ちに、私たちが人材を募集している事がお客様の目に入る事によって水を差してしまうケースがあります。

●有料の手段
有料の手段はさまざまで、雑誌やwebを利用し求人情報をを短期、もしくは長期掲載する事で、人材を獲得します。
人材を紹介することが専門の企業もあります。
派遣で来ているスタッフを、くどき、勧誘するのも手です。(利用規約に違反するケースがあるので慎重に行う)

まとめ
・人材の流出は避けられない為、人材の流入を続ける事が大切
・人材の確保には、関係者勧誘と、求人広告の2種類がある
・関係者勧誘にはスタッフ知人だけでなく、姉妹店からの引き抜きも必要
・求人広告にはさまざまな種類がある

別記事で、求人広告について詳しく解説いたしますので、ぜひチェックしてくださいね!

次回は、既存の人材を流出させず、保持する事についてお話したいと思います。

みんなで幸せになろう。

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