好きの熱量を上げる方法
趣味は何ですか?と質問されたら
最近は「銭湯」と「キングダム」だと答えている。
しかし、これらの趣味は元々ものすごく好きだったわけではない。
好んではいたのだが、「まあ好きかな」くらいのレベルだった。
銭湯は疲れたなーと思った時にたまに入りに行く程度。
キングダムは単行本は昔から買い続けていたが、好きな漫画の1つというレベル。
(そもそも温泉が好きだったり、キングダムに限らず漫画全般が好きだったということもある)
でも今は違う。
確実に自分の「好き」という熱量が上がっている。
それはなぜか?
答えは単純で、同じ趣味の友人ができたからだ。それもたくさん。
2年前くらいに「キングダム飲み会」というイベントに参加した。
前々からキングダムの話を誰かとしてみたいと考えていたので、軽い気持ちで参加してみたのだが、これがめちゃくちゃ楽しかった。
マニアックな話題でも反応してくれるし、「キングダム」という共通話題があるので、一瞬で仲良くなった。
銭湯の方も「銭湯再興プロジェクト」というオンラインサロンにおもしろそうだからと何となく参加してみたら、イベントをしたり、一緒に銭湯に入ったりしてるうちに仲良くなった。
もちろん、銭湯やキングダムというコンテンツ自体も好きなのだが、何が一番楽しいかというと同じ「好き」を共有できる人たちと盛り上がって楽しい時間が過ごせる時だ。
①自分と同じものが好きな人やコミュニティに出会う
②共通の話題があるから、盛り上がる。楽しい時間が過ごせる
③また会いたくなる、楽しい時間を過ごしたくなる。好きなものの情報にもっと詳しくなろうとする、話題を集める
④③で集めた情報を共有したら反応してくれる、喜んでくれる。また楽しい時間を過ごす
⑤③に戻ってまた情報を集める。友達に会いたくなる
というサイクルだ。
コンテンツも勿論好きだ、同じ「好き」を共有できる仲間との時間が何より楽しい。
そんなこんなで、キングダム飲み会で知り合ったメンバーとは今でもちょくちょく飲み会をしているし、 別のコミュニティで会うこともある。新しい友達も増えた。
銭湯の方はサロンのメンバーとメディアを立ち上げてせっせと運営している。
SNSで少しでも叩けるところがある発言をすればすぐに炎上し、フォロワーが少ないことは何の価値もないように思い込まされ、ネガティブな空気が蔓延するSNSを「楽しくない」と行った声も目立つ。
だけど、誰かを否定し、傷つけ、小さな声を無視するようなあり方が正しいのだろうか、そしてそれはやっている人にとっても楽しいことなのか。
声を上げなければいけないこともあるだろうし、おもしろいと思ってやったことで誰かを傷つけてしまうこともあるだろう。
でも「嫌い」というネガティブな感情よりも「好き」について語りたい。
「嫌い」よりも「好き」を大事にしたい。
あなたの「好き」には「いいね」が1つもつかないかもしれない。
でも、自分が好きなら良いのではないか?
「好き」の価値は自分が決めることだ。
そして、100人に「いいね」をもらう貰うよりも、大切なたった1人にでも「いいね」と思ってもらうことの方が嬉しくはないだろうか。
「好き」なことを「好き」と言い続けること。そして、同じ「好き」を共有できる大切な人と出会うこと。
それだけが「好き」の熱量を上げてくれる。
「好き」なことを好きと言える人が僕は好きだ。
銭湯に入った後に読むキングダムは最高なので、是非一度試して見てほしい。
(高円寺の小杉湯はキングダムが置いてあるのでおススメ)
40人の「好き」が集まる場所「週1note」
もし良いと思ってお気持ちをいただけるとやる気がでます。コーヒー代にします。