海外渡航時にキャリーケースを持たない方がいい理由
こんにちは、カズマです。
近頃、キャリーケースを引いて歩いてる人々をよく見かけます。
県外からの買い物客や旅行客など、多くの荷物を抱えたりお土産を沢山入れるために持ってきているのかもしれません。
ぼくも3年前のカナダとアメリカへ行った時はキャリーケースに洋服類やその他沢山持っていったことがありますが、その後は一切使わなくなりました。
なぜ僕がキャリーケースを全く使わなくなったのか、そのことについて綴ろうと思います。
また、来年以降の海外渡航を控えてる方々に向けて、ほんの僅かなアドバイスというか少しでも参考になっていただけたら幸いです。
・海外渡航時の荷物について
・持ち運ぶ際の入れ物に迷ってる方
・キャリーケースかバックパックのどちらかを検討中の方
1 場所によっては移動が困難になる
キャリーケースを使う用途は人によって異なります。
例えば持っていくものの中で重要機材や商売道具、スポーツ用の備品、音楽関係、美術芸術関連、その他デリケートなものを運ぶ際は必要不可欠になってしまうかもしれません。
尚且それらのモノを円滑に運ぶ車両や手助けしてくれる関係者等のサポートが充実してるのなら問題はないかもしれませんが、恐らくそういった恩恵を受けられるのはごく一部であり、大半の人たちは自分の力で目的地に向かわないと行けません。
段差のある階段や凸凹したアスファルト、べちゃべちゃの地面など、通過する場所によっては自ら抱えて持たないと行けない場面は沢山あります。
また、滞在先によってはエスカレーターやエレベーターが無い所もありますので、そうなってくると益々不便になっていきます。
特に個人的に嫌だなと思ったのは、それらの場所を通過し、滞在先に到着した際、汚れたタイヤを雑巾やペーパーなどで拭かないといけないところに不便さを感じました。というかスゴく面倒くさかったです。
実例を挙げますと、かつてぼくはカナダのバンクーバーへ長期間滞在した経験があります。
当時は初の長期滞在で何を持っていけばいいか全くわかりませんでした。
一応30Lのバックパックと70〜80近くのキャリーケースに沢山の洋服を詰め込んで行きました。
ゴロゴロとタイヤのいびつな音を響かせながら歩き続けたわけですが、これが結構うるさいんですよね。たまに静音のやつはあるみたいですが、それでも限度はあると思います。
そのため、移動するのが物凄い面倒くさかったのを今でも覚えてます。
しかも当時カナダといえども、道路が整備されてなかったり急斜面の坂が多いことや、
路地裏・一部住宅街によっては凸凹していたり段差を乗り上げるのが大変な道路もあったりするので、通る場所によっては気をつけないと車輪が壊れる恐れがあります。
(過去に車輪が壊れて大変な思いをした知り合いがいました)
昔多くの荷物を持ちたがる人がいて、その人が引っ越す際に付き添いで一緒に行ったことはありましたが、
正直多すぎやせんかって思ったことがあります。
その人は気に入ったものを持っていきたいみたいなことを言ってましたが、
そこまで言うのなら全部自分ひとりでやってほしい。自分のものは自分で持ち運ぶ。至極当たり前の話です。
自分ひとりで持てない荷物は初めから持たない。これはかつてハリウッド俳優のブラット・ピットが自分の子供達によく話していた言葉なんですが、
同感です。
子供でもわかることですので、自分の手で抱えきれないものは初めから持っていかないこと。それでも持っていきたければ全て自分の責任で持っていけばいいですが、その辺は自己責任ということで。
※当時語学学校に通う生徒の中でホストファミリー宅にキャリーケースを3台持ってきてる日本人の女の子を見たことがありますが、そんなに沢山持つ必要あるのかなって疑問に思ったこともあります。というか要らないと思う・・・
2 引いて歩くのが不便
意外に思うかもしれませんが、ケース引きながら歩き続けてると片方の腕・肩がめっちゃ痛くなります。
引いて歩く際、片側のみ負荷がかかるので、中途半端に疲労を起こすんですよね。
主にひじと腕の筋肉がスゴく痛くなります。
ぼくも当時初めてキャリーケースを使う際、
「うわぁこれ結構しんどいな」と思ったことがありました。
ケースを引きながら歩き続ける度、むだに体力を使うというか周りに対しても結構神経を使いましたね。
休憩する際やお手洗いに行く時も大きいキャリーケースが弊害となって入れない場合や利用しづらかったり、
それこそ諸外国ですとケースを置いたままちょっとでも離れると置き引きに遭いますので、
上記のような不便さを体験し、今後の渡航を考えた結果、ぼくはキャリーケースを使わなくなりました。
4年前京都に行ったときも市営バスに乗車の際、キャリーケース持ちの人がたくさんいましたが、今振り返ればかなり迷惑な光景でした。
地元の人が気の毒としか思えなかったです。そのこともあり、国内では基本的にケースを使うつもりはありません。
3 大型バックパックに切り替えた
2019年のオーストラリア旅ではバックパックを背負って旅をしてました。
この件については去年の記事でも話しましたが、
今でもこれを買って良かったなと思います。
バックパックのメリットについては色々ありますが、
個人的にはどこへでも行きやすく身軽で動きやすいことや、最小限の荷物で済ませることができる点に満足してます。
今まではつい沢山の荷物を持っていきがちでしたが、バックパッカーを経験してからは、それまであった余計な荷物は全て処分しました。
人間、必要最小限のものがあれば生きていけるということを肌で体感したことも大きいですが、行動範囲が広がることや持っていく荷物の厳選・最小化により、
あらゆる選択肢が豊富になっていくのを実感しました。
どこへ行くにも、何をするにおいても、
余計な物で溢れてるとそれだけでも重荷になって身動きが取れなくなりますし、動く事自体が億劫になってしまいます。
物が多ければ多くなるほど、パッキングに時間がかかりますし、
管理するものの多さに神経をすり減らし、
それだけでストレスになることであったり、
余計なエネルギーを消費することになります。
逆にバックパックに切り替えれば限られた容量でどうやりくりするか、
「これは絶対必要、これは別になくてもいいか、または現地で調達できるし最低限あればやっていけるっしょ」ていう感じでどんどん持つものが少なくなるので、
その点考えれば自身にとって所持する物の考え方や今後の人生について見直す上でもかなり大きなメリットとなります。
逆にデメリットとしては、
肩がめちゃ筋肉痛になります。
やったことのある人ならわかるかと存じますが、最初はかなりキツかったです、ですが次第に慣れていきます。
個人的には体を鍛えるには絶好の機会ということで、ずーっと背負ってました笑。
今まではついつい色んなものを買っては無作為に捨てて、それで満足していた時期はありましたが、
今となっては殆どのものは無くても生きていけるなって思ったんですよね。
日本で売ってるものの殆どは大抵海外でも売ってますし、
洋服類や靴、薬、ガジェット、文房具、
その他大半の生活用品は現地でも探せば大体見つかるので、
別に日本で沢山持っていかなくても行けます。
よって所有物を減らすことや、円滑に運ぶ手段を変えるだけで移動範囲も一気に広がりますし
フットワークが軽くなりますので、
この機会に来年以降の海外渡航のヒントというか、所持するものについて考え直すキッカケになってくれたらそれはそれで嬉しいですし、
過去の体験を元にほんの僅かでも参考になっていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
今後ともよろしくおねがいします。
Thank you for reading to the end.
I hope you enjoy your life.
Have a good day.
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