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「リーダーの仮面」を読んで

こんばんは。
本日は、安藤広大さんの「リーダーの仮面」について書いていきたいと思います。

内容

マネジメントで「いい人」になるのは、やめなさい。わずか4年で上場、1900社が導入。「いま、最も人と会社を成長させる」と話題のすごい組織論。

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2021年最も売れたリーダーシップ本として話題になったもので、リーダーになりたての中間管理職向けの書籍になります。

リーダーがすべきことは何か

「誰が、いつ、なにをやるか」を明確にする

ルールがあると縛られて行動できないと思われがちですが、「自由にして良い」ははストレスになりやすいと書かれています。
たしかに、かなりオープンに自由にして良いと言われても何をやって良いかわからなります。
そのため、ルールを決めて、その枠の中で行動を促すようにすることが大切であると記されていました。
また、ルールは曖昧な表現は用いずに、「誰が、いつまでに、何をやるのか」を明確にすることが大切だとのことです。

言い切り口調で指示を出す

上司から部下への依頼する際には、2つのことに気をつけなくてはいけません。
それは、1つ決定権が上司であること、2つ、責任に所在を明確にすること、この2つを伝えるためには曖昧な言い方ではなく、言い切り口調が必要になります。
そして、報告を待つのみで、過程は追わないようにします。
過程での報告は、まだ何も成果を出していない状態であるため、生産性が低くなります。

部下からの相談に乗っていい条件

部下からの相談内容に全て答えていては時間がいくらあっても足りません。
部下からの相談に乗っていい内容は2つのみです。
それは、
1つ、部下の権限で決められないこと
2つ、部下が自分で決めていい範囲なのか迷った時
基本的には上記2つのみであり、それ以外の相談には基本的には乗らずに、報告だけを事実のみでしていただくようにしましょう。

まとめ

リーダーがすべきことは
ルールを明確にし、その枠内で部下に動いてもらう。
指示をする際には言い切り口調とし、コミュニケーションは事実のみ。
成果を評価する。

この「リーダーの仮面」に書かれているリーダー像は、人によっては冷たい、冷徹な印象を受けるかもしれません。
でも、感情に流されず、事実ベースで部下を評価したり、指示を出したりすることは、悩む時間を少なくし、生産的な時間が増えるように感じました。

ぜひ実践していきたいと思います。

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