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僕とランニング

ヒョンな事からランニングをし始めた。
長男が中学生になったら、サッカー部に入ると言い出した。
それはいい事だ。
小学生の時にサッカーをしたいって言ってた時があって、その場合クラブチームに入るようになるから、仕事上厳しいと言ってしまい悪い事をしたなあと、今でもあの対応は間違っていたと思う。
無理してでもクラブチームに入れさせてあげるべきだったと後悔している。
中学生になったらサッカー部に入るんだから、ランニングでもして準備しておいた方がいいんじゃないの。
と、言っていた。
子供の事なのに、自分が過剰にのめり込んで子供の領域に入りすぎているのがわかっていなかった。
その時は、良しと思って誘導していた。
アホだなぁと、今だと、そう思ってしまう。
とにかく長男の事を思って行動に移した。
なんだかんだで仕事終わりに4〜5回は一緒に走った。
結局、友達と河川敷でサッカーすると言い出したから、長男とのランニングは終わった。
長男と一緒に走って、わかった事があって、
思っている以上に自分が走れない事がわかった。
まあ仕方ない。
今まで走るって事に一切縁が無かったし、ランニングに全く興味がなかった。
当たり前だけど、長男の方がしっかり走れていた。
これではダメだとゆう事で、長男と走っていた期間に単独走を挟んでいて、長男が離脱する時には、なんだかんだで7〜8回は走っていた。
長男離脱後に、気付いた事もあった。
その数回走った事によって、体が走たないといけない体になっていた。
なんか体がザワザワして、なんか走らずにはいられなくなっていた。
気付いたら走っていた。
時には毎日のように走っていた。
時にには小雨の中、走っていた。
どハマりしていた。
体が走れと言っているし、頭の中でもランニングの事を考えてる事が多くなって来た。
こうなったらもう走るしかない。
何事も準備が大事。
段取り8割って言うくらいだから、とりあえず!ランニングシューズを購入したのを皮切りにアイテムを買い揃えた。
ランニングは初期投資は比較的安いから入りとしてはとてもいい。
最初の頃は、距離はなかなか伸びないから徐々に伸ばしていった。
折り返し地点をなんとなく決めて、設定は優しめで同じ距離を走って慣れて来たら、折り返し地点を伸ばす。
最初は、このやり方で続けていっていた。
徐々に体をランニング仕様にしていった。
走る事に目覚めて、走る事が楽しくなってしまった。
今までにない感覚だった。
走る事なんか1番遠くにあった選択だったのに今なんかやめる理由が無い。
やり始めると何らかの障害が発生する。
色んなタイプの障害だ。
僕はタイムには重点をおいてない。
どちらかと言えば距離に重点をおいている。
フルマラソン完走が目的である。
もう何度かは完走済みだけど、マラソンで30キロを過ぎると体のいろんな部位から悲鳴が聞こえてくる。
客商売していると話のネタで自分を切り売りしていてランニングネタは、その1つでランニング話をしてわかった事がランニングをしている人が殆どいなかったが若干名のランナーを見つけることが出来た。
その数人が現在一緒に活動しているランニングチームの仲間達だ。
まず初めに、とりあえずハーフマラソン大会に出てみようとなった。
そして、大会にエントリーしてその日まで練習に励んだ。
選んだ大会のコースはアップダウンのキツいコースだった。
聞いていた以上にキツかった。
意外に緊張は無かった楽しみが上回っていたし競争って言う意識は全くなかったからだろう。
とにかく完走を目指して走った。
練習では10キロ前後しか走った事がなく想像も出来なかったがハーフマラソン完走していろいろわかった事があった。
やはり何事も経験しないとダメだなあと思ったし、今後の練習の内容の変更と練習濃度を
濃くしないといけないなあと思った。
体験して目標が決まった!フルマラソン完走だ。
ハーフマラソン完走後、家に帰ると脚の状態がハッキリわかった。
完走後、筋肉痛なのか何かわからないがめちゃくちゃ足は痛かった。
まともに歩けなかったが1番キツかったのが階段だった。
うちは二階が住居なので階段を登って行かないと玄関まで辿り着けない。
脚が痛すぎてまともに階段を上がれなかった
手をついてはいつくばって上がった。
もう歩くのもキツかったし何も出来なかった。
この状態が次の日も続くなんて聞いてないよお!
って感じだった。
でもハーフマラソン完走と言う達成感は凄かった。
これも成功体験と言って良いと思う。
大袈裟だけど、ここからランニング競技の全てが始まった。
メンタルの変化。
ランニングチームの結成。
ランニングに対しての取り組み方。
怪我に対する考え方。
マイナスは何も無かった。
ただただ楽しかったしもちろん今でも楽しい。
成功体験ってやはりいいなあ。
結局のところ。
自分を引き上げるのは自分だって言う事。
ここに尽きる。

未だにランニングは続けている。
あれから もお11年経った。

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