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神戸生まれの下町育ち。えんぴつは友達、0.9mm芯のシャーペンは相棒だった。人生のピン…

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神戸生まれの下町育ち。えんぴつは友達、0.9mm芯のシャーペンは相棒だった。人生のピンチを書くことで乗り越えてきた。人生の分岐点、踏み出す方向を書くことで決めた。何度か書くことから離れた。なのに、戻ってくる。編集者、コピーライター、潜水士、ドライバー.....まだまだ続くぞ。

最近の記事

フリーランス、やーめた。

きっと、みんないっしょだ『自由への憧れ』  右も左もわからない。仕事のイメージもなんとなく、ただ若さだけで飛び込んだ編集の世界。40年以上も前のこと。いま考えれば、よく採用されたなと思ってしまう。会議室、新人研修は、情報とはなんぞやから始まり、出版や印刷業界の話をコンコンと聞かされる修行の世界だ。愛川欽也さん似の先輩講師が数字を列挙しながら、わかる?と聞いてくる。わかりません とこたえると「はい、消えたー!」と『なるほど!ザ・ワールド』を彷彿とさせる厳しい研修だった。  そ

    • ココロがしめつけられた。

      1985年公開バック・トゥ・ザ・フューチャー。 ロレインを演じるリー・トンプソン、彼女に「青い体験」アンジェラ役、ラウラ・アントネッリを重ね合わせたのはきっとボクだけじゃない(そう思っている)。当時24歳のボクは、主人公マーティの恋人ジェニファーよりもマーティの母親役リー・トンプソンに魅了された。その俳優名もすぐに覚えた。彼女の作品があれば必ず観に行くと強くココロに誓ったのだ。 そして1987年、リー・トンプソン主演 「恋しくて」 公開のニュースが飛び込んできた。コピ

      • 映画館とボクとお母ちゃん。

        1989年に日本で公開、映画に恋した少年の物語『ニュー・シネマ・パラダイス』よりも昔。1961年に生まれたボクは、物心ついた頃から映画館にいた。アイスキャンディー屋を営んでいた実家は、隣りに建つ洋画映画館にアイスキャンディーを卸していた。自由気ままに動く幼少のボクは洋画映画館への出入りも自由。看板を見て面白そうだと思ったら、場内に勝手に入り、スクリーンに映し出される異国の巨人たちに目を白黒させたいた。字幕はあったけど、読めるはずもなく、観客が笑うシーンでいっしょに笑ってた。た

        • 自由。

          マスコミで取り上げられるグルメ。気にならないわけではない。でも、別に取り上げられていなくても、自分の舌にしみこんだ味でボクはいい。街を歩いていて「あっ、あれが食べたい。あのお店、きょうは開いてたかな」と思ったときに、すぐに行ける自由が欲しい。この自由は時間とお金だ。時間はボクだけじゃない。いっしょに食べたいと思うヒトとの時間。お金は大金じゃない。1万円もあれば家族が満足できて、お釣りもある金額。なーんだ、その程度かと思うヒトもいるだろう。でも、なかなかタイミングが合わないんだ

        フリーランス、やーめた。

          当てろと言うのなら、そんなに難しくない。1.2.3番人気の複勝を買ってたら、たいてい当たる。勝てと言われたら..競馬..最後は見えないモノとの勝負だ。欲は死角をつくる。囁きもカンを鈍らせる。溢れるデータもそうだ。競馬は数字選びだ。数字は見えている。その数字をボクが見てないだけ。

          当てろと言うのなら、そんなに難しくない。1.2.3番人気の複勝を買ってたら、たいてい当たる。勝てと言われたら..競馬..最後は見えないモノとの勝負だ。欲は死角をつくる。囁きもカンを鈍らせる。溢れるデータもそうだ。競馬は数字選びだ。数字は見えている。その数字をボクが見てないだけ。

          何度も眠れない夜を過ごしてきた。寝なきゃ明日にこたえると もがいたことも。いまは、眠れなきゃ 起きとけばいいと思う。明日なんて、どうにかなる。なんとかなってきた。いつかは眠るんだから。ヒトは。

          何度も眠れない夜を過ごしてきた。寝なきゃ明日にこたえると もがいたことも。いまは、眠れなきゃ 起きとけばいいと思う。明日なんて、どうにかなる。なんとかなってきた。いつかは眠るんだから。ヒトは。

          色のあるモノクロ。

          「名前だけでいいから貸してよ」高校のとき写真同好会の友から声をかけられた。特典は、暗室でお昼寝できること。酢のにおいのする暗室だった。 試しに撮ってみる?と友から一眼レフを渡されてシャッターを切った。現像からプリントまでのレクチャーを受け、暗室で印画紙に映像を焼き付ける。赤い光の中、現像液の中で白い紙に映像が浮かび上がってきた。いつだ。いつ引き上げれば、自分の見た光景になるんだ。タイミングがわからない。停止液につけ、定着液につけた。暗室に白い光が満ちた。目の前にモノクロの世

          色のあるモノクロ。

          いい湯だな。ハハ。

          子どもの頃から銭湯通いだった。のれんをくぐり、下駄箱に草履を入れ、番台に回数券を置く。脱衣所で同級生が「おお」と声をかけてくる。待ち合わせしてるわけじゃない。2人で湯ぶねのヘリに腰をかけ、きょうの学校での出来事やクラブ活動のこと、テレビ番組の話までいろんなことをしゃべりあう。すっかり湯冷めした2人は「じゃあな」と銭湯をあとにする。ホント、何気ない日常だった。 そんな銭湯も大人になり、お風呂のある家で生活するようになり、遠ざかっていった。たまに広い湯ぶねが恋しくて、近くの銭湯

          いい湯だな。ハハ。

          サブマリン号。

          夏になると、夏休みの半分を父の田舎で過ごした。曲がりくねった道。高い建物はない。平屋建ての家屋が道の両側にくっつくように立ち並んでいた。家の裏には緑の田んぼが広がっていた。家の前には用水路があった。緑の藻が細長く流れ、小魚が泳いでいる。夜、目の前は真っ暗な闇だ。頭上には満天の星。ひとつの星をじっと見ていると、その周囲が闇に染まっていく。ふと怖くなり、星空全体に意識を広げる。天の川が見える。流れ星が見える。世界はどうなっているんだろう。宇宙はどうなっているんだろう。小学生の夏休

          サブマリン号。

          夜の海水浴。

          昭和30年代。祖父と父はアイスキャンディー屋を営んでんでいた。当然、夏は稼ぎ時。母も幼少のボクを自転車に乗せ、配達で毎日バタバタしていた。いま考えたらどこに乗っていたのだろう。荷台部分はアイスキャンディーを詰め込んでいた箱、もっと小さかった頃は、おんぶ紐で背中にしょわれていたそうだ。きっと母の前にいて、自転車にまたがっていたに違いない。 夏は大好きだった。別に家族旅行ができなくても、お店の前で遊んでいたし、近所の友達とも楽しく遊んでいた。そんなボクにも『夏の苦痛』があった。

          夜の海水浴。

          『嘘つきのラプソディー』

          働かなくてもお金が手に入る。いや、働くと、手に入る そのお金が減るとしたら… 会議室。ロの字型に並べられた長机。そこに5人の男女が座っている。机の上には「新人ケースワーカー研修」と書かれた資料。 その資料に目を通しながら『なんで わたしが…』と居髪里沙(いかみ りさ)はつぶやいた。 異動の内示を受けた時の戸惑いと落胆が入り混じった感情はいまも消えない。 上愚知(かみぐち)市役所に入庁して3年間、国際課で未来都市計画のビジョン策定を担当していた。 その仕事とはまったく

          『嘘つきのラプソディー』

          公務員の妻です。わたし、馬券師です。 ➖ GW編 ➖(No.2)

          わたし、地方公務員の妻です。専業主婦です。子どもは小学校5年の男の子と幼稚園年少組に通う女の子のふたり。夫はホント公務員でよかった…てか、はっきり言って公務員しかできないタイプのヒトです。わたしから見たらノルマのないサラリーマン。民間ならとっくにリストラ組だろと断言できちゃいます。そんなことも本人は気づかず、あの課長が、どこそこの会長が無理を言うとか、窓口にとんでもないクレーマーが…ていつも家で愚痴ってます。だいたい人生の中で一般の人が何回役所に足を運ぶっての。せいぜい引っ越

          公務員の妻です。わたし、馬券師です。 ➖ GW編 ➖(No.2)

          春G1、ジャンプを除いて10レースを消化した。18頭立てレースが6つ。取り消しや中止で17頭が完走した2つのレースでは6枠。残りの4つはすべて7枠。4つのうち1.2.3番が3つ。安田記念、7枠から1.2.3番の組み立てでいいんじゃないか。馬やオッズを見てたら買えない馬券もある。

          春G1、ジャンプを除いて10レースを消化した。18頭立てレースが6つ。取り消しや中止で17頭が完走した2つのレースでは6枠。残りの4つはすべて7枠。4つのうち1.2.3番が3つ。安田記念、7枠から1.2.3番の組み立てでいいんじゃないか。馬やオッズを見てたら買えない馬券もある。

          競馬は投資じゃない。ギャンブルだ。記憶はヒラメキ。同じようなことはある。が、絶対同じにはならない。過去(統計)を振り返り、結果としてこうなるんだ と経験値は蓄積される。G1は1.2.3番と外国人騎手。今春は外枠。ダービー内枠2番に...また(ヴィクトリアマイル)ルメール騎手だ。

          競馬は投資じゃない。ギャンブルだ。記憶はヒラメキ。同じようなことはある。が、絶対同じにはならない。過去(統計)を振り返り、結果としてこうなるんだ と経験値は蓄積される。G1は1.2.3番と外国人騎手。今春は外枠。ダービー内枠2番に...また(ヴィクトリアマイル)ルメール騎手だ。

          昨年阪神ジュベナイル、リバティアイランド1着、3着は7枠13番人気薄のドゥアイズ。このとき6番人気ドゥーラは6着。翌週の朝日杯はドルチェモアだった。先週の優駿、リバティアイランド1着、3着は7枠13番人気薄のドゥーラ。6番人気ドゥアイズは9着。ダービー、8枠にドゥがいるんだよなあ

          昨年阪神ジュベナイル、リバティアイランド1着、3着は7枠13番人気薄のドゥアイズ。このとき6番人気ドゥーラは6着。翌週の朝日杯はドルチェモアだった。先週の優駿、リバティアイランド1着、3着は7枠13番人気薄のドゥーラ。6番人気ドゥアイズは9着。ダービー、8枠にドゥがいるんだよなあ

          オークス過去10年、内1.2.3番がお金になったのは6回、外枠7.8がお金になったのが8回。この春のG1は外枠だと思ってる。だけど、内1.2.3番の複勝だけは小額で買う。お守りだと思って。

          オークス過去10年、内1.2.3番がお金になったのは6回、外枠7.8がお金になったのが8回。この春のG1は外枠だと思ってる。だけど、内1.2.3番の複勝だけは小額で買う。お守りだと思って。