マガジンのカバー画像

お仕事のネタ帳

19
お仕事のネタ帳です。
運営しているクリエイター

#事業責任者

育てながら勝つ難しさみたいな話

育てながら勝つ難しさみたいな話

既存事業の足元の数字や方針に関しては、私の手から離れて自走できる体制になってきているように感じている。
ただ、まだ、中長期的な戦略の実行、平たく言うと『重要だけど緊急じゃない』こと、数字に直結しないことに関しては私の満足するレベルには至っていない。
この点に関しては、時に荒唐無稽と思われても、中長期的な事業成長や事業リスク低減に向けて、私のほうから積極的に発信、指示して、現場を動かしていかないとい

もっとみる
高い目標は歓迎されるべきだが、高すぎる目標は逆効果という話。

高い目標は歓迎されるべきだが、高すぎる目標は逆効果という話。

例えば、学生と話すときに、学生が将来の自分の姿をすごく活躍しているスーパービジネスマンのように描くのは印象として悪くない。
小さくまとまった自分を思い描くよりもよほどいい。
しかし、5年くらい働いた人が描く将来目標とする自分の姿が、今の自分の姿と大きく乖離しているような場合、もっと現実を見ようねと思ってしまう。

高い目標を掲げること自体は決して悪いこととは思わないが、あまりに現実味のない目標だと

もっとみる
主観的判断の過程の見える化をしなきゃなという話

主観的判断の過程の見える化をしなきゃなという話

事業判断において「なんで和さんはわかるんですか?」と聞かれることがあるのですが、基本的に「わかって」はいません。
事業責任者の仕事は、答えを見つけることではなく、答えを決めることだからです。
この答えは、正解という意味ではなくて、現時点では確からしい、たぶんそうだろう、事業上それが適切だろう、たぶん間違いではないだろう、最悪な選択ではないだろうといろいろなレベル感はあるとは思いますが、数学の問題の

もっとみる
機会を与えることと機会を与えられること

機会を与えることと機会を与えられること

①自分の話:機会を与える
改めて自分の仕事人生を振り返って、成長したのはいつだろうと考えると、それはやはりサービスの立ち上げで、必死に黒字化という目標に向かって働き、考え、試行錯誤を繰り返し、もがき続けた。
その結果、得たものはいろいろあり、マルチタスクが苦ではなくなったし、自分なりの「事業」に対する判断軸はできたし、スピィーディーな判断ができるようになったし、何より、次に事業を任されてもきっと成

もっとみる
事業責任者に必要なもの、心構え

事業責任者に必要なもの、心構え

(最終更新日:2020/6/18)

IT企業にて、事業責任者を任せてもらって感じたをまとめてみます。

事業責任者として必要なものです。心構え的な部分もありますが。

1_決めること
2_事業に対して覚悟を持つこと
3_任せること
4_夢を語ること
5_事業責任者もあくまで1つの「役割」でしかないと理解すること

1_決めること事業責任者が決めることは山ほどあります。
KPI、予算、優先順位、限

もっとみる