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魔界ノ風鷹について

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ご意見への回答及び自身の考え方
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記事一覧

通販サイト送料に関するお知らせ

通販サイト送料に関するお知らせ

【お知らせ】
「魔界ノ風鷹」通販サイトの送料設定を、画像の通り改定しました。

数年前にゆうパック料金が改定されていたのですが、送料は据え置きにしていたので、現状価格(の最低金額)に合わせるために、100円値上げしています。

また、商品の大きさに合わせて、配送方法の見直しを行いました。

送料に関して「全国一律料金」というのは今後も続けていくつもりです。

遠くにお住まいの方でも気軽に購入できる

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屠殺場に行ってきました

2016-05-26 アメブロの記事を転載しています。

芝浦と場「お肉の情報館」を見学してきました。

「屠殺場」と呼ばれることもありますが、現在はこの言葉は使われなくなっているようです。

場所は品川駅を降りてすぐ、ビジネス街のど真ん中です。

ほんとは解体の行程を見たかったのですが、こちらでは個人相手に公開はしていないそうです。

情報館では、場内で用いる道具の展示、と場の歴史の解説等を見

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剥製アクセの保管・お手入れ方法

剥製アクセの保管・お手入れ方法

「魔界ノ風鷹」の剥製アクセサリーは本物の動物素材を使っています。

長くご愛用いただくため、保管・お手入れについてまとめています。

剥製アクセサリーの保管(翼・けもの共通)

直射日光・高温多湿を避けて保管してください。
害虫・ネズミにご注意ください。

長期間の保存は、衣類用の防虫剤を入れて、箱等で保管してください。

熱に非常に弱いので、タバコやライターの火を近づけないよう、特にご注意くださ

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死体は土に返すべき?

死体は土に返すべき?

死体は土に返すべき?

はじめに

剥製を使ったアクセサリーを製作していると、反対する立場の方からもいろいろなご意見をいただきます。
その中でもよくあるのが「死体は土に返すべきだ」というご意見です。

私の考えとしては「お互いに相手に干渉せず、自身の信条に従って行動しましょう」で終わる話なのですが、「死体は土に返すべきだから、剥製を作ることは認められない」という論旨で非難を受けることもあります。

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「魔界ノ風鷹」への販売反対運動についての注記

2016-07-14
アメブロの記事を転載しています。

「魔界ノ風鷹」の剥製アクセに関して、先日より販売停止を求める運動が起こっています。
剥製販売の是非について論じていただくのは問題ありませんが、一部、事実誤認に基づく表記が見られます。
事実に反して違法行為を行っているように判断されるのは困りますので、その点についてのみ訂正いたします。

まず第一に、署名サイトで名前が挙げられている剥製業者

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毛皮・剥製=死体だということ。

毛皮・剥製=死体だということ。

「魔界ノ風鷹」の剥製アクセは好き嫌いがはっきり分かれますが、小鳥の頭のアクセは特に人を選ぶし、ぶっちゃけそんなに売れません。

商売だけで考えると、なくても困らないです。
でも、剥製アクセが「動物の死体」だとはっきり示すために、絶対に必要だと考えています。

けものアクセを見て「今までよく考えずに毛皮を使っていたけど、動物の死体だと分かったからもう使いたくない」と感じる人もいるかもしれません。

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本物の素材で作り続ける理由

本物の素材で作り続ける理由

「魔界ノ風鷹」のコンセプトというか、活動についての考え方について改めてまとめてみます。

もともと、明確なコンセプトを持っていたわけでもなく「好きなことを好きなように」やっていただけなのですが、活動を続けるうちに、いろいろと考える機会もありましたので。


私は、自分が「作家」と名乗ることにとても抵抗があります。

「作品」や「製作」という言葉も少し違和感があるのですが、他に適当な言葉も思い浮か

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創作物の「パクり・パクられ」について

創作物の「パクり・パクられ」について

創作物の「パクり・パクられ」については、以前にもSNS等で書いたことがあります。

作品製作を続けるうえで、「パクり・パクられ」について考えさせられることが多く、改めて自分の考えを書いておきたいなと思います。

ネット上でもよくトラブルになっているのを見かけますが、明らかなコピーを堂々と販売している人がいる一方で、誰でも思いつくようなアイデアがかぶっただけで「パクられた!」と大騒ぎしている人もよく

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なぜ剥製をアクセサリーにするのか

なぜ剥製をアクセサリーにするのか

まず、最初に。

ここでは「アート作品」「生物標本」と比較しながら私の作品のコンセプトについて説明しています。

アートや標本を否定する意図はありません。
その点を、お断りしておきます。

「魔界ノ風鷹」では剥製アクセサリーを中心に製作しています。

私が作りたいものは、アート作品ではありません。
標本でもありません。

「普通の人が手に取れる価格で、なんらかの機能をもつもの」を意識して製作活動

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製作を続ける理由

製作を続ける理由

ときどき、ネクロフィリア(死体愛好家)と呼ばれることがあります。

特に批判的な文脈で言われるているわけでもないですが、自分では死体愛好というのとは少し違うかな、と思っています。

私は、生きている動物が一番美しいと思っています。

生きていくうえでの機能としての動物の造形の美しさに魅力を感じます。

そうした生命の美しさをとどめておきたいというのが、作品制作の動機になっています。

上に書いたの

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「残酷」という言葉について

「残酷」という言葉について

動物素材を使用した作品制作をしていると、ときどき「残酷だ」というご意見をいただきます。

私自身は動物の死体を使用することを「残酷」とは思っていません。

私の作品を見て「残酷」と感じる方もたくさんいることは承知していますが、あくまで価値観の相違であって、どちらが正しくてどちらが間違っているという問題ではないと思います。

こういうことを言っていると「動物の死体を扱っているから、楽しんで動物を殺せ

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毛皮産業等についての考え方

毛皮産業等についての考え方

Twitter上にて、動物愛護の観点から私の活動に対する疑問、また毛皮産業等に対する考え方についてのやりとりがありました。

限られた文字数では言葉足らずになってしまい、無用の誤解を生むかと思いましたので、noteにて私自身の考えを述べさせていただきます。

ここでは、おもに毛皮産業を中心に、「人間が動物を殺すこと」についての考えをまとめていきます。

(先方とのやりとりは、この文の末尾にまとめて

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作品について

作品について

「魔界ノ風鷹」では、本物の動物を素材として作品製作をしています。

キツネの顔に、鳥の翼や顔、すべて「動物の死体」を使用しています。
作品製作については、以前にもこちらで書いたことがありますが、少し誤解を受けていると感じることもあるので、改めて書かせていただきます。

「魔界ノ風鷹」では、作品製作にあたり、動物を殺すことはありません。

素材はいろいろな業者さんより仕入れています。

「自分の手で

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