見出し画像

本物の素材で作り続ける理由

「魔界ノ風鷹」のコンセプトというか、活動についての考え方について改めてまとめてみます。

もともと、明確なコンセプトを持っていたわけでもなく「好きなことを好きなように」やっていただけなのですが、活動を続けるうちに、いろいろと考える機会もありましたので。

 
私は、自分が「作家」と名乗ることにとても抵抗があります。

作品」や「製作」という言葉も少し違和感があるのですが、他に適当な言葉も思い浮かばないので、便宜的に使っています。

剥製アクセサリー」は素材となる動物の本物の形をそのまま引き出すことを目的として製作しています。

私としては、ゼロからモノを生み出すことより、「そこにある自然」の造形をとどめておくことに魅力を感じています。

人間の手で本物の自然そっくりの造形を生み出したとして、そこにあるのは「人間の技術の素晴らしさ」であって、私の求めるものとは方向性が異なってしまいます。

もちろん、そういう活動でレベルの高い作品を生み出せる人は尊敬します。


最近は、動物素材を使用しないものも作っていますが、私の活動の根本は、「剥製アクセサリー」にあると思っています。

2016-05-02
アメブロの記事から転載しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?