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ミニマリスト・エッセイ

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ミニマムライフにまつわるエッセイを集めたマガジンです。 2020年〜2021年にnoteの定額マガジンで更新していた読者専用の記事からピックアップしました。
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記事一覧

移動型ライフスタイルが出来るまで

拠点を点々とする移動型ライフスタイルと、同じ場所に長くい続ける安定型ライフスタイル。 この2つをざっくりと「身軽」とまとめてしまうと、話がややこしくなる気がして、これまでは「ミニマム/マキシマム」の2軸で捉えられがちだったものを、これからは「移動/安定」で比較させた方が、色々わかりやすい気がするので、こう分けてみることにしました。 昨日も少し触れた、この「移動/安定」ですが、もう少し見ていきたいと思います。 移動型ライフスタイルは、これからサービスや会社の内容もどんどん

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移動型ライフスタイルと安定型ライフスタイル

自分のように1年経たずに引っ越すような過ごし方をしていると、厄介になるのが「あらゆるストック」です。 株主優待生活は、安定型のライフスタイルの人に向いてるミニマムライフ術ではあります。 わたしのように移動型のライフスタイルだと、証券口座の住所変更、色々な株主関連の郵送物のさばきが大変なのもありますが、引越し日が迫るにつれ、優待で手に入れた食料&日用品&ギフト券のストックが「うわ、めんど!」みたいなことになりかねません。 せっかくヤマダ電気の優待券届いたのに、今度の近所に

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いい人をやめる

ミニマリストになりたい、と思っている人で、ただ単にものを減らして身軽に!という方はほとんどいらっしゃらない体感があります。 どちらかといえば「自分の考えや軸をしっかり持ち、自分らしい日々を送りたい」という希望を持って”ミニマリスト”ということを捉えられている方の方が、多いような気がしているのが、わたし個人の感想です。 今日はそんなことについて、こちらのnoteでも見ていきたいと思います。 いい人に見られる必要性って?いい人でいるメリットって、どんな必要性をその人にもたら

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オシャレな洋服を買ったからって、オシャレになれるわけじゃない

衣替えが終わり、そろそろ本格的に真夏の洋服を新しく買いたくなったり・・・というタイミングでしょうか。 衣替えの中でも、まだまだ踏ん切りがつかず、なんとなく保留になってしまってるもの、まだ着れる!というわけではないけど、もったいなくて置いてしまってる服もあるかと思います。 そんな「ちょっと置いてけぼり」を食らってしまう服たちというのには、共通点があるはず。 この共通点、処分するときにきちんと自覚せねば、その後に理解するチャンスはなかなか巡ってきません。 その”共通点”を

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身軽に過ごすための心がけ「人と行動をズラす」

身軽に過ごすために、一体どんなことが必要なんだろう、というのを長年研究してますが、最近は「人とタイミングズラす」が大事な気がしてきました。 この1年のソーシャルディスタンスな生活を見てみると、なんだかんだで「密でんがな」みたいな状況が生まれてるのって、一体なぜだろうと思ったのです。密あかんー言うてんのに! 電車通勤や、スーパーの買い出し、土日の過ごし方、長期休暇の過ごし方などなど。 なぜ密になるかって、「みんなが同じタイミングで同じ行動をとるから」です。 こんな”密を

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移動してると「持たない」はどんどん研ぎ澄まされる

この1年以上、ほぼ旅行や移動はほぼなくなりって感じで、家の中と自分と向き合ったり整理したり・・・・って感じが、世的にも自分的にもメインになりました。 そこで1つ、気づいたことがあります。 移動が減ると、持ち物を研ぎ澄ます機会が減っちゃったなぁ、ということです。 これまで旅行や引っ越しで、いろいろ持ち物が精査されていったのですが、同じ場所にずっといると、モノも入れ替わる機会がほぼなくなりました。 「お金使わなくていいやん」 ということなのですが、まあそれはそれで置いて

最近の幸福、まだ明るい時に風呂とメシ

世の中は連休ですか!皆さま、どのような連休にされるご予定なのでしょうか。どんどん、家での過ごし方がうまくなる一方、バリエーション減ってきたなぁという方も多いかもしれません。 バリエーションの1つに加えていただけるのかどうかわかりませんが、今日はわたしの最近の幸福について書いてみたいと思います。 近頃、まだ外が明るい間にシャワーを浴び、夕飯をいただくのが一番の幸福です。 夕方、外に散歩か運動しに出かけ、帰ってきてシャワー。シャワーしてる間に米が炊け、風呂上りに洗濯もし・・

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スローライフから20年。みんなの暮らしはどう変わったかな

そういえば、最近「スローライフ」って言葉、全然聞かんくなったな、とふと思いました。 なんか憧れの暮らし方として、「スローライフに生きる」ってなんかありませんでした? いつの話や、と思ってみてみましたら、さかのぼること2000年。 「スローライフ」を文化として捉え、提唱しているという文化人類学者の辻信一さんという方の著作にたどり着きました。 2000年の発刊だそう。 確かに、先駆者としてはそのくらいの年代だったかもしれません。 わたしの記憶としては、新卒くらいの頃に

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自分史上最高の食事法

肌のブツブツ改善をきっかけに取り組んだ腸活ですが、4ヶ月くらいを経た今、ブツブツが再発することもなくで過ごしています。 いちばん変わったのは、普段食べるものが変わったということで、こうなってくるともはや「わざわざの活動」というより、普通に「腸と体に良い食生活」という風に変化していき、定着していきました。 毎日、早寝早起きしてる人が「朝活」とわざわざ言わないのと似ています。 あと、スタンフォード式とか、宇津木式とか、タモリ式とか、そういうのでもないです。好きよね、みんな。

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目標設定の方法って

近頃、自分の目標の立て方、遂行の仕方にクセが強いなぁというのを改めて実感しています。 具体的な事柄というのはまたおいおいなのですが、そういう「成果に向かって!」みたいなことこそ、個人の気質が出るなぁと感じました。 わたしの場合、短期的な目標達成には事欠かないのですが、すぐに飽きてしまうため、続けることが苦手です。 なので、いつもは達成したら完結して終了してるところを、目標を再設定し直すことにしました。自分的に新しい試みです! 燃え尽きるって感じじゃないのですが、目標の

時間、曜日、月で決めておくのが最強

そろそろ今年も折り返しを迎えようとしております!皆さま、今年のあれこれのご進捗はいかがでしょうか。 なにも気にしなければ自動的に月日は流れ、もうこんな地点・・・と唖然とするのがいつものことで、それを平和って呼ぶんだよなぁと思いました。 いや、今日はそんなことではありません。 時間・曜日・月で決めておくのが、ラクに日々が回っていくポイントだなぁと改めて思い返しまくっています。 決めておいてよかった そういうシーンに数限りなく遭遇するので、「やっぱ決めとくって最強だな」

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コロナ禍の実家の片付け

世の中がこのような状況になり、いろいろなことが変わらざるおえない状態ですが、最近「ここも変わるのか」に遭遇しました。 実家の片付けです。 コロナ禍でなくても実家の片付けについては、あちこちで「頭がいたい」と語られてきました。 わたしも実際そう思っており、どうするのか・・・としたまま、数年が経っております。 ですが、わたしは特に何もしていないこの数年間を経て、なぜか実家の片付けがはかどってるようなのが、コロナ禍の実家の片付けです。 たまに母親と電話で話すのですが、コロ

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冷蔵庫がない生活を意識したきっかけ

お客様の中に、冷蔵庫なしで暮らしてみたいという方はいらっしゃりませんか? そんなマニアックな暮らしをしてみたいという、生活オタクなお客様はいらっしゃりませんか? はい! と、時々手が挙がるので、聞いたこちら側が一番、おお・・・・と震えます。 とはいえ、冷蔵庫があっても使わなかった自分としては、場合と条件によっては使わなくても済むということがわかり、結果今のように持たなくなりました。 念を押すと、まるでオーロラや摩周湖の霧が発生するように、場合と条件が合えばの話ですよ。

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すぐ持てるけど持たない、すぐ買えるけど買わない、すぐ会えるけど会わない

最近考えてるのはこんなことです。だいたいのことは、今の私たちの暮らしではすぐに実現できます。 持ちたい 買いたい 会いたい だけど、それらの叶えやすいことを叶えまくったら、生活費だったり、あとはやることだったりが雪だるま式に膨らんでいくだけのような気がしました。 やった方がいいのは、 すぐ持たない すぐ買わない ここからは繊細なポイントで、「普段すぐに会える人には会わず、普段は会えないけど、会っとくべき存在」には状況を見て、すぐに会った方がいいことです。 そのため