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移動型ライフスタイルと安定型ライフスタイル

自分のように1年経たずに引っ越すような過ごし方をしていると、厄介になるのが「あらゆるストック」です。

株主優待生活は、安定型のライフスタイルの人に向いてるミニマムライフ術ではあります。

わたしのように移動型のライフスタイルだと、証券口座の住所変更、色々な株主関連の郵送物のさばきが大変なのもありますが、引越し日が迫るにつれ、優待で手に入れた食料&日用品&ギフト券のストックが「うわ、めんど!」みたいなことになりかねません。

せっかくヤマダ電気の優待券届いたのに、今度の近所にはヤマダないやんか!みたいなことです。メルカリの手間が発生して、チーン・・・。

わたしはそれ系のことで、これまで何度も泣かされており「まじストック大変だな」とこりごりしたことがいくつもあって、できる限り消費スピードが遅いものは持たないようにしています。

こちらの読者の方は、安定型のライフスタイルを送られている方がほとんどだと思われるので、想像が全くつかないと思いますし、「必ず消費するものなのになぜ?」と疑問しかないと思いますが、いつか(そんな日があるのか)のために、「移動型ライフスタイルにはそんな難儀があるんだな」と軽く流していただけると幸いです。

米のストックで泣いた

数年前、ふるさと納税で数キロの米をゲット。これで、しばらくは食い繋げるとウキウキ暮らしていたところ、ひとり暮らしだと消費スピードが超絶遅く、引越し直前ギリギリになり、余らせた米を会社の後輩に渡す羽目になりました。

こちとら、段ボール3〜4箱、もしくは電車での手荷物移動での引っ越しです。

米数キロだけ詰めて段ボールで配送するのは、面倒さの極み。無料で手に入れた米を配送料をかけて移動させるとは、えらいシュールです。

マイカーがあったり、車が手配できれば問題ないですが、引っ越しが身軽すぎるというのも、この辺りがかなりシビアになってきます。

自転車の前かごに数キロの米を乗せ、会社に持っていったあのグラグラ感はいまだに忘れられません。

まだ、近くにもらってもらえる人がいたからいいものの、今は周囲にそんな知人もおらず、米のストックを持つのが微妙すぎます。

株主優待やふるさと納税で、ほぼお金を出さずに1年分の米くらいなら手に入れられる術は持ってるのですが、家に置いておく期間がないんじゃないかな・・・という懸念があって、移動型人間にとっては、米は都度1〜2キロ単位で買うのが無駄が出ずに良さそうという結論に達しました。

トイレットペーパーでも泣いた

トイレットペーパーも、移動型ライフスタイルの人間を米同様に泣かせてきます。価格はそうでもないですが、残した数ロールと一緒に移動するのも微妙、手荷物だとかさばりすぎて最悪です。

一度、ペーパーが切れたときに、買おうかどうか散々迷った挙句、えいや!と1パック購入したことがあります。

案の定、1〜2ロールしか使わずに引っ越しが決まったので、残り6ロールくらいを移動させるハメになって「さんざんや!」となったことが、数年前に一度ありました。

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