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日記/エッセイ

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身近な出来事から、思考を飛ばす。そんなエッセイを心がけて書いております。
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2019年12月の記事一覧

ナポリタンのツラをした文学

ナポリタンのいうやつは、非常に罪深いやつだと思う。 「ナポリタン」と聞けば大概の人は共通…

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実家とはなにか

昨日から、実家に帰省している。 実家天国とはいかず、ゆっくりする時間はない。姪っ子の子守…

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言葉は要る

「言葉にできない気持ちは きっと言葉のいらない気持ち」 そんなポエムが書かれた色紙を…

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素話の魅力

またこの時期がやってきた。 年の瀬になると年賀状の作成とともに、私には素話(すばなし)を…

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断言の引力

本来は今日が仕事納めなのだが、有休をあてる人が多いため、昨日"納会"が行われた。社内の広間…

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綺麗な滝の汚い礫

人との縁について考えてみる。誰しもが「世間は狭いな」と感じることや「漫画のような出会い」…

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立つ鳥、跡を懐かしむ

引越しが多かった私が楽しめる遊びを見つけた。Google Earthを使った古巣を探しだ。 中学入学までに、5回の引越しをしたため平均して2.3年に1度引越しをしていた計算になる。実際には5年ほどいた土地もあれば、1年ほどで去る土地もあったが。 20年以上前に2.3年住んだ土地というのは、そもそもがうろ覚えな上に、それだけの時間が経てば道沿いの建物や家などが変わっていることが多い。最寄駅からいつも使っていたであろう道を通りながら家を探し、そこから通っていた学校までの通学路

プディングの味は食べなきゃ…

仕事で手に入れた思考や知恵は、私生活でも取り入れるようにしている。 なんだかんだ言っても…

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創作は恥をしのぶ連続

久々に創作活動の話をしよう。 自己紹介文にもある通り、私は今創作活動のリハビリ期間にいる…

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他人のストーリーを味わう贅沢

上野の国立西洋美術館で開催されている「ハプスブルク展」を鑑賞してきた。美術や歴史に決して…

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失われたトマソン

「超芸術トマソン」をご存じだろうか。 これは、美術家でもあり作家でもある赤瀬川原平らによ…

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理科と美術の再現性

私は学生時代、理科が好きではなかった。 とは言え、プラネタリウムの解説員になりたいと思っ…

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思考の跳躍力

水野敬也さんのブログを読むことがある。 厳密にいえばよく読んでいたし、吹き出して笑いなが…

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失われた共感覚

ユーザーネームの由来の話をしよう。 「風埜いろは(かぜのいろは)」は中学生の時にラジオネームとして使ってから、高校・大学時代は創作ネームとして使っていた。社会人になってからは創作活動を全くしていないので休眠していたが、noteを始めるにあたり復活した。 何故この名前になったのか。それは幼稚園時代に遡る。転勤が多かった私は、3つの幼稚園に通ったのだが、それぞれの園でそれぞれのこだわりがあったらしい。 1つ目の園はキリスト教保育の幼稚園だった。ここでは、手を洗うことが好きだ