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日記/エッセイ

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身近な出来事から、思考を飛ばす。そんなエッセイを心がけて書いております。
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記事一覧

原因のかくれんぼ

整骨院へ行った。 肩こりから首まで辛くなり、次第に頭痛がしてきたため、これはまずいと駆け…

風埜いろは
11か月前
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言葉は友達。そして戦友。

己の懐の狭さを感じる出来事があった。 相手の失敗のだけでなく、言い訳ばかりを並べてオマケ…

風埜いろは
11か月前
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ほんの一瞬が思い出を開く鍵

今年から、絵日記をつけている。 きっかけは夫のつぶやきだった。「絵日記とか好きそうだけど…

風埜いろは
11か月前
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活字で会いましょう

好きな作家がいる。 彼の翻訳作品は片っ端から読み漁り、新聞のコラム記事にもかじりついた。…

25

都合よく見出した共通点の先には

幼い頃、父とお風呂に入っていた時のこと。 「私も大きくなったら背中の穴ポコにホクロができ…

16

私は私の感情に追いつけるか

旦那さんとポケモンの話をした。 今旦那さんが読んでいる本がポケモン誕生の秘話などが書かれ…

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ドッキドキドンッ!1年生。

私が大学3年生の時のこと。 社会人1年生となった2学年上の先輩が、大学に訪れて言っていた話を、今でも時々思い出す。 その先輩は私が所属する体育会本部役員の委員長をしており、いわゆる「怖い先輩」だった。仲は良かったが、怒らせたらまずい先輩である。 まず、口が悪い。 「おいっ!」とか「お前さぁー!」とか、眉間に皺を寄せながら近づいてきた日には、一目散で逃げていた。大学中走り追い回されたこともあるし、グーで頭を小突かれたこともある。 そして、態度がでかく威圧的。 私より1学

与えるものであって、求めるものではない。

旦那さんとアニメ『美味しんぼ』を観る習慣がある。 空腹状態で見ると、口さみしくなって食べ…

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知ってる言葉より、知らない言葉の方が、より正しく伝わってくる気がする謎についての…

大学4年間、私は小田急線沿いに住んでいた。 新宿から小田原・箱根までを結ぶこの私鉄路線は…

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冷たくて痛い豆腐ハンバーグ

小学生の時に母から料理を教わった。 特に小学5〜6年の時は季節ごとにテーマとする料理があっ…

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「配慮」は全てにおいて善だろうか

仕事からの帰り道。 最寄駅にある階段で、ふと転びそうな感覚を覚え、思わず足を止めてしまっ…

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見られている目は、見ている目

以前、旦那さんと話をしていた時のこと。 話題は喫茶店でPC作業をする時に、他人の目を気にす…

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知識が見せてくれるもの

結婚してから、劇的にYouTubeを見る時間が増えた。 独身時代、テレビやラジオに費やしていた…

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「さようなら」は、簡素に。

職場の先輩が退職した。 先輩とはいえ年齢は私の8歳下なのだが、気さくで優しく、可愛らしい人だった。 何度かグループでご飯へも行った。 クリスマスにはケンタッキーとケーキなどを職場に持ち込み、仕事終わりに社内でクリスマス会をしたこともあった。 私が引っ越しを考えていた際、希望沿線に先輩が住んでいたこと・ちょうど先輩も新婚であったこともあり、間取りの話や沿線のおすすめ駅なども教えてくれた。 反対に、職場の人間関係で悩み、涙する先輩の涙を拭い、ご飯に連れ出したこともあった。