【映画レビュー】ドリーム
本日も読んでいただきありがとうございます!
そして初めての方、通りすがりの方、遊びに来ていただいてありがとうございます‼️
Disney+で「ドリーム」を見たのでレビューしていきます。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!
どんな映画?
1960年代のアメリカにおいてまだ人種隔離政策が行われている中、NASAのラングレー研究所に勤める、3人のアフリカ系アメリカ人の女性が有人宇宙船計画を通じて自分の道を切り開いていく物語です。
誰が出ているの?
監督はセオドア・メルフィさんが、NASAの宇宙計画の軌道計算を担当し、初期の宇宙計画の成功に大きく貢献したキャサリン・ゴーブル・ジョンソン役は、タラジ・P・ヘンソンさんがつとめています。
さらに、ラングレー研究所で初めて部下を持つアフリカ系アメリカ人女性となったドロシー・ヴォーン役にオクタヴィア・スペンサーさんが、NASAで初めてのアフリカ系アメリカ人女性のエンジニアとなったメアリー・ジャクソン役にジャネール・モネイさんがつとめています。
3人のアフリカ系アメリカ人女性のサクセスストーリー
3人は、優秀は人たちなのですが、アフリカ系アメリカ人であること、女性であることから有人宇宙計画という当時では最先端の研究を行なっていたNASAの研究所の中ですら差別を受けます。
キャサリンは、コーヒーポットが分けられてしまったり、彼女の異動先のビルには非白人用のトイレが設けられていなかったため、敷地を横断して別の建物にあるトイレを使うために移動しなければいけませんでした。
またドロシーは、計算係のまとめ役をしていたにも関わらず、管理職にはなれないといわれていました。
メアリーは、エンジニアになることを希望しますが、彼女がエンジニアになるために通わなければいけない大学は男性のみとされていました。
NASAに出勤する時は一緒に車を乗り合いして出勤するくらい仲く、家族ぐるみで付き合いものある3人が、各々が抱える問題をどう乗り越えていくかが描かれています。
キャサリンは、研究所の他の人たちが行った計算の確認(いわゆる検算)を行うために配属されたのですが、最初は機密情報保持のために肝心な部分が黒塗りされた資料を渡されていました。
ただ、あることをきっかけに起動計算が間違っていることを証明し、徐々に信頼されるようになっていきます。
そして、ある時上司のアル・ハリソンがキャサリンが長時間離席していることに気がつき、その理由を問いただしたところ、トイレにいいっていたことがわかります。
その後、アル・ハリソンはビルのトイレに掲示してある「白人用トイレ」というサインをバールで叩き落としキャサリンでも使用できるようにします。
特にヘッド・エンジニア(アル・ハリソンの次席的な存在)であるポール・スタッフォード役のジム・パーソンズがキャサリンに対して最初は、「大したことできるはずはない」という態度をとるものの、少しずつ彼女を認めていき最終的には彼女を認めていくように変化していく演技がとても良かったです。
あと、最初に有人起動周回に挑戦する宇宙飛行士のジョン・グレンが、キャサリンの能力を見てスッと信頼するところが、たのNASAの人たちとの対比がよく出ていて、かっこよくて痺れてしまいました。
まとめ
この映画は、3人のアフリカ系アメリカ人女性のサクセスストーリーです。
非常にとんとん拍子で成功へ進んでいってしまう感じが、もうちょっと色々な苦労話があっても良かったのではないかと思わなくはないですが、
時代背景がジョン・F・ケネディという若い大統領が登場し、ロシアに先を越されたものの、人類が宇宙へと挑戦しようとするまさに大きく時代が変わろうとしていく最中であったことを考えると、
こういった話の展開が自然なのかもしれません。
見た後にとても前向きになれる映画でした。
今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
それでまた次回、お会いできると嬉しいです‼️
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