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【映画レビュー】「ゴジラ -1.0」

本日も読んでいただきありがとうございます!
今回はAmazonプライムで配信が開始された「ゴジラ -1.0」を見たのでレビューをしていきたいと思います。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!



どんな映画?

特攻兵だった敷島浩一は、飛行機の故障と偽って、小笠原諸島の大戸島の基地に着陸しますが、その島がゴジラに襲われ、敷島と整備兵の橘だけが生き残ります。
終戦を迎え廃墟と化した実家に戻り、押しかけてきた大石典子と赤ん坊の明子と暮らし始め、なんとか普段の生活を取り戻し始めた矢先、東京がゴジラに襲われます。
大戸島のできことで心に大きな傷を負った敷島は、ゴジラにどう大していくのかを描いた映画です。


誰が出てるの?

監督は『ALWAYS 続・三丁目の夕日』で知られる山﨑隆さんが務めらています。
この物語の主人公特攻兵として敷島浩一役に神木隆之介さん。見知らぬ人から赤ん坊を託されれ敷島の家に押しかけてきた大石典子役に浜辺美波さん。
敷島の家の隣人で敷島や大石の世話をやく太田澄子役に安藤サクラさん。
敷島が戦後に働く、機雷除去の特設掃海艇「新生丸」の秋津淸治艇長役に佐々木蔵之介さん。
新生丸の乗組員で、「学者」と呼ばれる元技術士官の野田健治役に吉岡秀隆さん。
大戸島の基地で戦闘機の整備をやっていた橘宗作役に青木崇高さん。
など、俳優陣がかなり豪華です。


ゴジラだけどゴジラではない

本作品は、直近で見た「シン・ゴジラ」や過去に見た他のゴジラの作品と比べると、より人、もっというと敷島 浩一(神木隆之介さん)という個人にフォーカスがあてられた作品でした。
全てのゴジラ作品を見ている訳ではありませんが、今までの作品では主人公はあくまでゴジラであり、映画の最後までゴジラであることが多かった印象です。
仮に人が出てきても、それは人類というグループとしての人であり、登場人物もあくまでその人類の代表としての人として描かれていた印象でしたが、この作品では敷島 浩一個人がどうゴジラと向きあうのかを描いていたところが見ていてとても感情移入ができましたし、描き方としてとても自然に思えました。


ゴジラも迫力あり

本作品のゴジラは、その大きさ、物理的破壊力の凶悪さ、そして光線の脅威的な破壊力を最大限に表現していたように感じました。
一番印象的だったのは、映像が人の眼線から撮ってい木、見上げた角度でゴジラの迫力を見せていくシーンを多く採用することでゴジラの大きさを印象づけることに成功していたように思います。
また、ゴジラの全身を映すことも特に映画の前半では極力する少なくして、「エイリアン」のように実態がわからないからこそ、底知れない恐怖というものを演出していたように思いました。
このような演出が可能となったのも、前半にお話しした通り、本作品が人を中心に物語が構成されていたからだと思います。
これが、ゴジラ中心に描かれていたとしたら、どうしてもゴジラの能力や、大きさ、破壊力などを表現していき、街とゴジラとの比較などのシーンも挿入しないといけなくなっていたように思います。


まとめ

敷島浩一という人がどうゴジラに対していくか、という視点で描かれたゴジラは、わたしには新鮮に感じました。これまでも国内実写としても29作品(Wiki情報によります)も作られている中で、オリジナリティがあり怪獣映画の枠を超えた作品になっていると思いました。
異なった切り口のゴジラを見たい方はおすすめです。
もし、次回作があるとすると、どういった形で継承していくのかとても楽しみです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
今回は以上になります!

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