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話し合うとき、大切にしたい5つの姿勢

cotreeの全社会議でミッションやビジョン、バリューを話し合いました。そのとき、大切だと感じたことをメモしておきます。

1. 「答えはある」と信じる

絶対普遍的な解はないけど、そのときの自分たちなりの答えはあると信じています。その前提がなければ、メンバーで議論をすること自体、意味がないように感じてしまう。

ゼロから生み出していくよりも、自分たちの中にあるものに形を与えていくようなイメージの方が、やりやすい。

なんとなく共有されている暗黙的な運営の想いや価値観を、きちんと掘り起こしてあげることが大切。

2. 自分たちの言葉で語る

ロジカルな言葉や辞書のような網羅的な言葉は、チームの方針を決める際にはあまり役立たないと感じます。論理とセオリーだけで物事をスムーズに進めれるなら、世の中の企業やサービスはもっと成功しているはず。

必要なのは、いまの自分たちの想いを形にすること。そのために自分たちだから語れる言葉を選び取ることが大切。

素晴らしい彫刻家が石を見て、石の掘られたい形をイメージするように、自分たちの行動や想いに言葉を当てあげたい。

3. もやもやを大切にする

言葉にはできないけど何か引っかかっている、その感覚をとても大切にしたい。既存の言葉では表現しきりないことが表現される一歩手前まで来ている。言語化するために、声に出したり絵を描いてみたり、様々な角度からアプローチする。

既存のミッションやビジョンをアップデートするよりも、全く新しいものを作ってから既存のものにマージしていくのがいいかもしれない。

4. 議論するメンバーを信じる

「あいつの言っていること、信じられない。」

そう思っている人が一人でもいたら、議論はできなくなってしまうと思う。論理が負の感情でかき消されてしまうから。

「いまのメンバーで話すからブラッシュアップできる」と信じる。全員が会社とサービスの一員であることを信じる。

性悪説でメンバーへの予防策を取るよりも、性善説で成し遂げたいことに全力で臨みたい。

5. 意思決定を信じる

何に決めるかよりも、決めたことをやりきることの方が大切だと思う。意思決定は誤ることが普通だから。

だれが決めたかよりも、決めたことに全員で取り組める方が大切。1人の150%よりも5人の110%の方が大きな力を出せるから。

意思決定は重要な機能だけど、意思決定だけでは何にもならない。大切なのは決めた後、どう行動するか。積み上げていきたい。

自分から信じる力は、前に進む力の源泉

自分たちなりの言葉と答え、
言葉にならない想い、
議論するメンバー、
意思決定。

そうした一つ一つをどれだけ信じることができるか。
信じたものを信じ切れるか。

明確な答えが示されていない今の世の中にこそ、自分から信じる力が大切だと思う。

TOP画像は、cotreeメンバーのやりたいこと付箋一覧。みんながやりたいことが可視化されているの、いい。


最後まで読んでいただきありがとうございます。