ラディッシュ粥のレシピ( 目のケア、胃腸の養生、お子様の風邪の時の栄養補給に )
(2023/02/27追記)
ラディッシュ粥をさらにパワーアップさせました!ぜひ以下の記事をご覧ください。
う〜っすらピンクに染まったかわいいおかゆができました!サラダでおなじみのラディッシュが主役のおかゆです。
二十日大根とも呼ばれるラディッシュは、かぶに見えるけれど大根の仲間。
お味もやさしい味の大根粥という感じです。栄養もほぼ大根と同じで、胃腸にやさしく、のどの痛みの緩和効果が期待できます。
ラディッシュの色素成分はブルーベリーでおなじみのアントシアニンです。同じく目に良いとされているクコの実をあわせることで、眼精疲労をケアします。目にやさしくて、見た目もかわいいとはうれしい!
生でもピリッとおいしいラディッシュですが、コトコト煮込めば小さな子もおいしくいただけると思います◎
目にやさしくて目にうれしい「ラディッシュ粥」
生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。完成まで50分〜1時間ほどかかりますが、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。
記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!
【 材料 】(2人前)
▶︎ 生米 ・・・半合
▶︎ 水 ・・・700ml
▶︎ 中華だし ・・・小さじ1
▶︎ ラディッシュ ・・・4個
▶︎ 塩 ・・・小さじ1/3
お好みで
▷ クコの実(水で戻す)
【 レシピ 】
①厚手の鍋によく研いだ米、水700ml、中華だしを入れる。
②鍋を中火にかける。このときフタはしない。
ラディッシュの実の部分を四等分に切っておく。
③鍋に白い泡がふつふつと立ったら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で弱火に30分かける。
タイマーが残り10分になったら、ラディッシュを入れる。
④塩で味をととのえたら、鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。
フタをして10分蒸らす。
お好みででクコの実ともに器に盛りつけたら、完成!
【 つくりかた (写真つき)】
ここからは写真とともに詳しい作り方を解説いたします!
①準備
水がにごらなくなるまで、お米(半合)をていねいに研ぎます。
焦げ付きにくい厚手のお鍋に、生米、水700ml、中華だし(小さじ1)を入れます。
お鍋は土鍋でもOKです!大きめのお鍋の方が吹きこぼれにくいので、十分な大きさのある土鍋をご用意ください。また、雪平鍋など薄手のものは焦げ付きやすくなるので、全体的に火加減を弱めにしてください。
②中火
用意ができたら、お鍋を中火にかけます。このときフタはしません。
中火は、炎の先端がちょうど鍋底につくくらいの強さです。しっかりと鍋の中心と火の中心を合わせることで、焦げ付きや加熱のムラを防ぐことができます。
鍋の温度が上がるのを待つ間に、具材の下ごしらえをします。
ラディッシュの実を四等分に切ります。
コロコロまん丸もかわいいのですが、できたてのおかゆはとても熱くなるので小さく切ることをおすすめします。
クコの実をのせる場合は、さっと流水で表面の汚れをとって、水につけておきます。
水で戻したクコの実(ゴジベリー)は甘酸っぱいレーズンのような味。杏仁豆腐のような甘いものにも、サラダのようなしょっぱいものにも合う、不思議な木の実です。
③弱火
表面の白い泡がポコポコとし始めたら、おたまで混ぜます。
鍋底に米粒が張りついているので、おたまではがすようにそ〜っとていねいに混ぜます。
吹きこぼれを防止するためにフタに菜箸をはさんだ状態で、30分間弱火にかけます。
写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫です。忘れないようにタイマーをセットしておきましょう。
タイマーが残り10分になったら、ラディッシュをお鍋に入れます。
10分ほどの加熱でもじゅうぶんやわらかくなり、おかゆがちょっぴりラディッシュのピンク色に染まります!
④仕上
30分弱火にかけたら、お塩(小さじ1/4〜1/3)を入れて全体を混ぜて、火を止めます。
全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。
さらに10分間、フタをして蒸らします。
すでに食べられる状態ではありますが、しっかり蒸らし時間を確保することで、よりふっくらとしたおかゆに仕上がります。
蒸らしが完了したら、お好みでクコの実ともに盛りつけて、完成です!
かわい〜い!かわいくて食べるのがもったいな〜い!…と言いながら、おいしくパクパクいただきました。笑
火を通したラディッシュはちょうど大根のような食感で、辛味が消え、甘みすら感じます。
クコの実のお花のせもかわいいですが、ハートのせもおすすめです♡
キュン♡
お子様の風邪の時にもおすすめ
具合が悪いときに、消化の良い大根粥は理想的なおかゆですが、ちょっと地味。特にちいさな子にとって、大根粥はハードルが高いですよね。
大人なら、この地味さが「あ〜…おいしそう〜…」と思えるんですけどね…
その点、ラディッシュ(二十日大根)なら、大根と成分的にほぼ同じでありながら、見た目が鮮やか!甘みもあるのでずいぶん食べやすいと思います。
ちいさな子でもラディッシュ粥なら「わあ〜!」とごきげんに食べてくれそう。大人でも食欲が落ちている時に、かわいいおかゆを前にしたら気持ちが和らぎますよね。
ただ、お子様にはちょっと薄味すぎるかもしれないので、パラパラとお塩をかけてあげるとさらに食べやすくなると思います◎
今日も長〜いレシピを読んでくださってありがとうございました。
明日もおいしいおかゆを作ります。ごちそうさまでした!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?