生米からつくる『かぼちゃとあずきのいとこ粥』のレシピ|素材の甘みが引き立つ!ぽっかぽかの冬至粥
「かぼちゃとあずきのいとこ煮」の材料が揃っていたら、「いとこ粥」にして、晩ごはんのメインにしちゃうというのはいかがでしょうか?
おかゆは素材の甘味を引き立てるのが得意なお料理。かぼちゃ、あずき、お米の甘みをぐ〜〜〜んと引き立てます。
ポイントはほんのちょこっとのお醤油。大人も子どもも大好きな、甘じょっぱ系の一皿に仕上がります。かぼちゃとあずきの両方が揃わなくても、かぼちゃだけ、小豆だけ、というのもアリアリ◎
生米から作るおかゆに面倒なイメージがあるかもしれませんが、放置する時間も多いのでそれほど手間はかかりません。ぜひお試しください!
このレシピは昨年公開した『かぼちゃとあずきのいとこ粥のレシピ( 風邪予防、疲労回復、むくみの解消に )』の分量・手順を見直した、パワーアップバージョンです!
ぽかぽか冬至粥『かぼちゃとあずきのいとこ粥』のレシピ
調理時間:約1時間
目的:風邪予防、疲労回復、むくみの解消
【 材料 】(お茶碗2杯分)
▶︎ 生米 ・・・1/2合(約75g)
▶︎ 水 ・・・700ml
▶︎ かぼちゃ ・・・100g
▶︎ ゆであずき・・・50g(大さじ2〜3)
▶︎ 塩 ・・・小さじ1/2
▶︎ 醤油 ・・・小さじ1/2
▶︎ 砂糖 ・・・小さじ1〜
お好みで
▷ ゆず皮
*あずきはお砂糖を使っていない、無糖のものを使用します。
【 作り方 】
①厚手のお鍋に研いだ米、水700mlを入れる。ふつふつと沸くまで、フタをせずに中火にかける。この間にかぼちゃを1口大に切っておく。
②お鍋が沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で弱火に20分かける。
③かぼちゃ、あずきをお鍋に入れる。先ほどと同様にフタをして弱火に10分かける。
④さっとアクをすくいとり、塩・醤油で味付けをする。味見をしてから、最後に砂糖で味をととのえる。全体を混ぜたら火を止める。フタをして10分蒸らす。
【 作り方 (詳細)】
①中火
厚手のお鍋に、よく研いだ米( 1/2合 )、水700mlを入れます。
お鍋は土鍋、片手鍋、両手鍋など、フタつきのものならなんでもOKです!なるべく厚手のもののほうが焦げつきにくくておすすめです。今回は、宮崎製作所ジオの片手鍋18cmを使用しました。
沸騰するまで、フタをせずに中火にかけます。
焦げつかないようにお鍋の中心と火の中心を合わせます。
この間にかぼちゃ(100g程度)を一口大に切っておきます。
スプーンですくいやすいサイズを目安に。皮つきの方が煮崩れにくくておすすめです。
②弱火
お鍋の中がふつふつと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜます。
底にくっついた米粒をそっとはがします。
箸を渡してフタをして、弱火に20分かけます。
お箸をかませてフタをすることで、吹きこぼれる確率をぐっと減らすことができます。そしておかゆを構わない!混ぜずに放っておくのがおいしさの秘訣です。
③具材を入れる
かぼちゃ、あずき(50g)をお鍋に入れます。
重ならないようにまんべんなく入れます。具材を入れた後のかき混ぜは不要です。おかゆの上に「置く」感じで入れます。
先ほどと同様にフタをして弱火に10分かけます。
かぼちゃは思いのほか早く火が通ります。加熱をしすぎてしまうと「ほくほく感」が失われてしまうのでご注意を。
④仕上
さっとアクをすくいとり、塩(小さじ1/2)、醤油(小さじ1/2)で味付けをします。
味つけの順番がいちばんのポイントです!
「甘い→しょっぱい」と味付けをするとどんどん味が濃くなってしまうので、「しょっぱい→甘い」と味を作っていきます。塩っけで十分甘味を引き出してから、お砂糖ですこし甘味を助けるイメージ。
味見をしてから、最後にお砂糖(小さじ1〜)で味をととのえます。全体を混ぜたら火を止めます。
今回は小さじ2ほどのお砂糖を入れました。迷ったら薄めで!味が薄い分には後で濃くできるので、なるべく薄め薄めに仕上げておきます。
フタをして10分蒸らします。
蒸らし時間にかぼちゃのほくほく感が増し、味がいい感じに馴染みます◎
お好みで柚子皮とともにおかゆを器に盛りつけたら完成です!
いただきます!
おおお〜!かぼちゃがまぶしい。透き通るようなオレンジ色です。
かぼちゃ、あずきもそうなのですが、お米が甘い!これはお米から炊いたおかゆならでは。
甘みがしっかり出るので、柚子皮のさわやかさがいいアクセントになっています。
う〜ん、おいし〜い……!温まる〜…!
「しっかりお腹いっぱいになりたい時は、焼いたお餅をのせるのも良いかもね」と夫。なるほど、いいですねえ。
超甘党の方は「きなこ」や「黒蜜」をかけるのもアリアリ。
ぜひ、自分仕様の「いとこ粥」をみつけてみてくださいね。
◇ ◇ ◇
▷ 冬至は「ん」のつくものを食べると◎ れんこんのおかゆもおすすめです。
◇ ◇ ◇
一陽来復、無病息災。
みなさんのいただきますが笑顔でありますように。ごちそうさまでした!
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