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生米からつくるおかゆのレシピ

はじめておかゆを作る方でも簡単にできる基本のレシピをまとめました。

ごはんから作るおかゆを「入れ粥」というのに対して、わたしの紹介するおかゆは生米から作る「炊き粥」といいます。

炊き粥のメリットはというと

①炊いたごはんがなくても、生米からお鍋一つで調理できる!
②火にかける時間が長いから、具材を入れるタイミングを調節してアレンジがしやすい!
③ずばり、おいしい!

ごはんからつくるおかゆとの違いに、きっとハッとするはず!

そうそう、メリットだらけの炊き粥ですがひとつ欠点があります。
それは、完成まで約50分かかること。

ただ、きっちり火の前にいなければいけない時間はそのうちの10分ほど。
ずーっと目を離せないわけではないのでそこまで大変ではないですが、お時間にゆとりのある時にお試しくださいね。

1.材料をそろえる

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< 材料 >
生米 1/2合 (1カップは200ml、1合は180mlです。違いに注意!)
水 700ml
塩 ひとつまみ

< 使用する調理器具 >
・フタつきの鍋(厚手で、そうめんが茹でられるくらいの容量があると◎)
・菜箸
・おたま

お米を計量すると、生米のかさの小ささに「えっ……これだけ?」とびっくりするかもしれません。

でも、お米は水を含むと、と〜っても増えます。なんとお米1/2合でお茶碗約2杯分のおかゆになります。作りすぎにはご注意くださいね。

では、はじめに全体の工程を確認しておきましょう!

2.全体のつくり方の確認

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ざっくり言うと、はじめだけ中火、あとは弱火、最後に蒸らして完成です。

プラスの部分の下にある具材名は、他の具材をいれるときのタイミングです。
今回は、アレンジ具材なしのシンプルな「白粥」をご紹介します。


3.作り方

【その1】準備をします

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横着なので、お鍋の中でお米を研いでいます。
指先をすぼめて、シャカシャカシャカシャカ〜

土鍋炊きもおいしいけれど、容量のあるお鍋のほうが吹きこぼれにくいのと、洗って乾かすが手間なので、いつも片手鍋で作っています。

慣れてきたら、お水は600ml〜900mlくらいまで変更してOKです。
火加減や、具材によっても変わるので、「自分的にこのくらい」の感覚がつかめるまで、700mlを基本に作るのがおすすめです。

【その2】中火でお米に火を通します

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お鍋に白い泡が立つまで、中火にかけます。
この工程までは、お鍋のそばにいてくださいね。

【その3】弱火でじっくり火を通します

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ふつふつ…ポコポコ…を確認したら弱火にしします。お鍋全体をおたまでそ〜っと混ぜます。

そして、30分コトコト弱火にかけます。お鍋の表面がふつふつと踊り続けるくらいの火加減。

菜箸をはさんでフタをすれば、吹きこぼれずに安心です。視界にお鍋が入る範囲なら、火から離れても大丈夫。

【その4】蒸らして、盛り付けたら完成!

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30分弱火にかけたら、フタを取り、お塩を入れて、全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。
お塩が少ない分には盛り付けたあとでも調節できるるので、少なめにしておくと安心です。

お米をふっくらさせるために蒸らし時間は10分が理想ですが、5分程度でも大丈夫。
蒸らし時間ゼロのサラサラおかゆという手も。
今回の白粥はふっくら感が大切なので、できれば10分間、我慢しましょう!

盛り付けたら完成です!

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きれい……!真っ白ふっくらなおかゆの神々しいこと。

一口食べるとふわっと広がるお米の甘みにハッとするはず。


今回は、かいわれ大根と梅干しをトッピングしました。

風邪を引いてしまった時は、生姜のすりおろしをちょこんと載せたり。

定番の梅干し、海苔の佃煮の他に、シソ、ミョウガ、ラー油なんかもおすすめです!

全体を通してのポイントは、構いすぎないこと
まぜまぜいじりたくなりますが、ぐっとこらえて、おいしくな〜れの気持ちは念力で送りましょう。

おかゆは作り置きには向かないので、あつあつをお召し上がりください。


「きほんのおかゆ」の作り方さえマスターすれば、自分好みの食材を組み合わせたオリジナルのおかゆがどんどんつくれますよ!

具材を入れたり、水の量を調節したり。

みなさんのオリジナルおかゆもぜひ教えてくださいね。


◇ ◇ ◇

(2022年3月15日追記)

こだわりの白粥のレシピはこちら!

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