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生米からつくるおかゆのレシピ

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生米からつくるおかゆのレシピ記事をまとめました。
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#おうち時間を工夫で楽しく

生米からつくる「ビーツ粥」のレシピ

「ビーツってどんなお野菜……?」と思う方にこそおすすめです!おかゆにすると、食材の味や香りが引き立つので、ビーツがどんなお野菜か特徴をつかめるのです。 きっと「な〜んだ、思ったより使いやすいじゃん」と思うはず。見た目以外のことをいえば、素朴系に分類される味や食感なのです。 ビーツ(ビート)はロシア料理のボルシチに欠かせない根菜です。 なんせお料理を真っ赤に染めるので、強烈な味や、はたまたトマトのような風味を想像しますが、ぜ〜んぜん違います。赤カブとも全然違います。 穀

生米からつくる「鶏おろし粥」のレシピ

ポン酢とおかゆって合う!鶏肉のおかゆに大根おろしをどっさりと乗せた、さっぱり食べやす〜いおかゆをご紹介します。 温かいおかゆと冷たい大根おろしの口当たりのメリハリ、そして優しいお味の鶏肉のおかゆとキリッとした酸味のポン酢で味の濃淡があるので、一口ごとにリズムがあって、次の一口をどんどん誘われちゃうのです〜…! ぜひチャレンジしていただきたいが「自家製ポン酢」!ポン酢って、醤油・酢・みりん・レモン汁のブレンドですぐにできちゃうんですよ。お家でいつも使っている調味料から作った

生米からつくる「芹まいたけ粥」のレシピ

せりのシャキシャキ、まいたけのコリコリにうきうき。味よし、香り良し、食感良しの、隙なしのおかゆをご紹介します。 せりとまいたけは本当に相性が良いです〜。おひたし、鍋(きりたんぽ鍋!)、お吸い物。もちろん、おかゆにしてもとってもおいしいです。 思い切って出汁を使わずに、具材から出る旨味をを堪能しました。特にまいたけは旨味が強いので、お出汁なしでもじゅうぶんおいしいです。香りもダイレクトにたのしめます。 春は、冬の間に落ちてしまった代謝を取り戻したい季節。どよ〜ん、もよ〜ん

生米からつくる「まるごとにんじん粥」のレシピ

わたしはこのおかゆで、夢をふたつも叶えました。 ・ステーキやハンバーグの隅っこにちょこんといる、甘くて宝物のようなにんじん(にんじんグラッセ)を大量に食べたい! ・にんじんグラッセを作るときにでる煮汁も食べたい! ……という、わたしの夢(食い意地)から生まれた「まるごとにんじん粥」。こんなにおいしい出会いになるとは驚きでした。 弱火でコトコト煮込んだにんじんから、ぐぐっと甘みが引き出され、お砂糖は使っていないのにあま〜いのです。しかも、にんじんから溢れた旨味もお米がぎゅ

生米からつくる「ミント粥」のレシピ

うわ〜…こりゃまた際どいおかゆを……と、思いますよね〜。わたしも思いました。笑 でも、ミントのおかゆはわたしのオリジナルではなくて、中国で「薄荷粥」として親しまれている定番の品。中国の方は風邪をひいた時や、夏にいただくのだそうです。もち米を使ってとろりと仕上げるのが特徴です。 温かいのに、す〜っとひんやりした心地もして、不思議な感じです。さっぱりすっきり、鼻が通るし、頭がシャンとするし、ノドの不快感にもばっちりです。食べた後に口がもたつかないのも◎ 風味は豊かですが、味

生米からつくる「みょうが粥」のレシピ

シャキシャキとしたみょうがの食感をたのしむおかゆを作りました! 「みょうが粥」と名付けたものの、実はおかゆにみょうがをのせただけ。 みょうがは生でシャキシャキといただくのが一番おいしいですよね〜…! ポイントは、最後にぐるっとかけたごま油。 「ごま油×おかゆ」、「ごま油×みょうが」、どちらも黄金コンビだからでしょうね、ごま油がおかゆとみょうがをいい感じにつないでくれました。 みょうがには血行促進作用・解毒作用があるため、口内炎対策に効果的です。さらに、身体を温めてくれる

生米からつくる「バターコーン粥」のレシピ

HAPPY感が満点のおかゆをご紹介します! バターコーン…?子ども向けのおかゆ……?と思うかもしれませんが……コーンとバターの甘い香りに包まれて、コーンのプチっと感を楽しんで、だんだんバターがとろけていくだなんて、大人だってニッコニコになっちゃいます〜! ポイントは、ローリエを入れておかゆを炊くこと。 コンソメを入れたくなる場面ですが、コンソメを入れると途端に味がのっぺりと単調になって、どんどん味が濃い方に向かってしまいます。コーンの甘みをたのしむために、自然な風味づけ

生米からつくる「スパイス紅茶」のレシピ

このおかゆ、流行るかもしれません。 茶粥と言えば「ほうじ茶」ですが、「紅茶」でおかゆを炊くと華やかな香りのおっしゃれ〜な茶粥ができるんです! サラサラした口当たりは、まさに茶粥。人によっては物足りないほど素朴なお味です。でも、超素朴なおかゆだからこそ、このおかゆを基本形にいろいろ発展しうる大きな可能性を感じました。 このおかゆの面白いところは、スパイスとの相性が良いところ。言うなれば”食べるハーブティー”です。 身体の冷えがあるときは生姜を、胃を活発にしたいときはクロ

生米からつくる「ムール貝粥」のレシピ

たぶんこのおかゆはお店では出せないと思います。 おすすめの食べ方は、ムール貝の貝殻をスプーンにして、おかゆをパクッ。身からこぼれ出て貝殻に溜まっていた旨味エキスも、おかゆと一緒にいただく「貝殻スプーン式」! 旨味がじゅわ〜〜〜〜!!!手がべっとべと〜〜!!!笑 剥き身にした方が食べやすいけれど「貝殻スプーン式」のおいしさは……ごく控えめに言って最高です〜…。お店で出すにはワイルドすぎだと思いますが笑、やはり貝は貝殻から直接パクッといただくのが一番美味でございます。 今

もち米でつくる「みたらし粥」のレシピ

もち米で炊いたもっちりとした白粥に、お団子でおなじみの「みたらしあん」をたら〜っとかけました! おかゆが苦手な方は多いですが、お団子やお餅はみんなだ〜〜〜いすき。このみたらし粥は、あんかけ粥と、お団子と、つきたてのお餅のいいとこ取りをしたような、大人も子供も大好きなお味です。 もち米でおかゆを炊くと、もっちり感がアップして、おもちの甘い香りがふわ〜ん。これだけでもおいしいのに、アツアツのみたらしをたらしちゃったらもう……ちょっとした天国です。笑 もち米は身体を温めてくれ

生米からつくる「鶏粥」のレシピ

鶏の旨味でとろっとろに白濁した、旨味の詰まった贅沢なおかゆを作りました! このおかゆ、かなり手間のかかる子です。アクが次々湧いてくるので、5分に一度はお鍋の様子をうかがって、いつも気にかける感じです。 手間だなあ〜…と思うんですけどね、一口食べるとあら不思議。あまりのおいしさに「これだけおいしければ仕方ない」と思えちゃいます。 鶏肉からわきでる旨味で乳白色に染まったとろとろのおかゆ。濃厚な旨味を持っていますが、材料がシンプルだからでしょうか、しつこさはありません。 最

生米からつくる「きのこ粥」のレシピ

たっぷりきのこをコトコト煮込んだ、きのこ色に染まったきのこ粥を作りました!隅々まできのこの旨味がぎゅ〜っ! おいしくておいしくて、「あ〜…」とか「うま〜…」とか、そんな言葉しか出なくなっちゃうんです。そういうおいしさって、ありますよね。 きのこには身体の免疫機能アップに良いとされている「ビタミンD」「β-グルカン」がたっぷり含まれています。さらに、豊富な食物繊維が腸内環境も整えてくれるので、花粉症対策にもぴったりです。 調理中、割と早い段階からきのこの香りがお部屋中に広

生米からつくる「福豆粥」のレシピ

(2023/02/04追記) も〜っとおいしい大豆粥に出会いました。 ぜひ以下のレシピをご覧ください! 「鬼は外!福は内!」の、あの "福豆" を、おかゆにしてみました! 福豆を煮込むと、どんな味になると思いますか? 大豆の水煮よりちょい固めのやわらかさで、煎り大豆の香ばしさを残しつつ、豆乳でおなじみの大豆の甘みがふわ〜ん。 煎り大豆ならでは、おかゆならではのおいしさがそこにはありました。 ボリボリボリボリ食べる福豆もおいしいけれど、煮込んでじんわ〜り味わう福豆も

生米からつくる「新じゃがセロリ粥」のレシピ

今の時期だけ出会える!春に収穫されたばかりのフレッシュなじゃがいも、「新じゃがいも」を使ったおかゆをご紹介します。 一年を通してスーパーで売っているじゃがいもは、完熟してから収穫、熟成期間を経て出荷されます。そのため、じゃがバターなどホクホクっとした食感を楽しむお料理に向いています。しっかり固いので、日持ちします◎ 一方、新じゃがいもは、完熟前に収穫、熟成期間を設けずに出荷されます。食べた瞬間のホクっとさは残しつつ、香りが高く、皮がとても薄いのが特徴です。みずみずしく、透