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生米からつくる「福豆粥」のレシピ

(2023/02/04追記)

も〜っとおいしい大豆粥に出会いました。
ぜひ以下のレシピをご覧ください!



「鬼は外!福は内!」の、あの "福豆" を、おかゆにしてみました!

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福豆を煮込むと、どんな味になると思いますか?

大豆の水煮よりちょい固めのやわらかさで、煎り大豆の香ばしさを残しつつ、豆乳でおなじみの大豆の甘みがふわ〜ん

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煎り大豆ならでは、おかゆならではのおいしさがそこにはありました。

ボリボリボリボリ食べる福豆もおいしいけれど、煮込んでじんわ〜り味わう福豆も良いものです。福を年の数だけ身体に取り入れることが福豆のポイントだそうですから、おかゆだってOKなはず◎

手が込んでいながらも、シンプルな材料で作った素材の味を堪能するお料理って実は貴重です。外食ではそうそう出会えない、ゆったりじっくり味わう贅沢にほっと心がゆるみますよ〜。

しけてしまった福豆の再利用レシピとしても、ぜひご活用ください。


お豆が甘くてやわらか〜い「福豆粥」

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生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。完成まで50分〜1時間ほどかかりますが、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。

記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!

【 材料 】(2人前)

 ▶︎ 生米      ・・・半合
 ▶︎ 水*         ・・・800ml
 ▶︎ 福豆(煎り大豆)・・・20g程度
 ▶︎ 塩       ・・・小さじ1/2

*水800mlでとろとろ系でした。
もったり感が欲しい場合は750ml前後がおすすめです◎

【 レシピ 】

①厚手の鍋によく研いだ米、福豆、水800mlを入れる。

②鍋を中火にかける。このときフタはしない。

③鍋に白い泡がふつふつと立ったら、
鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に30分かける。

④塩で味をととのえる。
鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。
フタをして10分蒸らす。器に盛りつけたら完成!

【 つくりかた (写真つき)】

ここからは写真とともに詳しい作り方を解説いたします!

①準備

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水がにごらなくなるまで、お米(半合)をていねいに研ぎます
焦げ付きにくい厚手のお鍋に、生米、福豆(20g程度)、水800mlを入れます

お鍋は土鍋でもOKです!大きめのお鍋の方が吹きこぼれにくいので、十分な大きさのある土鍋をご用意ください。また、雪平鍋など薄手のものは焦げ付きやすくなるので、全体的に火加減を弱めにしてください。

②中火

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用意ができたら、お鍋を中火にかけます。このときフタはしません。
中火は、炎の先端がちょうど鍋底につくくらいの強さです。しっかりと鍋の中心と火の中心を合わせることで、焦げ付きや加熱のムラを防ぐことができます。

③弱火

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表面の白い泡がポコポコとし始めたら、おたまで混ぜます
鍋底に米粒が張りついているので、おたまではがすようにそ〜っとていねいに混ぜます。

吹きこぼれを防止するためにフタに菜箸をはさんだ状態で、30分間弱火にかけます
写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫です。忘れないようにタイマーをセットしておきましょう。

④仕上

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30分弱火にかけたら、お塩(小さじ1/2程度)を入れて全体を混ぜて、火を止めます
全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。

10分間、フタをして蒸らします
すでに食べられる状態ではありますが、しっかり蒸らし時間を確保することで、よりふっくらとしたおかゆに仕上がります。

蒸らしが完了したら、器に盛りつけて完成です

まめまめ〜!水玉模様のおかゆ、かわいいですね〜!

白粥にはない甘い香りがします。

弱火でじっくり炊くので、米粒も豆粒もふっくら。じんわ〜り、おいしい。

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今回はだし汁も使っていないので、本当に素朴な、シンプルな大豆の旨味が味わえます。


シンプルなおかゆなので、自在にアレンジができそうです。

昆布出汁で炊いて旨味を高めるもよし、きのこや鶏肉などの具をプラスして華やかにするもよし◎

最後にゴマをのせてみたり、海苔の佃煮を添えるのもおいしそう◎

お好みにあわせて、どんどんアレンジをしてくださいね。


今日も長〜いレシピを読んでくださってありがとうございました。
明日もおいしいおかゆを作ります。ごちそうさまでした!


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