見出し画像

【アメリカ・学校ボランティア日記 Vol.27 「承認・感謝の機会」は大事だなと感じた話 ~Volunteer Teaに参加してみて~】

こんにちは。アメリカ在住 主婦 Kayです。

今日は、小学校のボランティアに感謝するためのお茶会「Volunteer Tea」に参加してきた話をしたいと思います。


1.Volunteer Teaって何?

昨日、小学校で開かれた「Volunteer Tea」に参加してきました。
Volunteer Teaは「ボランティアに感謝するためのお茶会」ということで、先生方主催で毎年年度末に開催されている模様です。クッキーや飲み物が振舞われます。

いつもは感謝される側の先生たちが、今年度、アートクラスの運営、クラス代表や昼の見守りをしてくれたボランティアを労わってくれるのです。

この場は「大人だけの場」で、こどもたちは「預かって見守りをしてくれる」というサービスまでついていました。

昨日はクッキーや飲み物の他に、こんな可愛らしいキャンドルもプレゼントで頂きました。

私はこういう「誰とでも仲良く話す場」があまり得意ではないのですが、ご近所の大好きなママたちが行く&こどもたちをご近所のおうちに預かってくれるというので、一緒にいってきました。

校長先生を始めとして、多くの先生が参加してボランティアと懇談していて、こどもが一緒にいないので、一息つきながら、ゆっくりとした時間を皆が楽しんでいました。

2.  Volunteer Teaに参加して思ったこと ~コミュニティ・学校運営に大切なこと~

Volunteer Teaは、「少しでも学校やコミュニティ運営に役に立つことができて良かった」と立ち止まって思える節目の機会になっているのだなと感じます。

感謝されたいからやっている訳ではないのですが、ボランティアを続けていくにあたってこういう機会は大切だなと改めて思いました。

Volunteer Teaだけでなく、アメリカの小学校では、学校に関わっている様々な人に対して「貢献を認め、感謝する機会」が多くあります。

先日ご紹介した「先生への感謝週間(Teachers Appreciation Week)」「校長先生の誕生日お祝い」「事務局スタッフへの感謝週間(Admin Staff Appreciation Week)」「冬休み前のクリスマスプレゼント」等、感謝を伝える機会であふれています。

もちろん、強制ではなく任意参加で、やりたい人がやればよいので、気も楽です。

「貢献を認め、感謝する機会」をしっかり作ることで、
来年以降の学校、コミュニティ運営に気持ちよく繋がっていくのだなあと感じます。

日本の学校で、個人主義のアメリカと同じようにやるのは難しいとは思いますが、少し工夫して、クラス全体で、先生やボランティアの方々へ何か「感謝の気持ちを示す機会」等はあっても良いなと思います。
例えば、1年に1回「花束」「こどもたちからの感謝のお手紙」を、
クラスから感謝の気持ちを込めて渡すといった位のことなら、そこまで負担は大きくなくできるのではないかなと感じます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

今週は、Volunteer Teaに参加して感じた学校運・コミュニティ運営に「承認・感謝の機会」は大事だなと感じた話をしました。

それでは、また来週金曜日に。みなさま、よい週末をお過ごしください。

この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?