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【第1回】双極性障害と診断されるまで振り返り

双極性障害と睡眠障害を抱えている院生のかぐらです。

初めての投稿なので、noteを書くきっかけとなったこれらの障害を診断されるまでをまずはざっくり振り返ってみようと思います。

振り返ってみて思うのは、完全に躁状態だったなと思うのは2017年1月~5月頃。遊びの予定を入れたら終電まで遊んでいたし、オールをしていた日もあった。そして、次の日は朝からバイトに行ったり、研究したり。。。「休み」とは無縁の生活をしてました。

そうした生活からガタがきたのが7月。急性副鼻腔炎になってしまいました。発熱から始まり、止まらない後鼻漏と鼻水。それによって起きる吐き気。気が狂いそうになる1か月でした。毎日常に鼻をかんでいる状態だったので、4リットルのゴミ袋が2,3日で鼻をかんだティッシュでいっぱいになるくらいでした。

それくらい鼻がつまっているということは呼吸が上手くできなくなっていました。横になると余計にしんどくて、気がつけば睡眠障害を発症していました。眠いのに寝れない。苦しくて寝付けない。自分のコントロールで寝ることができないことは最もつらいことの一つだなと思います。

また、味覚もおかしくなって、今まで美味しいと思えたものが味を感じなくなりました。などなど、急性副鼻腔炎を患ってからは、生きているだけで疲労が蓄積されていく日々でした。

それによって、躁状態だった私の身体を堰を切ったように悲鳴をあげたのです。睡眠障害にすでになっていたので、眠れない夜に起きれない朝方。起きても、外出することが億劫になって準備もできなくなっていました。準備ができて外に出れる日があっても、イライラや疲労感、身体の痛みは慢性化しており、座っているだけ・立っているだけでもつらくなっていきました。

そのため、研究やバイト、友だちと遊びに行くことさえもできなくなっていきました。どうしたらいいか分からなくなっていた秋頃、2つの出来事があり、精神科に行くことができたのです。

1つめは、バイト先の人に私があまりの休むため心配と今後の働き方の相談をされたことです。他人からみても私は心配されるほど体調を崩しているのだとここで初めて認識できました。「私はなにかおかしい。」と、「ただ日々を過ごしていても仕方ない、何か対策を考えなければいけない。」という考えに至ることができたのです。

その後に2つめの出来事がありました。ある飲み会に奇跡的に行けた際、私の近況を相談として話しました。医療と福祉に詳しい方に行動認知療法を教えてもらいました。「なぜ私に行動認知療法?」というのが私の感想でした。飲み会から帰宅し、いろいろ調べてみると精神科や心療内科で主に使われている治療法でした。「あれ?私は精神科や心療内科に行かなければいけないのか…?」と気付きました。

なんでもいいから解決法がほしかった私はなんとかしてクリニックに行きました。初診を受けるのが大変でした。外出ができないのに予約通りに行かなければいけなかったからです。そうこうして初診を受け、「躁鬱の症状がありますね。」と言われ、何度か通院し、「双極性障害」と診断されました。

以上がざっくりと双極性障害と診断されるまでの振り返りです。人間の生活はなによりも体が資本であると改めて実感します。

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