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双極と不眠の私がプチ旅をして気をつけたいと思ったこと6つ

双極性障害を抱えている院生のかぐらです。

6月9日と10日の1泊2日で友人とプチ旅行に行ってきました。これが双極性障害・睡眠障害になって初めての遠出&外泊。少し緊張と不安がありつつ、とても楽しい時間を過ごせました。

1泊2日の経験になりますが、これらの障害を抱えて過ごすなかで気をつけたいことがいくつかあったので今回はみなさんに紹介していきたいなと思います。

1、絶対薬を忘れない・抜かない

旅行だからといって絶対に薬を忘れたり抜いてはいけないです。当たり前か(笑)でも、私は睡眠の頓服薬を持っていくかは悩んでました。悩んだ末、持っていくことにしました。9日の夜、楽しかったからか身体が興奮状態となっておりストレッチをしても、寝付けそうになかったので頓服薬を飲みました。旅行だからといって、通常の飲み方を変えてはいけないなと思った出来事でした。

2、一緒に旅行に行く人には病気のことを伝えておく

今回のプチ旅行には最も親しい友人と行きました。もちろん、私の障害のことを知っているので、何かあったときも対処してくれると信頼しておりました。また、交通機関では席を譲ってくれたり、旅行のスケジュールをリードしてくれたりとサポートしてくれて、とても有難いものでした。もし、誰かと一緒に旅行に行くなら、あらかじめ伝えておくことが良いと思います。

3、お金を使うときはその人に相談する

旅行は新鮮な行為。それがとっても楽しいのですが、双極をもつ私にとっては興奮状態―躁に転じやすいと思いました。私はお金を使う欲望、衝動買いする傾向は少ないのですが、「あれも必要?これも必要?」と心配になったり買い物欲求は通常よりあった気がします。

そんなときは、一緒にいる友人に「これ買おうかな~」と言ってみること。「いいんじゃない?」「それは要らないっしょ~」という反応をみてお金を使うようにしました。一人だったら絶対に浪費してしまって、今後悔していたと思います。相談は大事ですね。

一人旅であったら、一日の費用を決めておく等、工夫が必要かと思います。

4、時間に余裕を持って予定をたて、行動する

せっかくいつも行かない場所に行くから、「いろんな所に行きたい」と思って過密スケジュールをたてたり、短時間で移動をたくさんすることは止めた方がいいと思います。そのときは躁状態で乗り越えたとしても、絶対にガタがきます。

私は元々バックパッカーで、たくさん歩き不便な道を渡ったことがありますが、それは健康だったとき。バックパッカーのときよりもスケジュールはゆるく、あまり急がないスケジュールを立てていたにもかかわらず、夕方になると脚はパンパンで身体がだるくなるのを感じました。これだけできれば!という目的は一日に2つ程度で十分なくらいだと思います。無理をしない、をモットーに。

5、自分用のレジャーシートOR大きいビニール袋を携帯する

どうしても疲労感を感じやすくなる障害。それは仕方ないこと。また、どこにでも椅子があって休めるわけでもない。それも仕方のないことですね。今回の旅行で海辺に行ったり、船に乗りましたが十分な椅子はありませんでした。そんなときに服を入れていた大きな袋が役に立ちました。袋を敷いてそこに座って過ごすことができたからです。立ちっぱなしは体力を消耗するので、ゆっくりできる場所だけど椅子がない場合に備えて、地面に敷ける物を携帯しておくことを勧めます。

6、その日の疲れは、その日の内に癒す

余裕のあるスケジュールにして、疲れを最小限にする。その疲れを明日に持ち越さないように夜を過ごすことを意識しました。お風呂にはあまり長く入る方ではないですが、湯船につかる時間を少しのばしてそこでマッサージをしました。その後寝る前にストレッチとマッサージを再度。友人と話は尽きませんが、日付が変わらぬうちに布団に入ってぬくぬく。そして就寝。翌日は気だるさなく起床することができました。充実したいからこそ、夜はゆっくり過ごしました。

以上が、1泊2日のプチ旅行をして双極と睡眠を少しでも安定させて過ごす工夫でした。もっと長期であれば、おくすり手帳を携帯する、近くの病院を調べておいたりすること等、さらに工夫しなければいけないことも増えてくると思います。それは、長期旅行する機会があればnoteに残すことにします。読んでいただきありがとうございました!

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