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新婚さん、ルームシェアをする。

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2021年、結婚5年目。 ルームシェアをしながら結婚生活を送っていた私と旦那さんの、 平和だけどもしかして少し変な日々を綴ります。
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記念日なんてものは存在しない。

記念日なんてものは存在しない。

失恋により、半年が経っても心はボロボロ。
どうも、雇われ家主です。

あるのは、大きな一軒家とルームシェアする仲間たち。
そのうちのひとりが現・旦那なわけですが、誰だって人には良い顔したくなってしまうもの。当時は「本当はまだ辛い!」なんて言うこともできず、家ですら元気にふるまう日々。

気持ちに変化が現れたのは、本当に何気ない一言でした。

ルームシェアならではの、お裾分け不思議なもので、心がしん

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家をもらった。

家をもらった。

音楽とバイトに身を捧げた20代。
破局した元彼と、その友達(今の旦那さん)と
修羅場的3人暮らしをしながら4ヶ月が過ぎ
そんな私のカオティックな心情を神様が察したのか、

私は家をもらった。

いや、正確に言えば雇われ家主とでも言いますか、
祖母の持ち物である23区内駐車場付きのどでかい一軒家に
移り住んでくれないか?と父親に打診されたのであります。
父も私が謎のルームシェアをしていることを知って

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3人で暮らしている場合の修羅場とは。

3人で暮らしている場合の修羅場とは。

その三人の内訳が、私と当時の彼、
その友達(今の私の旦那さん)という構図。
時に険悪になりながらもギリギリのバランスを保って暮らしていた私たちに起きた事件とはズバリ「私と彼の破局」でした。

想像してみてください。
三人で暮らしていたうちのカップルが別れた後の空気感を。
やばくね。はい、やばかったです。私的には。ざっくり髪を切るくらいには落ち込んでいました。
二十代後半、もうこの人と結婚するだろう

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付き合う前から一緒に住んでいた。

付き合う前から一緒に住んでいた。

今の旦那さんとは、
付き合う前から一つ屋根の下に住んでいました。
そしてその屋根の下には、
私の当時の彼氏が住んでいました。
はて。修羅場かな。

それは4年くらい前。
当時の彼と同棲して2ヶ月ほど経った頃、
今の旦那さんは家出を画策していました。
正しく言えば実家を出ようとがむしゃらに働いていて、
朝も昼もバイト詰め。
ヨボヨボの若者が困っている。
彼と今の旦那さんも音楽仲間。
”よし、うちにお

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新婚ですが、ルームシェアをしています。

新婚ですが、ルームシェアをしています。

初めまして。
渡部かをりと申します。

いい歳してバンドをやるベーシストであった私には
厚かましくも「二十代の間に結婚したい!」という願望があり、
奇跡的に滑り込みで

2016年、29歳になる年に結婚しました。

やってやったよ!
もらってくれた稀有な旦那さまは4歳年下の当時24歳。

そんな私達は現在
23区内在住、駐車場付き一戸建てに4人で暮らしています。
4人。子供はまだいません。
親族と

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