kawahito

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株式会社ベルシステム24→株式会社ワイキューブ→年間3000名の経営者にビジネスモデル構築の指導。→働き方改革協会 代表理事に就任。 2019年、株式会社batton設立。製造業・卸業の受注入力をAIでゼロにする「受発注バスターズ」の開発を行っています。

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  • カスタマーサクセスって、こういうことだったんだ!

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    新しい働き方、思わず働きたくなる働き方を記載していきます。

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営業得意なスタートアップが「営業禁止」された時の末路。-chapter3〜「あなたから買いたい」に騙されてはいけない〜

前回のおさらい 営業経験者であれば 「あなたから買いたい」と言われれば 嬉しいし、 営業冥利に尽きる、 なんて思うと思う。 価値観の大転換が起きてから、全く異なる受け取り方になった。 元々、前職でビジネスモデル塾なるものの運営をしていて 既存の塾生が1000社ほどあった。 新しい事業を始める際も、この人脈を使い、 1000社を顧客にしていこうとも考えていた。 売り方も、代理店を中心に販売し、 且つ、交流会で人脈を構築して そこから営業につなげようという考え。 もしも

    • 営業得意なスタートアップが「営業禁止」された時の末路-chapter2〜高田純次の適当手帳に隠された秘密〜

      前回のおさらい 自分の大好きな芸能人の1人に高田純次さんがいる。 あのなんとも適当でいながら、実はしっかり考えられている感じがなんとも言えない。 適当さを売りにしているが、実は適当どころか、練りに練られている。 その高田純次さん監修の「適当手帳」なるものをご存知だろうか? この手帳については、実はどうでもいいのだが、 この帯だ。 「使わなくてもいいよ。買ってさえくれれば。」 思わず笑ってしまうような、適当さが出ている。 この面白ががポイントで、「それ、言っちゃうんだ

      • 営業得意なスタートアップが「営業禁止」された時の末路。

        たまたまチームには、 営業が得意なメンバーが集まった。 いや、たまたまではなく、 無意識に営業が得意なメンバーに 声がけしていたのかもしれない。 リクルート出身、エンジャパン出身・・・ 人材出身者は営業で食ってきた人が多い。 自分も採用コンサルやってたこともあるし、 まあ、ずっと営業畑で食ってきたわけだ。 時には営業コンサルということで、 お金を頂戴しながら ご指導させていただくこともあったし、 元部下やメンバーだった人たちが その後の道で活躍しているのが 何よりの

        • A story of recruitment 9「説明会は、説明してはいけない。」

          スライドで使用していた「エイエイオー」の写真を 働いている自然な写真に変え、 「弊社は社風の良い会社です!」という文字を 「昨年の忘年会はコスプレ大会で新卒が優勝しました」と書き換えた。 いったいどのように学生の反応が変わるかを不安な目で見ながら プレゼンを再開した。 「・・・・・・・・」 特に変化なし。 先輩のいうことを素直に実行したのに、何も変わらないじゃないか。 もともと、幼稚園の時に「パスタの原料はヘビだ」と酔った父に 教えられ、小学6年生まで同級生に良かれと思

        営業得意なスタートアップが「営業禁止」された時の末路。-chapter3〜「あなたから買いたい」に騙されてはいけない〜

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        記事

          リモート商談は雰囲気を重要視せよ!

          いやはや、なんでもかんでもリモートになってきましたね。 今までZOOMなんて使ったこともない人すら、リモートになってきました。 同時に、リモートでの商談のやり方って、これまでとなんか違くね? っていうところが結構あり、上手いこと商談を進められる人と そうでない人がいるということがわかってきました。 商談が進まないのをコロナのせいにしない! というのが結構あるんです。 今までの商談と何が違うか? リモート商談ではなくなってしまうものを見てみましょう。 リモート商談でな

          リモート商談は雰囲気を重要視せよ!

          A story of recruitment 8 「バレンタインになるたびに劣等感でお腹痛くなっちゃう」

          先輩のおかげで合同説明会のブースは大にぎわい。 こんな状況で気に登らない豚はいない。 イメージの中では、スティーブジョブズが初めてIphoneを発表した時の ようにプレゼンを行っていた。 「おお、集まってるな!まあ、集まってからが本番だけどな。ここで自社に興味をもってもらえるかどうかだろ。」 「そ、そうですね。」 確かに、聞いてくれている学生たちは興味をもってくれているのだろうか? 「ちょっと俺が聞いておいてやるよ。」 「お、お願いします!!」 「・・・どうですか?」 「

          A story of recruitment 8 「バレンタインになるたびに劣等感でお腹痛くなっちゃう」

          A story of recruitment 7 「合同説明会こそ中小企業が採用で勝つ方法の1つだ。」

          地元では、人っ子一人通ってないところが祭りになると どこから現れたのか人でごった返すことがある。 合同説明会は人でごったがえしていた。 大手のブースは立ち見がでていて、おそらく立ち見の位置からはプレゼンの声も 喧騒にかき消されて聞こえないに違いない。 大手の大型ブースの横に、小型ブースにも関わらず人で賑わっている会社がある。 聞き覚えのある声がしてくる・・・先輩だ。 と、思ったら、変なかぶりものをしてる・・・。 おまけにブースには工事用のライトが光っていて、眩しささえ感じ

          A story of recruitment 7 「合同説明会こそ中小企業が採用で勝つ方法の1つだ。」

          A story of recruitment 6 「恋の悩みにギムレット」

          結局、食べログでキチンと2軒目のBARまで調べておいたのに、 「明日早いから」という理由でBARを断られてしまった。 まるで、自分が明日遅い、みたいな。5時半起床予定だ。 時計を見る。針はまだ10時を指している。終電までは2時間弱ある。 再度食べログをチェックして初めてのお店に、初めて一人で向かった。 少し重い扉は、押すとキィという音がした。 一番奥の壁側に座る。 先日ドラマで頼んでいたのと同じものを頼んでみる。 一人で飲むと、なんと暇なことか。 暇だからといって暇なのを

          A story of recruitment 6 「恋の悩みにギムレット」

          A story of recruitment5 「合コンでモテる人は何が違うのか?」

          意外とこんな風に仕事以外で人と会うのは楽しい。 仕事上は自分でも気がついていないほど気を使っているらしい。 人に良いところを教えてもらう先輩から指摘してもらったように、他社の人にウチの会社の魅力ポイントを見つけてもらおうと、いつも名刺などの作成でお世話になっている通電株式会社の東さやかさんをランチに誘った。 東さんはいつも面白い提案をしてくるだけでなく、見た目もモデルさんのようなスタイルだ。だからランチに誘ったというわけではなく、それは今回の採用の件があったから仕方ない。

          A story of recruitment5 「合コンでモテる人は何が違うのか?」

          A story of recruitment4 「企業の“勝ちどころ”を発見せよ」

          先輩の前にエシャロットが置かれた(3皿目だけど)。 エシャロットという名前はなんだかヨーロッパの貴族のような耳障りなんだが、 要するにネギだ。 ネギ臭い先輩がネギ臭い息を吐きながら言う。 「どうだ?なんとなくわかってきたか?」 「まだわかってはいませんが、とんだ勘違いをしていました。」 「まあ、価値観ってのは変わるっていうことだよな。」 「はい・・・でも価値観が変わってきたのはわかるんですが、それをどんな風に採用にいかしていけばいいか・・・。」 「はぁ・・・。」 先輩がネ

          A story of recruitment4 「企業の“勝ちどころ”を発見せよ」

          A story of recruitment 3 「見るな、感じろ!」

          「自分は若者ではないのか・・・?」 薄々気づいてはいたけど、 若いと思っていた自分も腹は出てきたし、 私服がダサくても気にしなくなってきたし、 おしぼりで顔を拭くようにもなった。 家ではせっかく買ったビリーズブートキャンプのDVDが 夕食時に鍋敷きとして使われている。 思い切って今日は若者の聖地、原宿に来たのだ。 竹下通りを歩いてみたものの、結局のところ、昔と変わっていない。 安い洋服屋とアイドルの店がひしめくだけで、これと言って特別なものはない。 昔と違うのは、竹下通りを

          A story of recruitment 3 「見るな、感じろ!」

          A story of recruitment2 「50才で亡くなるのは短命か、長生きか?」

          よくよく考えてみれば、なぜこんな先輩がモテているのだろう? 身長だって自分より低いし、髪型だってコボちゃんがそのまま大人になったような刈り上げ方をしている。おまけに服装は仕事場からそのまま着てきたワークジャケットで、いつかの宮崎県知事を思い出す。 「あのな、俺がなんでモテてるかわかるか?」この人、読心術ができるのだろうか? 「え、そ、それは・・・やっぱりカッコいいからですか?」 「お前はいつも不安な時に鼻の穴がピクピクするな・・・。 いや、俺はカッコよくない。そんなことは

          A story of recruitment2 「50才で亡くなるのは短命か、長生きか?」

          A story of Recruitment1 「仕事ができるからモテるんじゃない。モテるから仕事ができるんだ!」

          「仕事ができるからモテるんじゃない。モテるから仕事ができるんだ!」 企業規模が違えどそのノウハウを活かして入社早々大活躍!・・・というイメージを毎晩妻に説いていたのだ。 大手企業から採用担当として中小企業に転職してみれば、応募は少ないし、 面接を繰り返しても、話しこんでみたくなるような人に出会わない。 やはり、明日、社長に直接お願いするしかない。採用にかける予算が少な過ぎる。できるだけ多くの媒体に露出して、且つ他社以上の人材を採用しようと思ったら、それなりの企画に参画する

          A story of Recruitment1 「仕事ができるからモテるんじゃない。モテるから仕事ができるんだ!」

          第2章「世の中は、たいてい思ったとおりにいかないもんだ。」

          そもそも陽介は関西弁が嫌いだった。 関西の人が度々、関東の人に敵対心を抱いているのを感じることがある。 しかし、関東の人が関西の人に敵対心を抱いているというのはあまり聞かない。 陽介の母親は新潟は小千谷市の出身で、毎年雪の話題に事欠かない。父親は生まれも育ちも東京で、もれなく陽介もそういうことになる。 人間の感情は過去の記憶に紐付いていると言われるが、 陽介の関西弁に対する嫌悪感は社会人1年目でつくられれた。 「で、結論はなんや?」 「はい、見積もりをまず出して

          第2章「世の中は、たいてい思ったとおりにいかないもんだ。」

          第1章「配属は営業以外がいいです!」→営業に配属された結果・・・

          大学は本当は心理学部に入りたかった。 と、言っても理由は当時観ていた「FBI心理捜査官」という映画の影響なのは 家族全員がわかっていた。 陽介は様々な大学の心理学部に落ちた結果、妥協して法学部に入った。 法学部を選んだのは消去法で、 単に当時、「FBI心理捜査官」以外は法廷ものの映画ばかりみていたからだ。 「配属は営業以外がいいです。」配属希望の面談は開口一番そうお願いした。 就職は一番入りたかったコンサルの会社に落ち、その次に 入りたかったマーケティングの会

          第1章「配属は営業以外がいいです!」→営業に配属された結果・・・