最近の記事
[ライブレポート]音楽の力でパンデミックを乗り越えた象徴としてのジャズ・フェスティバル「しんゆりJAZZストリーム」JAZZの裾野を広げる4つのカルテットが登場(10/29)
10月29日、新百合トウエンティワンホールで「しんゆりJAZZストリームDAY2」が開催された。コロナ禍の真っ只中であった2021年に始まった「しんゆりJAZZストリーム」は2日間の公演のうち、1日はスペシャルアーティストの単独公演、もう1日は複数のバンドを迎えてのフェスティバル形式で行われる。さらに、今年は、かわさきジャズ×ザ・プレミアム・モルツ特別イベントとして「サントリー・ザ・プレミアム・モルツこだわり体感セミナー」が行われ、開演前に観客に「ザ・プレミアム・モルツ」が
[ライブレポート]11/19 A Night of Brazilian Music & Jazz@ミューザ川崎シンフォニーホール (第二部)
※この記事は<ロビーコンサート~第一部>からの続きです 【第二部】<BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA directed by ERIC MIYASHIRO> エリック・ミヤシロ(tp,flh,cond) 本田雅人、小池修、米澤美玖、高尾あゆ、渡邉瑠菜(以上sax,fl) 中野勇介、小澤篤士、山崎千裕、具志堅創(以上tp) 中川英二郎、高井天音、石橋采佳、小椋瑞季(以上tb) 宮本貴奈(p,kb) 川村竜(el-b) 岩瀬立飛(
マガジン
記事
[ライブレポート]11/19 A Night of Brazilian Music & Jazz@ミューザ川崎シンフォニーホール (ロビーコンサート~第一部)
かわさきジャズ2023のイベントの最後を飾ったのは、ミューザ川崎シンフォニーホールでの「A Night of Brazilian Music & Jazz」。第一部はイリアーヌ・イリアスの予定だったが、怪我で来日できなくなり、急遽、山中千尋トリオ+スペシャルゲストMARIANAに変更になった。山中千尋はイリアーヌの代理を務めるとあって気合十分、いつにも増してホットな演奏を繰り広げた。第二部はエリック・ミヤシロ率いるブルーノート東京オールスターズ・ジャズ・オーケストラ。「オール
[ライブレポート]11/3山中千尋Special Live 偉大なミュージシャンに感謝とリスペクトを込めて。川崎の地にエレガントに『ジャズの橋』を架ける唯一無二のライブ
11月3日、カルッツかわさきで“山中千尋Special Liveかわさきジャズ2023”が行われた。リリースしたアルバムは、すべて国内のあらゆるJAZZチャートで1位を獲得する、日本が誇る世界的なジャズ・ピアニスト山中千尋の、満を持しての“かわさきジャズ”への登場だ。2017年から山中のツアーに参加する山本裕之(B)と、その歌心溢れるドラミングへの評価が高い桃井裕範(Dr)のトリオでの演奏。2,000人を収容するホールは早くに満席になり、観客は、皆今か今かとおなじみのフラッグ
[ライブレポート]11/11「Senzoku Jazz Heritage Vol.5 金管楽器とジャズ」その喜びを金管に託して
Senzoku Jazz Heritageシリーズは、2018年のビッグバンドジャズを皮切りに2019年のレジェンド・ジャズ・ボーカリスト特集と回を重ね、2020年に入っても世界の音楽シーンを応援する "Never Stop The Music"や飛散防止シールドを活用した“Big Band JAM”と、洗足音大教員陣を中心にオンライン配信で世に音楽を送り続けてきた。2023年に入りようやく“Senzoku Jazz Heritage Vol.5 金管楽器とジャズ”を11月1