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[ライブレポート]ラテン・ミュージックのダイバーシティ。コロナ禍を経て、「日本ラテン化計画」は新章へ。
「しんゆりJAZZストリーム」DAY2となる10月30日は、日本を代表するサルサバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスが新百合ヶ丘トウェンティワンホールに登場した。
今回はボーカルのNORA、JIN、ティンバレス、コーラスの鈴木喜鏤、コンガの伊波淑、ピアノ、コーラスの斎藤タカヤ 、ベースの澁谷和利 、トランペットの佐久間勲、五反田靖、トロンボーンの相川等、前田大輔 の10名での演奏。珠玉のラテン・
[ライブレポート]ミューズたちの魔力に引き寄せられて「The Three Muses ~ジャズ・ヴォーカルの煌めき vol.2」
2022年11月2日、宮本貴奈(Pf)、市原ひかり(Tp)、石川紅奈(B)による「The Three Muses ~ジャズ・ヴォーカルの煌めき vol.2」が開催された。初演が好評だった3人を聴き逃すまいと昨年に引き続きミューザ川崎プラザソルに向かう。
キャラクターも声質も違い、共演する機会もほとんどない3人だが、1年のブランクなど感じさせないどころか個々のパフォーマンスまでもが確実に進化して
[ライブレポート]TAP DO!時間を、笑いを、エンターテイメントを「共有する」喜び
ジャズ・シーン最高峰のアーティストだけでなく、ジャンルの枠に囚われないバラエティに富んだブッキングもフェスならではのお楽しみ。そんなわけで、今年、大西順子、菊地成孔ら錚々たるトップ・アーティストと並び「かわさきジャズ」のホール公演にラインナップされた「TAP DO!かわさきジャズスペシャル 」。
同公演はかわさきジャズの宣伝大使的な役割を担う「かわさきジャズ2022 BRIDGEアーティ
[ライブレポート]Labas!クインテットがリトアニアと日本を繋ぐ〜ジャズとクラシック、現代音楽と現代アートの融合
今年、日本とリトアニアの友好100周年を記念して結成されたLabas!クインテットによるコンサートが11月4日にラゾーナ川崎プラザソルにて開催された。
Labas!クインテットのメンバーは、日本のジャズ、幅広い音楽を奏でるピアニストの福本純也(ピアノ・編曲)、国際的な音楽活動をしてきたリトアニア出身のクラシック奏者ジドレ(バイオリン)、ダニエリス・ルビナス(コントラバス)、川島佑介(ドラム)、
[ライブレポート]初共演とは思えない魅惑のツインボーカル。二人の歌姫のワールドフェイマスなジャズ・スタンダードを聴きながら世界を巡った珠玉の時間
しんゆりジャズスクエアvol.56は、「二人の歌姫と巡る世界のジャズ名曲の旅」。演奏予定曲は、ジャズボーカルのスタンダード中のスタンダードがずらりと並ぶ。それを見るだけで、名曲と一緒に世界を旅する想像ができ、期待で胸が膨らむ。
出演はリーダーアルバムが雑誌ジャズ批評にて2016年オーディオディスクアワードvocal部門日本人唯一の7位にノミネートされた、現在は専門学校等で講師を勤めながら
[ライブレポート]JUNKO ONISHIが見せる景色
11月13日、JUNKO ONISHIが自己のオーケストラを率い、かわさきジャズに帰ってきた。
メンバーの作曲能力を最大限に生かすラージ・アンサンブルって?敢えて大編成をプロデュースする意味とは。伝統を重んじ、且つダイナミックに躍進する彼女が、ミューザでどんな景色を見せてくれるのか。現代のラージ・アンサンブルについては、2019年のジャズアカデミー【ジャズ・オーケストラの未来】(http://