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建築家とつくる実家の貸家プロジェクト

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地方の空き家、空き地問題。いい加減な収益計画によって増殖する賃貸集合住宅。自分の頭でよく考えて、対応していかなければなるまい。どう考えてつくっていくのか、リアルケースの実況中継で…
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2018年9月の記事一覧

第十三回 ロフト案でいいのか

平屋の戸建にすることは、最初のプレゼンで決めた。ただ、眺望を少しでもよくしようとロフトを…

H.Fukuzawa
6年前
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第十二回 建築家へのいろいろな要望

2018年5月11日の打ち合わせ後は、原則3週間ごとに実家で打ち合わせを持つことに決めた。そのた…

H.Fukuzawa
6年前
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第十一回 解体工事と再利用計画

2018年7月18日、解体工事が始まった。その翌日に、打合せを設定したので、僕も立ち会うことが…

H.Fukuzawa
6年前
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第十回 いよいよ古屋解体

父ともめた(第五回参照)古屋の解体を、まず進めることになった。建築事務所studio velocity…

H.Fukuzawa
6年前
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第九回 地味で面倒なプロセス:例えば雨水排水計画

3月13日の二回目のプレゼンで、建物の概要はほぼ決まった。模型もあり、これであとは設計、施…

H.Fukuzawa
6年前
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第八回 二回目のプレゼン:眺望改良案

一ヵ月後の2018年3月13日、建築家の栗原さんによる二回目のプレゼンが行われた。今回の依頼事…

H.Fukuzawa
6年前
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第七回 建築家のプレゼンテーション

2018年2月15日、建築家の栗原さんによる最初のプレゼンが実家で行われた。建築家にプレゼンを受けるのは、僕も初めての経験だ。仕事柄プレゼンというと、プロジェクターでパワーポイントを投影しながら説明するのかと想像していたが、そうではなかった。実家にきた栗原さんと事務所スタッフの鈴木さんは、何やら大きな模型のようなものを運び込んできた。さすが建築家、二次元ではなく三次元で説明するのだ。 驚いたことに栗原さんらは5つもプランを用意してきた。第1案から見ていこう(実家居間なので、

第六回 賃貸住宅プロジェクトの概要

このあたりで、当初想定していた今回の実家の貸家プロジェクトの内容を整理したおきたい。ター…

H.Fukuzawa
6年前
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第五回 古屋をめぐる父とのバトル

前回(第四回)で書いた宅地への用途変更記録の件で、建築家の栗原さんから以下のメールがあっ…

H.Fukuzawa
6年前
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第四回 最初の関門は「宅地」の証明

土地があって設計図があれば、施工会社に発注するだけで家は建つ、と漠然と思っていた。でも、…

H.Fukuzawa
6年前
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第三回 いよいよプロジェクト開始

建築事務所(studio velocity)にメールしたところ、すぐに返信があった。 はじめまして、studi…

H.Fukuzawa
6年前
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