たった1人を必ず救えるように、万人のためのサービスを創り続けたい。
「Sion（しおん）」というお坊さんに相談することができる匿名SNSアプリの開発を進めています。
今回はそんなSionを通して、くうるという会社と武智という個人が何をやりたいのかを軽く書き起こしてみたいと思います。ご興味のある方だけご覧ください。
変毒為薬（へんどくいやく）
これは株式会社くうるが掲げるミッションです。仏教用語らしいのですが、仏教的な使い方ではなく、読んで字の如く「毒を変えて薬を為す」ことを表す言葉として選定しました。
「日々、人々が感じる痛みや不安という毒を和らげることができる、新しいエコシステムという薬を創り続けよう」という想いを込めています。
今回のSionはまさに「人の毒を集める」という点において、これからミッションを達成していくために必要不可欠なサービスです。
ぼくらは集めた毒に対して真剣に向き合い、短期的には「お坊さんからのありがたい回答」をもって、中期的には連携企業の持つ素晴らしいプロダクトをもって、長期的には自らが創り出していくエコシステムをもって、その解毒に挑戦し続けていこうと考えています。
一は全、全は一
ここからは個人としての想いです。
ぼく個人が為したいことは、「自分の大切な人が死にたくなるようなときに絶対に力になる」という至極私的で独善的で視野の狭いものです。
その大切な人というのも、カミさんとサク（息子）と家族、数人の友人くらいで、彼らが本当に困ったとき、本当に死にそうなとき、本当に死にたくなったときに、力になれる人間でいたいとずっと思ってきました。
ただ、社会に出て曲がりなりにも経営者という立場に立ってみて、自分よりめちゃくちゃ凄い人たちがたくさんいることと、同時に彼らにもどうしても救えなかった大切な友人がいることを知り、個人と個人の関係性において、力になりたいときに力になる、力になってほしいときに力になってもらうという方程式は、「力不足」以外の要因によって成り立たない可能性が大いにあることに気づかされました。
例えば、めちゃくちゃ愛しているし出会ってからもう12年になって、もうすぐ人生の半分は一緒に過ごすという妻も、きっとぼくには打ち明けられない悩みを持っていて。それは「実はもう少し大きな食器が欲しい」とか些細なものから、「旦那（ぼく）の口臭が気になってる」とか割と言葉にすると夫婦関係の悪化に直結するものかもしれないし、「親戚の誰かから仕送りをせびられてて困ってる」とかぼくにはちょっと言いづらい重い話もあるかもしれない。
そして、突然なにかが限界を迎えて亡くなってしまうこともありえる。
そのとき、ぼくはナニを思うんだろうか。
あのとき言ってくれたら？
あのとき話を聴いてあげたら？
もっと会話するようにしていたら？
そんなの、どこが分岐点になるなんてわからない。ましてや、一緒に住んですらいない家族や、数年に1回会うかわからない親友に対して、彼らをどん底に追いやる全ての選択肢をクリアしていくことなんて不可能だと思うんです。いや不可能です。でもきっと後悔します。
だからこそぼくは、万人を救えるかもしれないサービスをやりたい。
自分のための→大切な人のための→万人のためのサービス
わけわかんないですね（笑）でも、ここで「万人のためのサービスなんですよ！」って端的に言いたくないのが武智イズムで。あくまでぼくはぼくのためのサービスとして「Sion」の開発をしています。
そこには万人が毒を吐ける仕組みがあって、万人が毒を吐く理由があって、万人が毒を吐く楽しみがある。
一方で、万人の毒を和らげる仕組みがあって、万人の毒を和らげられる人とモノが集まって、万人の毒を活かす組織が加わる。
Sionが目指すのはまさにこんな世界です。
なんと くうるが はいずりながら なかまに なってほしそうに こちらをみている！なかまに なってあげますか？
ぼくらは這いつくばりながらでもこのサービスを創り続けていきます。
ぜひ一緒にやってもいいよという方、応援してやるよという方、どんな形でも構いませんので仲間になってください。
その瞬間から、あなたを「死んでも救いたい人のために救いたい人」にリストアップすることができます（笑）
少しでも興味あるぞ、話聴かせろよ、という方は空き時間や作業時間にいつでもミーティングできる実験を行っておりますのでこちらをぜひ活用してください。
もちろん万人歓迎なのですが、こう書いてるといまホントに力を貸してほしい人たちの興味を引けなかったりするので少し具体的なとこも記載しておきます。
1. 割とガチ目に真面目に関わってくれるお坊さん
お坊さんの募集やルール作り、回答などはすべて株式会社てらすに一任していきますが、ぼく自身真剣に社会貢献を考えるお坊さんにもっと出逢いたいです。生活に苦しむお坊さんが増えている現状は理解しており、一石投じたいと考えていますので、ぜひ現状を変えたい方、高い志を持っている方に仲間になって欲しいです！
2. アプリもWEBもインフラ任せられるエンジニア（CTO人材）
今後ネイティブアプリでのさらなる進化のみならず、収集したデータを分析して課題検索ができるtoB向けの分析ツールなどを、素早くロンチしてちゃんとキャッシュの廻るエコシステムを形成していきたいので強力なテックリードにジョインしていただけると超嬉しいです。
3. こんな私的な夢に投資・伴走していただける素敵な投資家さま（エンジェル）
資金調達のSの字くらいの知識しかないので大っぴらに調達に動くことができていません。しかし、資本力が上がれば取れる選択肢も格段に変わってくるので可能性は模索していきたいと考えています。ひとり、昔から尊敬していてどうしても投資を受けたい投資家・経営者の方がいらっしゃるので、あなたにはリリースから少し経ったタイミングで突撃させてください（笑）
4. 一緒に薬を作ってくれる挑戦者（スタートアップ企業）
日々投稿されてくる悩みを見ながら、みなさんの持つプロダクトで解決できる悩みがないか、またみなさんなら新しく生み出せるプロダクトがないかを一緒に探っていきたいです。
注）
「仲間いねえとかほざく暇あったらプロダクト作れ！」
「仲間が欲しいっていうならもっとアクティブに動いて口説け！」
って声が聴こえてきそうなので。いまは仲間が集まらなくてもサービスを待ち望んでくれる方のためにいいモノを創り続けようと思ってます！なので口説きにいけません。ご了承ください。待ってます（笑）
以上、長々とお読みいただきありがとうございました！
ついでにTwitterフォローしてくれたらいろいろ最新情報届けられるのでよろしくです！
そしてこんなとこまで読んだあなたはもうファンだ。むしろぼくがあなたのファンだ。拡散してくれていいんですよ、必ずしも言葉を添える必要はないですからね。なんにせよ、ありがとう。
ほなこれで。
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