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くらしてんメンバー旭川出身のはじめくんのこと

こんにちは。もう8月も終わり。この間年が明けたと思ったら早いもので…。9月の記事はすでに校了して、あとは公開を待つのみ。毎回毎回考えさせられることが多いけど、今回も考えさせられる”くらし”でした。9/1公開なので、またシェアします。

今回はくらしてんのメンバーについて、ちょっと話したいと思います。私のプロフィールに「ottoとサイトをやっている」というふうに書いていますが、他にもメンバーがいて何人かで運営しています、実は。そのなかでも古株なのが、北海道の旭川出身、今は仕事の関係で名古屋に住んでいる”はじめ”くん。ottoとは大学の浪人中の予備校で出会ったという古い付き合いで、今は名古屋に住んでいるけど、いつかは(もうそろそろ)旭川に戻りたくて、くらしてんに関わりながら旭川にUターンしたときのことを模索しています。そんな彼に、どうして旭川に戻りたいのか、くらしてんに参加する理由などを聞いてみました。

ヤドカリみたいな15年間

はじめくんは高校卒業まで地元の旭川で暮らし、以降は札幌→滋賀県草津→練馬→浦安→稲城→名古屋と移り住んできました。旭川を出てから15年間に、引っ越しは9回。改めて振り返るとかなりせわしなく、ヤドカリのような感じだと言います。
私も実は引っ越しが多くて、彼と同じくらい引っ越ししているけど、違いは仕事の都合ではなく、自分都合ということ。彼は仕事の都合での引っ越しなので、自分都合とは違ってかなりフラストレーションがあるかなと思われます。

スローな自分とスピーディーな都会

色々な土地に住んでみて、やはり田舎(地方都市)での暮らしが合っているなということに気づかされるようで。というのも、彼は生まれつきスロウでマイペース。都会のスピーディーでシステマティックな空気はやはり落ち着かなくて、ストレスを感じてしまう。
やっぱり、住むところや仕事と自分のリズムの相性は大事だな。。。

住むところを自分で決められない

はじめくんは会社員。当たり前なのですが、会社の都合で住む場所が決まってしまいます。転勤といわれれば、引越しするしかありません。彼が名古屋に住んでいるのも転勤によるもの。今の仕事には大きな不満はないけど、自分にとって、また家族にとって住む場所がコロコロ変わるのには違和感を覚えているそうです。

自分や家族が心地良くいられるところで暮らすということ。当たり前のようなことが今できていないと思う。とはいえ今の「仕事」をスッパリやめて一家で田舎に移り住むという決断はなかなか勇気がいること。このジレンマにずっと悩まされている。

くらしてんを通して自分のくらしを考える

そんななかで、彼がなんでくらしてんに参加しているのかな、というところですが…。

自分自身の将来も見据え、「田舎(地方都市)に住む人はどんな仕事をしてどんな生活をしているんだろう」というのが個人的に興味があって。自分の出身地である旭川のくらしを探りつつ、そこに住む人の仕事やくらしについてありのままを明らかにしていきたいんだよね。

彼はいろんな地方のくらしのリアルな形を取材を通して見ていきながら、自分が将来的に住みたい旭川エリアの人との繋がりも持っていきたいという思いがあって参加してくれています。私たちもそういう思いを汲み取って、旭川エリアのくらしを探っていきたいのだけど、なかなか難しい、、、という感じ。このあたりの策を今練っています。

はじめくんのくらしてん記事:https://kurashiten.com/2018/09/01/kurashi010/



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