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東京で普通に会社員をしながら、いろんな場所のいろんなくらし方をリアルに知る場所として、…

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東京で普通に会社員をしながら、いろんな場所のいろんなくらし方をリアルに知る場所として、「くらしてん」を運営しています。20年6月に出産して、ただいま育休中。子育て視点でもくらしのあれこれを考えていきたいと思っています。 くらしてん:https://kurashiten.com/

マガジン

  • 「くらしてん」

    • 62本

    「くらしてん」は、様々な地域にくらす人の何気ないくらしを記録しているメディアです。noteでは記事のあとがき、暮らしにまつわるあれこれを話すpodcastの話などを綴っています。

最近の記事

編集のあとで:農業のくらしの時間軸 kurashi027‐28

4月、5月と2か月連続で陸前高田のしょうが農家キクチさんのくらしを公開しました。くらしてんとしては初めて一人の人を連続掲載した記念すべき記事でした。そこから3か月。随分時間が経ってしまったけど、今回はその2回についてあとがきをまとめてみます。 農業のくらしの時間軸「季節を通して写真を撮っておきましょうか?」 連続掲載の始まりは、撮影をお願いした時にキクチさん自ら提案してくれた言葉だった。くらしについてヒアリングさせてもらった時に、農作業の1日だけではキクチさんのくらしを伝

    • kusashi026:住み慣れた町で心を整える/北海道旭川

      くらしてんで新しい記事を公開しました。 今回は、地元旭川にUターンし、子どもから大人まで様々な人たちの場づくりをしているタカハシさんのくらしです。 東京の会社員生活に馴染めず、Uターンをしたタカハシさん。心の充電と自分のできることを見つめ直し、今では様々な人たちを繋げる場を作る活動をしています。 タカハシさんのように、東京や都会の生活が合わなかったという人も多いと思います。それが弱さみたいに捉えられることもあると思いますが、逆に強さなのではないかと思うところがありま

      • ”座談会” kurashi023 花巻のサトウさんのくらしを振り返る

        先月12月、岩手県花巻のゲストハウス女将・サトウさんの記事を公開しました。 この記事制作に関わったkatootto、katoyome、ミウラヒサコの3人でサトウさんのインタビューで感じたことを語り合う座談会を決行。 3人がサトウさんのくらしで発見した・感じたこととは? ※サトウさんの記事はこちら↓↓ 都会と違う、地方のシェアハウスの意味 katootto:では、みなさんよろしくお願いします。 まずこの写真が気になるんだけど、サトウさんは今はゲストハウスの一室に住んでい

        • kurashi024:農家さんと食べる人を近づけるくらし/山梨県山梨

          くらしてんで新しい記事を公開しました。 今回は、移住した山梨でつくる人(生産者)と食べる人(消費者)の距離を近づけていくために活動されているオガタさんのくらしです。 平日は地域商社で山梨の果物をPRする広報としての活動をしながら、休日はブドウ農家さんを手伝いに行く、一週間果物づけの日々。撮影をしてくれた時期がちょうどシーズンだったこともあり、果物づくしの記事になりました。 大学卒業後に就職活動をせず、移住をして農家さんと消費者を繋げる活動を決めたオガタさんの選択には考え

        編集のあとで:農業のくらしの時間軸 kurashi027‐28

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        • ”座談会” kurashi023 花巻のサトウさんのくらしを振り返る

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          kurashi023:まちを楽しみ、人と集うくらし/岩手県花巻

          くらしてんで新しい記事を公開しました。 岩手県花巻でゲストハウスの女将をしているサトウさんの記事です。サトウさんがゲストハウスに関わるようになったのは今年8月。彼女自身初めての花巻生活を楽しみながら、訪れた人が花巻のまちを楽しむための”エントランス”になるようにゲストハウスを運営しています。 サトウさんはゲストハウスのほかにもライターやデザイナー、イベンターなど様々な活動をしている、いわゆる”パラレルワーカー”でもあります。人が集う”場”に携わりながら、そのスキルがどう重

          kurashi023:まちを楽しみ、人と集うくらし/岩手県花巻

          kurashi022:好きな人たちと一緒に働くという選択/神奈川県⇔富山県朝日町

          くらしてんで新しい記事を公開しました。 富山県朝日町と神奈川で2拠点生活をしている20代女子サカモトさんの記事です。朝日町は日本で唯一ヒスイが取れる美しいヒスイ海岸がある町で、彼女は大学時代からまちづくりに関わっています。 「朝日町が好きだから、関わり続ける」 それは学生とは違い、社会人になると結構難しい。それを実現して成長していっている彼女の姿をインタビューを通して感じることができました。 ぜひ、ご覧ください。

          kurashi022:好きな人たちと一緒に働くという選択/神奈川県⇔富山県朝日町

          "編集のあとで" kurashi021

          先週、くらしてんで記事を公開しました。今回の記事は東京の日野在住のジョンさんのくらし。(編集後記なので、口調堅めです。) ジョンさんの活動はとても多岐にわたっている。 フォトスタジオの経営にカメラマン、大学院生、週に1回はボクシングで汗を流し、ときにはボランティアで海外にも行く。 これまでくらしてんに出ていただいた方々でも、ジョンさんと同じように様々な活動をしている方もいたのだが、ジョンさんの場合は動と静という感じで、外に発散していることと内側に吸収していることの両方が見え

          "編集のあとで" kurashi021

          くらしてんメンバー旭川出身のはじめくんのこと

          こんにちは。もう8月も終わり。この間年が明けたと思ったら早いもので…。9月の記事はすでに校了して、あとは公開を待つのみ。毎回毎回考えさせられることが多いけど、今回も考えさせられる”くらし”でした。9/1公開なので、またシェアします。 今回はくらしてんのメンバーについて、ちょっと話したいと思います。私のプロフィールに「ottoとサイトをやっている」というふうに書いていますが、他にもメンバーがいて何人かで運営しています、実は。そのなかでも古株なのが、北海道の旭川出身、今は仕事の

          くらしてんメンバー旭川出身のはじめくんのこと

          “都会と地方、どっちも良い”という価値観

          1年半ほど前から、人のくらしを追うくらしてんという風変わりなサイトを運営している。 私は普通の会社員なので(しかも結構堅めの会社で)、サイトでやっていることとのギャップがすごいなと思いつつ、この2足の草鞋感が自分としてはちょうどいい。 もともと学生の時も、研究に、バイト、ボランティア、イベント運営と何足か草鞋を履くのが好きだったが、それは自分のしたいことを全部やりたい、というある種のエゴからきていた。 それに対して、今の2足の草鞋に対する心地よさは、自分のカードを1つではな

          “都会と地方、どっちも良い”という価値観