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刀箱師の日本刀ブログ 中村圭佑
2023年12月27日 22:25
以前書いた現代鐔工、成木一成氏による信家の亀甲紋写の鐔。よく見る成木氏独特の艶ある錆色とは異なり古風でしっとりした風合いの本鐔は、個人的にもとても良く出来ているように見え、仮にここに信家と銘があったら信家と信じてしまいそうな出来に見えるほど。もしくは江戸期の明珍あたり。そんな折、信家鐔を詳しく知る方にお会いする機会があったので本鐔を実際に見て頂き、本歌信家との違いについて聞いてみたところ、
2023年12月19日 16:02
室町時代ごろと思われる比較的小振りな山銅地の鐔。小物の入れ物と家紋が高彫されたような意匠をしている。大きさは横59.4×縦59.9×切羽台厚3.3、耳厚3.7mm。櫃穴は山形と角形をしており、古い形状の櫃孔である事が分かる。
2023年12月14日 23:13
丸い櫃孔を有したちょっと変わった鐔には文字が金象嵌のような感じで書かれています。この文字を個人的にも調べていたのですが、正直全く分からず…。こんな時は以前鐔の文字解読に役に立った崩し字アプリ「miwo」を試してみる。しかし…金象嵌であるからか、そもそも文字を認識してくれず断念。・「ココナラ」で崩し字の翻訳を依頼という事で専門家に翻訳を依頼しようと思い、辿り付いたのが「coconala(