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摂食障害について⑤~初めての行動療法~

こんにちは。かすみそうです。
このページを開いてくださりありがとうございます。

強迫性障害(確認強迫)と摂食障害、この2つの症状で心療内科クリニックを受診した私ですが、前回の投稿では、強迫性障害についてのカウンセリングについてお話ししました。↓


初期のカウンセリングでは、今困っている症状を話すことが多かったのですが、通院を重ねる中で、「今2つのことを一度に扱うのはしんどいだろうから、ひとまず摂食障害の方の行動療法をしていこう」ということになりました。

生活するうえでどちらの症状も本当に困っていたのですが、拒食が進み体重がどんどん減っていたので、「摂食障害の方が早急に治療すべきだ」というふうに位置づけられたのです。

カウンセラーさんから初めて出された宿題は、「体重計に乗る頻度を1週間に1回だけにする」ということでした。
摂食障害について④ の記事の中でもお話ししましたが、私は体重の数値が気になって、何度も何度も体重計に乗っていました。

予想通りの体重だった時は、「良かった。でも、もっと落としたいなぁ」
予想より重かった時は、「ショック…もっと食事制限をしなければ!」
予想より軽かった時は、「嬉しい!もっと痩せたい!」

という感じで、体重が増えても減っても、行き着く先は「もっと体重を減らしたい」というところでした。
だから体重計に乗って数値を確かめる作業は、拒食を促しているだけでした。

このような理由から、「体重計に乗る頻度を減らす」という宿題が出ました。そして、体重計に乗らなかった日には、カレンダーに〇をすることになりました。

実際にやってみた結果はこのような感じでした↓

1週目⇒2日クリア
2週目⇒5日クリア
3週目⇒2日クリア
4週目⇒7日クリア

体重の値が気になってソワソワする気持ちを我慢するのは難しく、上手くいったりいかなかったり…という感じでしたが、この宿題が出されてから、以前と比べると体重計に乗る頻度は減りました。

私の経験では、1・2日目は耐えられるものの、3日目ごろから「やっぱり気になる」とソワソワしてしまい、我慢できなくなることが多かったです。
逆に、3日目を乗り越えられると、体重計に乗りたい気持ちが少し薄らいでいく感じがしました。それに慣れてくると、だんだん数値のしがらみから解放されるような気がしました。

また、工夫したこととして、体重計に乗らなかった日はかわいいシールを貼るようにしました。カウンセラーさんからは「カレンダーに〇をしてね」と言われていたのですが、それではなんだか味気なくて…
それで、シールを貼ってモチベーションを上げよう!という作戦を実行しました୨♡୧

かわいいものが好きなので、この作戦は取り入れて良かったなと思いました。人それぞれモチベーションを保つ方法は色々あると思いますが、自分の「好き」を上手く取り入れられると良いのではないかな…と思います。

長くなってきたので今日はここまでにします。
ご覧いただきありがとうございました𓂃𓈒𓏸

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