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真夏のトラッド

トラッドスタイルは真夏が鬼門である。ジャケットやトラウザーズ、さらにネクタイを重ねたファッションは日本の夏には苦行と言っても差し支えない。 しかしながらトラッド愛好家のみなさんはTシャツに短パンにサンダルを履くようなファッションを好まないのではないだろうか。好きでないファッションを強制させられる方がよっぽど苦行である。 そこで今日は真夏のトラッドと題して夏のトラッドファッションをご紹介したい。実は夏に適したトラッドなファッションはたくさんあるのだ。 ・マドラスチェック

    • お洒落は足元からそして下半身も

      ・お洒落は足元から 「お洒落は足元から」という言葉がある。 この言葉を検索するといろいろな方が様々な解釈をしているが今回は自分なりの考えをまとめたいと思う。 足元というのは靴の事を指しているのは間違いないだろう。では何故靴が重要なのか。結論から述べると靴はファッションにおいて小さい面積ながら全体に与える影響がかなり大きいからだと思う。 例えば、カジュアルなスタイリングでも足元が革靴ならキチンと感を演出できるし、ビジネスでもセットアップスーツにスニーカーを選べば軽く軽快な

      • チェックシャツを救いたい

        どうやら定期的にチェックシャツ論争が巻き起こるようだ。 要旨は下記の通り、、、 ・チェックシャツはダサい ・チェックシャツはオタクっぽい ・チェックシャツは婚活向きでない(!?) 何かと評判がよろしくないチェックシャツだが、僕はチェックシャツに限らずチェックのアイテムが大好物である。 今日はそんなチェックシャツを取り上げて彼らの立場を少しでも回復してあげたい。 チェックの種類と由来チェックとは縦糸と横糸で様々な色を組み合わせて生み出されたパターン。 それぞれが様々な出自は

        • イタリア旅行記 〜フィレンツェ編〜

          初めてのイタリア旅行から早2年。 思い出がまだまだ鮮明に残っているうちにフィレンツェ編をまとめたいと思う。 花の都 フィレンツェ トリノからフィレンツェへの高速鉄道はイタロを選択。 流線形の真紅のボディは流石フェラーリの国だ。 出発前に不安視していた運行もほぼ定刻通り。 そしてついに花の都フィレンツェへ到着! 「わたしのイタリア旅行がついに始まる」 と妻に皮肉たっぷりに言われたのはご愛嬌だ。 フィレンツェはいたる所からドォーモがひょっこり顔を覗く様がなんとも印象的であ

        真夏のトラッド

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          スーパースターじゃない列伝 ミルコヴチニッチ編

          こんにちは。kassiです。 今回は月刊ユベントスとの連動企画「スーパースターじゃない列伝」をお届けいたします。 ぼくが紹介する選手はミルコ・ヴチニッチです。 ヴチニッチはモンテネグロ国籍のアタッカーでポジションは3トップの左サイドやCFを務めました。 彼は左サイドではカットインが得意なアタッカー、CFとしては中盤に降りて他のアタッカーを活かす偽9番とポジションによって異なる役割を高いレベルで担うアタッカーとして活躍しました。 ユベントス加入当初は433の左サイドアタッ

          スーパースターじゃない列伝 ミルコヴチニッチ編

          フットボーラーとファッション クラウディオ・マルキージオ編

          サッカー選手をはじめプロアスリートはお洒落な人も多いが、ほとんどはラグジュアリー系、ストリート系、ヒップホップ系に分類され僕の専門?のクラッシック系やトラッドっぽいファッションを好む選手はあまり見かけない。 そんな中、我らがクラウディオ・マルキージオはクラシック系のファッションを好む数少ない(元)アスリートの一人だ。 今回はプレーではなく彼のファッションについて掘り下げてみたい。彼のファッションの振り幅の広さには驚かされた。 クラウディオ・マルキージオについて選手としてのプ

          フットボーラーとファッション クラウディオ・マルキージオ編

          ネイビーブレザー考

          9月も後半に差し掛かりようやくファッションを楽しめる気候になってきた。1年で1番ファッションが楽しめる時期が近づいてきたので今日はぼくのおすすめするアイテムを紹介したい。 それはネイビーブレザーだ。ブレザー=制服というイメージも多いと思うがメンズファッションにおいて欠かす事の出来ない重要なジャケットの一つだ。メンズドレスファッションが好きな方やそうでもない方にも是非おすすめしたい。 何故ブレザーがおすすめかというと。 ①汎用性の高さ。 ビジネスからカジュアル、さらに結婚式に

          ネイビーブレザー考

          ぼくの5人 (レジェンド編)

          先日、ユベントス会議室にて好きな選手5人挙げて下さいというお題をいただいたので今日はそれら選手達について書いてみたい。本来、箱押しのぼくだが今日ばかりは選手にスポットをあててみよう。今回はレジェンド編だ。 アレッサンドロ・デルピエロ 言わずと知れたユヴェントスのバンディエラ。パドヴァでキャリアをスタートし、19歳でユヴェントスに入団。2012年に退団するまでクラブの顔として活躍した。デルピエロについては少々乱暴だが、ユーヴェの生え抜きという認識をしている(プリマでの出場歴も

          ぼくの5人 (レジェンド編)

          ユヴェントスの補強戦略考

          CLの敗退を受けて異例中の異例だったユヴェントスの19-20シーズンが幕を閉じた。 みなさんご存知の通り、サッリ監督は今シーズンをもって退任。新監督は誰もが驚くアンドレア・ピルロだ。 新監督の就任により新たな選手の獲得や放出の噂が活発になってきたので今回は選手登録のルールとユヴェントスの現状をおさらいした上で夏のメルカートの動向を読んでいきたい。 選手登録のルール・クラブ内育成選手と協会内育成選手 セリエAもCLも選手登録についてクラブ内育成選手と協会内育成選手を規定の人数

          ユヴェントスの補強戦略考

          過保護ユヴェンティーノによる今季採点

          歴史上、例のない中断を経て再開したカンピオナートもついに決着した。 予想外の足踏みはあったがユヴェントスは無事に9連覇を達成。非常に特殊なシーズンに優勝という結果をもたらしたチームに最大限の敬意を払いたい。 そこで今日は、過保護な僕による選手、監督、チームへの採点をお届けしたい。苦しんだ末につかんだ価値のあるスクデット。その評価はいかに。 GK 1.シュチェスニー 7.5 シーズン通して非常に安定したパフォーマンスを披露。ブッフォンの後釜がこんなにあっさり決まるとは

          過保護ユヴェンティーノによる今季採点

          ブルックスブラザーズ〜ぼくと日本ファッションの原点〜

          先日、米国のブルックスブラザーズが破産申請したとのニュースが駆け巡った。アメカジやアメトラの影響が根強い日本人にとってブルックスブラザーズは特別なブランドであるとともに、日本メンズファッションの原点でもある。今日はそんなブルックスブラザーズと日本、そして個人的な想いについて語りたい。 ブルックスブラザーズのメンズファッションにおける影響ブルックスブラザーズのは世界最古の紳士服専門店である。それまで誂え(オーダーメイド)が基本であった紳士服に既製服の概念を持ち込んだのがブルッ

          ブルックスブラザーズ〜ぼくと日本ファッションの原点〜

          日本一過保護なユヴェンティーノ によるセリエA再開展望

          いよいよ22日深夜、ボローニャ戦からセリエAが再開する。(つい最近までやってた何とかというコンペティションは忘れた) そこで今回はセリエA再開の展望を書きたいと思う。日本一過保護なユヴェンティーノを自認するぼくがそれでもユヴェントスがスクデットを獲ると思う理由について考えてみた。親心満載なこの記事を読んで少しでも不安が解消されれば幸いだ。是非ともご覧頂きたい。 ①選手層の厚さ まずは選手層の厚さ。最近忘れられがちだが、チームとしての完成度は低いかもしれないが選手の個人能

          日本一過保護なユヴェンティーノ によるセリエA再開展望

          映画のスーツスタイル

          映画は最高のファッションの教材というのは誰かの名言だが、今日はそんな映画について。映画のファッション、特にクラシックなスーツに感銘を受けた2つの作品を紹介したい。 ・華麗なるギャツビー 第一次世界大戦が収束し、空前の好景気に沸いたアメリカの狂乱を描いたアメリカ文学の傑作。男性の衣装をブルックスブラザーズ、女性の衣装をはプラダが手掛けている。 個人的にに注目なのは、3人の主要男性登場人物の衣装がそれぞれのキャラクターを上手く表現しているという事。 ギャッツビーのエレガン

          映画のスーツスタイル

          最初に買うならこの革靴

          「革靴は最初に何を買ったらいい?」とよく聞かれる。 もちろん用途や好みのスタイルによっても違うし、直観で店頭で気になったものから入るのが1番だ。 ただ、漠然と「革靴いいなあ」と思っている方はそもそも用途もスタイルもわからない事が多いし、できたら1足でオンオフ含めて様々なシーンで履ける靴がいいのではないだろうか。 今日、ぼくがおすすめするのはそんな1足だ。その靴とは「黒の外羽根のプレーントゥ」である。 ・外羽根と内羽根 まずは外羽根と内羽根について簡単に解説したい。 外羽根

          最初に買うならこの革靴

          SBクアドラード

          ユヴェントスの補強で1番重要な箇所はSBという意見が多い。 僕の意見はちょっと違っていてユヴェントスのSBは基本的に補強は不要と考えている。というのはクアドラードがめちゃくちゃいい仕事をしているからだ。正直、こんなにやってくれるとは思ってなかった。先日、誕生日を迎えたとの事で今日はSBクアドラードを褒めちぎりたい。 RSBクアドラード SBの補強が急務という意見の根拠は今季のSBがそもそも3人体制で頭数が足りていない事にあると思う。加えてバックアップを務めるデシリオやダニ

          SBクアドラード

          フォーマルウェア考 ~正装編~

          みなさんはフォーマルウェア、いわゆる礼服はお持ちだろうか。 30歳半ばを過ぎて結婚式に参列する機会も少なくなったが、かつては友人や先輩の結婚式のたびに着ていく服に悩んだものだ。 今回はフォーマルウェアについての僕の考えをまとめたい。 フォーマルの3種類フォーマルと定義される装いはそれぞれのシチュエーションやドレスコードでさらに3種類に類される ・正装 ・準正装 ・略礼装 今回紹介する正装はモーニングコート、燕尾服、そしてタキシードの3種類。 それぞれ着用のシーンが異なる

          フォーマルウェア考 ~正装編~