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日本一過保護なユヴェンティーノ によるセリエA再開展望

いよいよ22日深夜、ボローニャ戦からセリエAが再開する。(つい最近までやってた何とかというコンペティションは忘れた)

そこで今回はセリエA再開の展望を書きたいと思う。日本一過保護なユヴェンティーノを自認するぼくがそれでもユヴェントスがスクデットを獲ると思う理由について考えてみた。親心満載なこの記事を読んで少しでも不安が解消されれば幸いだ。是非ともご覧頂きたい。

①選手層の厚さ

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まずは選手層の厚さ。最近忘れられがちだが、チームとしての完成度は低いかもしれないが選手の個人能力の高さはセリエAでは群を抜いている。たとえ塩試合になったとしても最後は選手の個の力でゴールをこじ開けるという理不尽力に期待したい。合わせて交代枠が5枠に増えた点もユヴェントスにとって追い風になるだろう。

②怪我人の復帰

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中断期間中にユニフォームを購入した事もあるが、後半戦1番期待しているのはラムジーだ。ディバラとの相性の良さや前線のスペースへ進入するプレーは中断前からも徐々に発揮されていた。コッパナントカでは特に怪我箇所が明らかでないまま出場機会が限られていたが、コンディションが整っていれは重要な戦力となるのは間違いない。さらにイグアインも復帰すれば前線のオプションが増すことも間違いない。両選手の復帰に期待だ。

③守備の安定

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あまり言及されてないが、守備陣は再開後高い集中力を保ち非常に安定している。加えてボヌッチ 、デリフトは怪我にも強く、ダニーロの好パフォーマンスは嬉しいサプライズだ。そして今シーズン絶望と思われていたデミラルも帰ってくる。
さらに、ミラン戦で披露したロナウドをネガティブトランジション時にCFに据えて4-5ブロックを形成する新たな守備の形は非常に効果的に機能しているように見えた。なんとかサンドロの復帰まで持ち堪えて欲しい。

④中断からの一足早い再開

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これが地味に大きいと思っていて、ユヴェントスはコッパイタリアで他のチームに先駆けて2試合消化した。他リーグの再開後、試合開始直後の早いタイミングでのゴールが目立っているのが印象的で(ミラン戦でも開始直後ビッグチャンスを迎えている)試合勘の欠如が開始直後のゴールの要因の一つと考えられる。前代未聞の中断に依る影響は計り知れないだろう。コッパに残った4クラブは5枠の交代の使い方や週二ペースのリカバリー具合などシュミレーションを先に済ませられた点は小さくないアドバンテージと考える。

⑤週二ペースの超過密日程
これから誰も経験した事のない8月頭までに残り10試合近くこなすハードスケジュールが待ち受けている。スクデットを争うラツィオはロティート会長もインタビューで過密日程について難しさを認めており、記事内では中断前の週二ペースの難しさからヨーロッパリーグを犠牲にしたとも発言していた。過密日程はユヴェントスに直接有利というよりライバルチームにとってデメリットが大きいように思える。

いかがだろう。コッパイタリアの敗退といつまで構築されない組織に不安を抱く方も多いだろう。しかし、前代未聞の90日近い中断による悪影響は他のクラブも一緒。
中断前のユヴェントスはリヨンに敗れたものの新戦力も徐々に力を発揮しつつ、ベンタンクールがいよいよ一皮向けようとしたり決してネガティブな話題だけが先行していたわけではない。現に中断直前の難しいイタリアデルビーは素晴らしい出来で勝利した。再開されるセリエAに向けて少しでもいいイメージを持っていただけたら幸いだ。

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