【提供写真あり】サッカー観戦初心者にオススメなのはゴール裏? 柏レイソルサポーターのアンケート回答から気づいた「席種よりも大切な◯◯」#jleague #reysol
※こちらのnoteは投げ銭形式のため、全文の閲覧が可能です。
みなさんこんにちは。柏のひとというアカウント名で、Twitterに生息しています。
今回は私の趣味である、サッカー観戦に関するnoteです。
このnoteを書こうと思ったキッカケは、現在栃木SCでマーケティング戦略部長を務めるえとみほさんの呟きからでした。
こちらのツイートにコメントする方が多く、「初観戦でゴール裏はどうなの?」という議論が巻き起こりました。そして、同時に凄く大切な問題提起であると感じました。
マーケティングにおいて「新規顧客比率」は重要な指標です。特にJリーグは観戦者の平均年齢が上昇傾向にあるため、「若い人がスタジアムに足を運ぶ経験」を増やすことが喫緊の課題となっています。
▼参照▼
Jリーグ スタジアム観戦者調査 2017 サマリーレポート
サッカースタジアムの集客のみならず、Webサービス、街中の飲食店、商業施設等の様々なマーケティング施策において、「新規顧客比率」の向上をKPI(重要業績評価指標)として設定しているケースは少なくありません。
えとみほさんとは知人の結婚式でお会いして以来ご一緒できていないのですが、Googleやオプトのソーシャルメディア事業部、スナップマートでの実績は言わずもがなです。
そんなえとみほさんが度々言及しているサッカー初観戦者を増やす施策を考えることは、「マーケティング面でも深堀りする意義のある内容」ではないかと。
そこで、今回私自身のサッカーアカウント(@ReysolFellow)にて、繋がっているサッカーサポーターの方々へアンケートを取ってみることにし、「本当にゴール裏観戦は避けた方がいいのか?」という根拠を調査してみることにしました。
そもそもサッカー観戦における「席種」とは?
ただ、こちらのnoteには「今までスタジアムに行ったことはないけど、サッカー観戦がどういうものか興味はある!」という方にもリーチすることが予想されるため、まずはサッカー場の席種について説明をしたいと思います。
▼参照▼
三協フロンテア柏スタジアム(日立柏サッカー場)のシートマップ
<出典:柏レイソル Official site より>
上記は私がサポーターとして応援している柏レイソルのホームスタジアム・三協フロンテア柏スタジアム(呼称:日立柏サッカー場、日立台etc)の席種表になります。
日立柏サッカー場の場合は、柏レイソルを応援する「ホーム側」と、アウェイチームの応援をする「ビジター側」で明確に席が別れていて、応援するチームによって、入場できるスペースに制限がある競技場です。
【ホームチーム側応援席】
・ホームゴール裏(柏熱地帯ホーム自由席)
・バックスタンド(SDホーム指定席・SFホーム指定席・ARホーム指定席・ALホーム指定席etc)
・メインスタンド右(MRホーム指定席)
【ビジターチーム側応援席】
・メインスタンド左(ビジター指定席)
・アウェイゴール裏(ビジター自由席)
【応援対象関係なく入場できる席】
・メインスタンド中央(SS指定席)
今回の問題提起におけるポイントは、「初めてサッカー観戦に来た人がゴール裏で応援するのってどうなの?」という問いでした。
こちらに関しては統計的な調査が必要だと思い、Twitterの投票機能を用いてアンケートを取ってみることにしました。
アンケートで一番人気だったのは「バックスタンド」
アンケートは5月14日〜5月21日までの7日間実施し、大変ありがたいことに1,196票が集まりました。ご協力いただきました皆さん、本当にありがとうございました。
アンケートの結果は、上のツイートにて掲載いたしました。
投票比率を人数別に算出すると、以下の結果に。
・ゴール裏:371人(31%)
・バックスタンド:443人(37%)
・MRホーム指定席(メインスタンド右側):215人(18%)
・SS席(メインスタンド中央):167人(14%)
このように人数を出してみると、えとみほさんのツイートに対する「ゴール裏」での初観戦に対する厳しい指摘は、決して大多数の意見ではないことに気付かされます。
実際に、柏レイソルのゴール裏には女性サポーターやカップルの方も多く、どんな方でも比較的ウェルカムな雰囲気があります。
また、以下からは、それぞれの席種における、観戦時の具体的なポイントを解説します。
1番人気の「バックスタンド」にもさまざまなこだわりが
バックスタンドとは、先ほどのシートマップの上部座席一帯を指します。
バックスタンドは、
・SDホーム指定席(中央前列)
・SFホーム指定席(中央後列)
・ARホーム指定席(ホーム側ゴール裏寄り)
・ALホーム指定席(アウェイ側ゴール裏寄り)
の4席が主な区分となっており、選択する席により、それぞれで実に様々な楽しみ方があります。
正面のSD席・SF席はピッチ全体を見渡せるため、座って全体の展開を楽しむのにオススメです。
また、AR席(バックスタンドのホームゴール裏寄り)の場合は、柏レイソルサポーターによる応援の熱気を感じることができます。
「いきなりゴール裏に行って応援するのは気が引ける…」とハードルを感じる人であったとしても、サポーターの熱気を感じながら、座って観戦することも可能。
また、季節によっては花火を見ることが出来るのも、バックスタンド観戦の醍醐味となっています。
なお、AL席(アウェイゴール裏寄り)はチケットがギリギリまで残っていることが多く、直前でも比較的に入手可能な穴場席です。
バックスタンドの他の席同様の臨場感があり、ゴール前での迫力あるシーンが目線の先にある席種となっています。
もちろん「ゴール裏」も最高な雰囲気です
今回のnote執筆のキッカケとなった「ゴール裏」は、初観戦でも最高なシートです。
試合前のアップの段階から、真剣な練習姿や選手同士の声がけを見て聞いて感じることができます。
また、試合が始まればボールが直接飛んでくることもあり、試合にのめり込んでしまう没入感があります。
1階やゴール真裏の席は声を出して応援する雰囲気があるため、そうした応援を一緒に楽しめる人であれば、是非とも積極的に足を運んでみましょう。
また、もし飛び跳ねながら応援するのを避けたい、または応援したいけど自分のペースで声を出したい人は、2階席を選択するのも手です。
ツウな面子がオススメする「メインスタンド右側」
今回3番人気であったものの、一番多くの提供画像をいただけたのが、メインスタンド右側(ホームMR指定席)でした。
柏レイソルの場合は右サイドに日本代表かつ50mを5秒台で走る伊東純也選手がいるため、イケメンな彼を一目見たい女性ファンも少なくありません。
また、メインスタンド右側は柏レイソルのベンチも近いため、緊迫した展開ではスタンド全体の団結感が生まれやすい席でもあります。
選手がゴールを決めた際のセレブレーション(お祝いのダンスなど)を近くで見ることが出来るのも魅力的です。
「メインスタンド中央」は最も楽しみ方が豊富です
日立柏サッカー場のメインスタンド中央(SS席)は、観戦者の様々な要望を叶えてくれます。
たとえば、日立柏サッカー場の席の大部分には屋根がないため、こちらの席では雨が降っても問題なく観戦することが可能です。
また、アウェイサポーターの方も入場可能なエリアであるため、柏レイソル以外のサポーターが知り合いである場合でも、一緒の席で観戦を楽しむことができます。
番外編:アウェイのゴール裏やロイヤルシート他
今回は柏レイソルサポーターの方から投票を募りましたが、アウェイ側のゴール裏に足を運んだ方からもお写真をいただけました。
実際に私自身も感じるのが、アウェイサポーターから見る日立台の満足度の高さです。
「席の目の前がゴールだから、サッカー専用スタジアムは本当に最高!(20代女性)」という知人からのクチコミ通り、遠方から来るサポーターからも大変喜んでもらえるのが嬉しい限りです。
また、非売品の席ではありますが、「ロイヤルシート(貴賓席)」も存在します。クラブチームや選手の関係者が入場できる席となっており、サッカーの日本代表監督が視察に訪れた際、よくこちらの席に座っている姿がテレビに映ります。
アンケート回答から気づいた、席種よりも大切な「一緒に行く人の存在」
ここまで席種のアンケート、それぞれの席の解説を行ってきましたが、写真や動画をご提供してくださった方々の反応から、一つの答えを見い出しました。
それは、タイトルに◯◯と入れていた「一緒に行く人の存在」です。
おそらく、このnoteを読んでいるサッカー観戦に行ったことがなかった人、これまで興味がなかった人にとっては、「席ごとにこんなに楽しみ方が違うのか…!」という驚きや戸惑いの連続だったかもしれません。
そんな初観戦者にとって、今後「また行きたい!」と思えるかどうかの違いは、今座っている席の面白さ、サッカー観戦の楽しみ方を、「一緒に行く人」から教えてもらえるかに尽きると思われます。
実際にサッカー観戦に詳しい人と一緒に行くと、中にはコーナーキックの目の前の席を確保してくださる方もいますし、そうした経験がハマるキッカケになる人も少なくありません。
Jリーグの未来を変えるのは、今スタジアムに観戦している人たち
何度も繰り返し言及してしまいますが、今後のサッカー観戦者を増やせるかどうかを担っているのは、間違いなく「今スタジアムに足を運んでいる人たち」です。
えとみほさんが上記で重要なお話をしていて、一緒に観戦する人には、
・今いる席や、試合の楽しみ方を解説する
・初観戦の方との連帯感を生み出す
という2点を強く意識して欲しい次第です。
冒頭でも述べました通り、Jリーグにおけるスタジアム観戦者の「新規顧客比率」を向上させることは、自らが応援するチームが持続的な成長を積み重ねる上で、最も欠かせない要素です。
インターネットでもリアルな場でも問われる「プラスマインドな振る舞い」
昨今のインターネット上での反応を見ていると、草の根からの「プラスマインドな振る舞い」が、新規観戦者を呼び込めるどうかに大きな影響を及ぼしていると感じられます。
たとえば、「ゴール裏がオススメ」という提案があるならば、そこを一方的に否定するだけの振る舞いは、誰のためにもなりません。
・より良い観戦プランを提案してあげる
・別の角度から楽しみ方をアドバイスしてみる
・またはもっとヒアリングを行い、初観戦者にとって適切な観戦環境の選択をサポートしてあげる
そうした「プラスマインドな振る舞い」を心がける人が増えるだけで、Jリーグのまだ見ぬ可能性が切り開けると、私自身は本気で思っています。綺麗事かもしれないけど。
特に、2018年5月24日には、現役スペイン代表・バルセロナの精神的支柱であったイニエスタ選手がヴィッセル神戸に加入し、現在もさらなる大物の来日が噂されています。
そんなスーパースターが日本でプレーするチャンスを、僕ら「Jリーグサポーター」がモノに出来るかどうかで、Jリーグの未来は大きく変わってくると感じています。
アンケートを取らせていただいて恐縮な結論にはなりますが、サッカー観戦は、どんな席でも「一緒に行く人」次第で楽しめるようになることは間違いありません。
少しでもサッカー観戦に興味を抱いた方は、是非とも知人のJクラブサポーターと一緒に、スタジアムへ足を運んでいただくことをオススメします!
参照:その他席種に対するクチコミ
日立柏サッカー場に関する席種のリアルなクチコミをまとめております。
観戦にあたってさらなる情報を集めたい方は、是非ともこちらもご参考くださいませ。
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アンケート作成からツイートの掲載、その他調査などにより意外と時間と気力を消費してしまったため、もし今回の内容にご興味持っていただいた方がおりましたら、ご支援・サポートいただけますと泣いて喜びます😭😭
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