読書感想文「十年目、帰還を諦めた転移者はいまさら主人公になる １」
好きなラノベ「詰みかけ転生領主の改革」の著者さんなので購入を決める。
力押しで来る話では無いのが好みの作者さんでもある。
ウンチクを聞くのが好きな人は面白いはず。
読んだ本のタイトル
著者：＃氷純 氏 イラスト:＃あんべよしろう 氏
あらすじ・内容
日常の最中、突如として異世界へ転移させられた元日本人・トール。
彼は地球へ帰る手段を探すため、ソロ冒険者として活動し続け――気付けば九年の月日が過ぎていた。
十年目の異世界生活を迎え、とうとうこの世界に骨を埋める決心をしたトール。そんな矢先、実力を見込まれて、彼は冒険者ギルドの支部長から一つの極秘依頼を提示される。
それは麗しき美貌と聡明さを持つワケあり双子・ユーフィとメーリィを、彼女たちが継いだ商会を仕切る男・ハッランから護衛して欲しいというものだった！
双子に手を貸すことを決めたトールは、磨き上げた己の技能を発揮し――!?
「異世界生活十年目は賑やかな旅になりそうだ」
雷鳴轟かす最強冒険者と、頭脳明晰な美人双子がゆく、異世界冒険譚ここに開幕!!
（以上、Amazonより引用）
感想
15歳でいきなり異世界に飛ばされたトール。
そこから日本に帰るため、ソロで冒険者をしながら色々と頑張ったが、、、
10年目になり遂に心が折れた。
心が折れたとはいえ、冒険者の序列17位。
通り名は「赤雷」
ソロでは世界屈指のボッチな冒険者となっていた。
ただ、ランクはB。
AランクになるにはBランク級が5人居ないとなれないらしく、ボッチなトールには無縁だったらしい。
だからBランクと言うとナメられるらしい。
でも、実力は世界屈指。
そんな彼が、偶然にも受けた依頼は商会の娘の双子の護衛だった。
でも、その商会は御家騒動真っ最中。
双子の両親は他界しており、商会を切り盛りしてるのは番頭。
その番頭が商会を乗っ取るために双子を狙っているのだが、、
それをトールが護衛する。
その娘達は、異世界の本を読んでおり物理に詳しく、双子達の頭脳も狙われていたようだ。
そして、トールを排除しようと商会で雇われている冒険者達、魔百足が襲い掛かるがトールは軽く撃退。
さらに、番頭が魔百足と企んだ悪事も双子の頭脳とトールの戦力で暴かれるが、、、
商会は解体。
賠償金などを払ったら、、
お陰で双子は無一文になってしまう。
そして、ボッチだったトールに2人の同行者兼弟子が出来た。
でも、この双子、、
なかなかの頭脳の持ち主で、異世界で炭酸飲料を作ってしまう。
さらにポーションに炭酸が入ると治癒が速くなるのだが、炭酸が抜けると治癒が下がってしまい地域限定の特産だったのだが、、
この炭酸飲料制作で、生命を賭けてる冒険者には朗報となったが、商人達には利権を侵食したとなり取引を停止されてしまう。
それをトールが、、、
力でねじ伏せたら。。
商人達がメシのタネの中心に据えていた迷宮の完全攻略。
それにより迷宮は消滅。
利権が根源から覆されて、、、
いやん。
トールってば強引ww
こんな感じで読んでて楽しかった。
続き早よ！！
全巻買っちゃる。
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