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「Dジェネシス ダンジョンが出来て3年  03」感想・ネタバレ

どんな本?

Dジェネシス ダンジョンが出来て3年』は、之貫紀 氏による日本のライトノベル。
この物語は、世界各地に「ダンジョン」が出現してから3年後の世界を描いている。

主人公の芳村は、元々は社畜として働いていたが、ある偶然からダンジョン探索者の世界ランキング1位になる。
彼は退職し、ダンジョンに潜ることを決意するが、手に入れた未知のスキルに振り回され、ダンジョン攻略の最前線に関わることになる。

この作品は、投稿小説サイト「小説家になろう」で2019年6月1日から投稿が開始され、その後KADOKAWAのエンターブレインレーベルより2020年2月から刊行されている。
また、『月刊コンプエース』で平未夜 氏の作画により漫画化され、連載が開始されている。

読んだ本のタイトル

Dジェネシス ダンジョンが出来て3年03
著者:之貫紀
イラスト:ttl

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あらすじ・内容

神VS元サラリーマン!?止まらない二人の猛進に世界が振り回される!!

2018年。ダンジョン攻略が当たり前になった世界。
元社畜の脱サラリーマン芳村は不幸?な事故で最強スキルを手に入れる。
異界言語理解の力を使って碑文に隠された情報を手に入れた芳村と三好はダンジョン下層へと検証に向かう。
そこで待ち受けていたのは黄金の椅子に鎮座する神!?
碑文の翻訳サイトを開設してさらに世界から注目を集めることになったDパワーズの前に、お嬢様がやって来た!

大人気SFファンタジー!第3弾

Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 03

備忘録

「Dジェネシス ダンジョンができて3年 3」では、主人公、芳村たちがダンジョン探索と科学技術を組み合わせた新たな挑戦に取り組む。

物語は、彼らが「マイニング」の確認を目指すところから始まる。

ウルフ狩りや生命探知のスキルオーブの獲得を経て、彼らはパーティ機能の検証やステータス編集機能の発見は、ダンジョン探索の新しい可能性を開く。

18層のダンジョンでは、荒涼とした風景の中、自衛隊未調査の部分に挑み、ゲノーモスとの戦いに巻き込まれ。

エンカイとの激しい戦闘を通じて、芳村たちは自身の限界と勇気を試される。

何とか倒したエンカイのドロップアイテムを収集した後、彼らはダンジョン探索の成果を分析し、新たな計画を立てる。

主人公たちの探検は、ダンジョンの神秘的な世界を探求するだけでなく、科学技術との関連も深める。
特に、人間の能力を数値化する計測デバイスの開発や、ステータスの個人識別とスキル判別に関する計算処理は、ダンジョン探索の新たな側面を提示する。

また、芳村と三好の特殊スキルの発見や、ダンジョン内での異常現象への対応は、彼らの知識と創意工夫でアルスルズ達を使っての新たな連絡手段も手に入れる。

鳴瀬との関わりは、ダンジョン外での人間関係の変化や世界的な関心事への対応をしてもらったり。
二百六十六枚の碑文の翻訳をしてもらい、色々と考察もしてもらう。
その中で、何故にダンジョンを此方に寄越した者達は現れないのだろうかと不思議に思ったりもする。

さらに、御剱と斎藤の方でも変化があった。
出来レースで主役が決まっていた映画の主演を実力で奪ってしまった女優の斎藤がテレビのインタビューで、芳村を師匠として紹介してしまい。
マスコミから注目されてしまう。

だが、その裏には別の思惑が渦巻いていたが、、
強引な取材をするマスコミ関係者がアルスルズ達の境界網に引っかかってしまう。
そのマスコミ関係者を三好は尋問の末、某田中さんに引渡す。

その後に、三好はアルスルズを使ってマスコミ関係者を揺さぶり手下にしてしまう。

その後に翠の常磐ラボでは、ドラゴンボールのスカウターのような人の能力を測れる。
精密型と簡易型が開発され。
コレが、ウィキリークスならぬ、ヒブンリークスを公開し、パーティー編成をしたら念話が使えると判明すると。
受験を控えた各試験会場から、Dカードを所持している学生の炙り出しをするために常盤ラボとDパワーズが巻き込まれる。

いや、コレはヒブンリークスを発表した芳村、三好は因果応報か?

全体を通して、この物語はダンジョン探索のスリルと科学技術の可能性を交錯させ、主人公たちの成長と挑戦を描いている。彼らの冒険は、ダンジョンの神秘と現実世界の複雑さの中で展開され、読者を引き込む。

感想

この巻では、主人公たちのダンジョン探索の深度がより深まり、科学技術との融合が一層進む。

特に目立ったのは、黄金の椅子に鎮座する神、エンガイとの予期せぬ強制戦闘で、芳村たちがレベルアップ(ステータス強化)でこれを物理的に解決する展開が印象的だった。
あぁ、、やっぱチートだわ。
ただ、これはかなり危機的状況だった。

でも、神様相手の戦いにも関わらず、物語の焦点はダンジョンの新機能開拓と世界への影響にあり、芳村たちの活動がどれほど大きな波を起こしているかが如実に示された。

また、異世界言語理解によって明らかになった情報の検証への取り組みも興味深い。

加速器実験からダンジョンが出現して3年、主人公たち芳村の活動はますます目覚ましいものになっている。

また、芳村たちが周囲の人々を巻き込みながらも、彼らの思い通りに物事を進める様子は、読む側にとっても爽快感を与える。

総じて、ダンジョンの神秘と現実世界の複雑さが絡み合いながら、主人公たち芳村の成長と挑戦を描いた本作は、ダンジョン物の魅力を十分に引き出していると感じる。

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