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とりあえず釧路にいることにした #道東の未来
釧路に戻ってきてから、1年半くらい経ってしまった。
今までに過ごしたどんな環境よりも馴染みがあり、もはや知っている人だらけの釧路だけれど、24歳で釧路に戻ってきてからの1年は、凄まじいスピードで過ぎ去っていった気がする。
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釧路に戻ってきてから、「時がきたらはたらく日記」という日記を書き始めた。
帰ってきてすぐ、春から夏まで無職として生活していて、本当に豊かすぎるほど豊かな時間だっ
時がきたらはたらく日記 18
無職83日目昨日の疲れが残っていたが、気合で起床。なんとか荷物をまとめ、チェックアウト。頼りない腕の力でキャリーケースを支え、よろよろと階段を降りる。思い立ったらすぐに東京に来れる行動力はあるのに、普段の生活では全く「タフ」という言葉から遠い。背中を曲げながら歩き、荏原町へ。
荏原町には大叔母が住んでいる。
荏原町駅から歩いて10分もかからない住宅街にある、大きな一軒家に一人で住んでいる。
東京
時がきたら働く日記 17
無職82日目10時過ぎに起床。昨夜あげたストーリーに、いくつか返信がきていた。大学の先輩から「東京にいるなら飯に行こう」と来ていたので、「飯行きます」と返信。
寝坊した日の罪悪感はいつになっても慣れない。大人になってからは、特に頻繁に寝坊するようになった。寝坊と言ってもこの日は特に用事がなかったので誰に何を言われることもないのだが、起きた瞬間の小さな絶望感と長時間睡眠の疲れがベッドに身体を縛りつけ
時がきたら働く日記 16
無職81日目東京。何ヶ月ぶりか。学生生活を終えたことと新型コロナウイルスをきっかけに、ほとんど行く機会を失っていた。
就職するための面接を受けに行くので、かなり無職らしい出来事である。
釧路から羽田までの航空チケットは、先輩が出してくれた。びっくりするくらい気軽に出してくれた。zoomの向こうで「え、私だすよ。いいよ」と言っていた真面目な顔を思い出す。
この日の東京は雨だった。東京で雨、かなり
男の腕に抱かれジャケット
この世には「ジャケ買い」という行為があるが、私も多少なりとも「ジャケ買い」をしてしまうことがある。
とはいえ、初めての「ジャケ買い」は母からの「ジャケ貰い」になったのだが、それは中学生の頃だった。
ある日母が持っているCDを見せてくれて、好きな物を持っていってもいいよと言ってくれたものの中に、それはあった。
女性がうずくまっている様子を接写したジャケットのフリッパーズ・ギター「colour me
お仕事・音楽・買ったものまとめ2020
2020年は去年にも増して辛い時期もあったのですが、性格が若干変わったこともあってか、謎に図太くもあれた年だったなと思います。あと辛いのは毎年でした。
学生でなくなり、新卒扱いだったわけですが、世間から見ればほぼほぼフリーターのような生活をしていた年でした。いま思えば、それもまた良かったとは思います。
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お仕事今年の夏頃、一般社団法人ドット道東の理事を辞任させてもらい、アルバイトとし
個人的アイドル楽曲大賞2020
今年は新型コロナウイルスの影響で、エンターテイメント業界も大打撃でした。
アイドル業界ももちろんその煽りを受け、握手会や大型ホールでのコンサートイベントが次々に中止。アイドルにとってもオタクにとっても物凄い年となってしまいました。
今年は、こぶしファクトリー解散、室田瑞希さんの卒業、Juice=Juice・宮本佳林さん、アンジュルム・船木結さんの卒業(並びに卒業延期)が重大トピックだったと思いま
時がきたら働く日記 15
無職72日目
世間、多目的トイレの話題で持ちきり。
以前付き合っていた人に連絡を取ったら、びっくりするほど冷たい対応だったので、もう思いつきなどで連絡を取らないことにする。
無職75日目
制作に関わったガイドブックの発行前イベント。
オンラインで関係者をつないで1時間程度話すというものだが、自分にできるのか。
住居のWi-Fiの復旧がまだなので、駅前のカフェの会議スペースを電話で予約。20:00
時がきたら働く日記 14
無職64日目母が、LINEで「あと2週間は無理だって」と告げてきた。
新しい家のインターネット回線が繋がるのに、かなりの時間がかかるらしい。
私は回線契約をしているプロパイダが、新型コロナウイルスの影響で使えるデータ容量を無償で増やしてくれたのでなんとかやっていけそうであるが、家族のインターネット利用状況はわからない。
しかし、困るものは困る。
ストップするとまずい作業だらけだし、現在制作中のガ
時がきたら働く日記 13
無職62日目引越しの日。いつもより相当朝早く起床するも、私以外の家族は皆すでに起床していて気合が削がれる。自室に残った荷物を、段ボールにどさどさと積み上げていく。重要そうで実は重要でない書類の捨てどきがわからない。
朝ごはんもそこそこの我が家に、引越し業者がやってくる。4LDKの一軒家に、大の大人が10名ほどいるとやや狭苦しい。私の部屋にも、女性の作業員が一名やってきた。制服を着こなし、キリリとし
時がきたら働く日記 12
無職52日目最近はもっぱら映画を見たり本を読んだりしている。朝起きたらご飯を食べて少し作業をし、映画鑑賞か読書。家事や引越し作業の合間に昼飯を食い、夕方になったら家事をして、仕事から帰ってきた家族と過ごす。風呂に入ってまた作業をして、深夜に眠るという生活をしている。悠々自適。実家との関係性が良好で、よかったと思う。
無職54日目友人に、「かしこちゃんは、俺の中ではシティーガールなんだよな」と言わ
時がきたら働く日記 11
無職50日目注文した本が届いた。段ボールの箱は小さいが、書籍が入っている分、ずっしりと重たい。部屋に運び入れるが、引越し作業中なので部屋中に段ボールが積み上がっているので、どこかに行ってしまいそうだ。取り急ぎ、黒いペンで「在庫」と書いておく。自分のものにしてしまってもいいのだけれど、自分のものにならないかもしれない本たちを部屋に置いておくのは少し緊張する。
久しぶりにTwitterを開く。無職に
時がきたら働く日記 10
無職47日目またもや(またもや?)セクハラの報道。男性編集者が女性ライターに対して、セクハラを行ったという報道がタイムラインを騒がせている。気が滅入った。各記事を読むと、内容が酷すぎて目眩がした。自分に起きたことのように心が重くなった。マジで心が重たくなりませんか?
無職48日目昨日に引き続き、セクハラの話題。友人と話す。今までに発覚したいくつもの事例を共有して話すが、心は暗くなるばかりであった
時がきたら働く日記 9
無職46日目コミュニケーションがうまくいかない。それは、相手の問題というよりかは私の問題のような気がする。というか「私の問題」としておけば、相手を責めることなく自分がいい人っぽくなれるので、楽なのである。そういう方法でしか自分をおちつかせられないとき、めちゃくちゃ落ち込む。落ち込むが、こういうときは「微笑みの爆弾」を思い出せば少し元気が出る。馬渡松子という名前を「幽☆遊☆白書」でしか知らない。それ
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