私はもうそんなに長くは生きてはいけないのだろうか?
6/8(木)⛈
ここへ来たときも、あのときも追われるようにして出ていった。そして今回も。ということはもしも沖縄へ行ったとしても同じことになるのか?しかし、そのときは死ぬときだ。それに、追われて出て行くのではない。天の導きに従って自然と流れていくのみである。
人間は環境に適応するまでに3ヶ月かかるという。現在のところ出所から18日め。シャバに慣れる(元の感覚に戻る)までにはまだまだ時間がかかるということだろうか?そう言われるとそんな気がする。
人との待ち合わせの場所から場所までのルートを約束の前日までに調べていなかったり、バッテリーを充電し忘れていたり(もっともこれは以前からあったことだが)、今の私は何かと凡ミスが多い。
先日現れたNKの🎹ピアノ可の物件を見に行く。
全然気分が違うな、やっぱり。
物件は気に入った。眺望が素晴らしい。建物は古いが、現在の状況からしてそんなことは言ってられない。ビクターを持って来れるのなら。ただし、市の審査が通るかどうか、信用調査を通過することができるかどうかはわからない。
不動産屋の対応はメールでの印象より良くはなかった。不動産屋が言うには、生活保護受給者の話は面倒なことが多く、基本的に扱いたがらない業者が多いとのことだった。
「どこも対応が悪くなかったですか?」
「おっしゃる通りですね」
私は自分が置かれている立場を改めて理解せざるを得なかった。自分が思っていた以上に凄まじい。
驚かされたのは、生活保護を受給するために家賃の安い物件に引っ越ししようと企む人がいるらしいということだ。いろんな人がいるようだ。
知り合いも誰もいない、知らない町へ引っ越しするのはこころ細いものだ。
コープが徒歩圏内にある!
KYにいるときとはだいぶ気分が違う。
腹が減った。やばい、体が限界に近づいているのがわかる。帰ろう。
ああ、しまった。パンでも買ってくるんだった。そんなこころの余裕さえない。
沖縄行きの計画を続行し、◯◯◯◯◯◯市の賃貸物件を検索する。ピアノを置ける物件は見つからない。そこで、ビクターは預けるパターンで、体とビクター以外の物全てを生活保護で面倒を見てもらうパターンでの引越しを念頭に探してみることにする。
病院から電話が入る。
「間もなく順番ですので」
「まだ、やってらしたんですか?すぐに参ります」
先日の検査結果は、最悪で、血圧は高く、腎臓の数値は悪化していて、尿蛋白も下りているとのことだった。再検査が必要だという。
コロナ以後、体までもやられてしまうとは。。。私はもうそんなに長くは生きてはいけないのだろうか?
✉️◯◯福祉事務所宛て
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