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少年サッカーカリスマ指導法

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#教育

ピグマリオン効果とサッカー

期待をされた人ほどその通りの成果を出せる、という説があり、
それを「ピグマリオン効果」といいます。
これは、60年代、米国の教育心理学者ローゼンタールが説いた説です。

ローゼンタールは、ある学校の小学生に知能テストを行い、
そのなかから無作為に数名の生徒を選んで、
「この子たちが伸びる」と偽りの情報を教師に伝えました。

それを信じた教師が、その子たちを期待をこめて指導したところ、
本当にぐんぐ

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教育は絶対に必要

子どもを教える回数が増えるにつれて感じることがある。
有益な教育には絶対投資した方がいいということだ。
やはりコーチによって子供の伸び方が全く違うものになる。

人間という生き物を理解し、専門知識と経験が豊富な
コーチであればあるほど子供の成長率は高くなる。

優秀なコーチというのは、絶対に勉強している。
おそらく圧倒的に勉強していることだろう。

その勉強した知識や経験を子供に還元していくだから

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サッカーと笑顔と感謝

子供達は本当に疲れ知らずである。練習してもしても
全く休むことをしようとしない。

原点はやはり、「楽しい」という気持ちだろう。
苦しかったらはやり続かないのだ。

上手く出来た時の笑顔や雰囲気は最高である。
本人より教えている方が幸せになるのだ。

少年サッカーを見ていて思うことがある。
厳しさと否定言葉は比例しない。
優しさと甘やかすことは違う。

うまくいっているチームとうまくいってないチー

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サッカーと言葉 口癖の関係

子どもを教えていて気が付いたことがある。
口癖についてである。

できない子というのは、何かにつけて

「できない!」「無理!」
という言葉を連発する。

言葉の力というのは、驚異的である。
これは理屈ではなく脳の仕組みと関係があるからである。

「言葉は現実を作るのである。」

言葉に出した瞬間から脳がその言葉を実現するために作動するのだ。

だから、日常的に使っている言葉、特に無意識的に使って

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日本の教育とサッカー

日本の学校教育は、「教師」と「生徒」という
関係がある。これはメリットもあればデメリットもある。

そして、日本の学校教育は、「正解」か「不正解」が
常に求められる。

自分の考えや思いを他人に伝えることや、
自己主張すること。
議論を交わすこと。コミュニケーションをとること。

実生活で生かせる授業は少ない。
学校で勉強したことは、実社会で生かすことは
あまりできないのだ。

これはサッカーにも

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練習の目的はなんなのか?

少年団の練習を見ていると、この練習の目的はなんなのだろう?
と考えてしまう練習があります。

ひたすら顔を下げて行うジグザグドリブル。
足もとのみでの足裏のボールコントロール。

「その練習が試合ではむしろ逆効果になっている練習があります。」

上記の練習はおそらくボールコントロールを養うという
意味で行っているのでしょうが、ただただ無駄にタッチして
いるように感じられるのです。

何が言いたいか

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サッカー 1000回の法則

1万時間を費やすと一流のプロ選手になれるという理論がある。
1日3Hを10年間やる計算になるそうだ。
だれでもこれだけやればプロにはなれるだろうと思う。

子どもに新しい練習をさせると、
「できない」というが、できるわけがない。

そこで説明するのだ。
「1回でできる人はいないよ。1000回を目標にやってみよう!」
「1000回やれば絶対できるようになるからね!」

「え~」というが行動しようとは

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