ピグマリオン効果とサッカー

期待をされた人ほどその通りの成果を出せる、という説があり、
それを「ピグマリオン効果」といいます。
これは、60年代、米国の教育心理学者ローゼンタールが説いた説です。

ローゼンタールは、ある学校の小学生に知能テストを行い、
そのなかから無作為に数名の生徒を選んで、
「この子たちが伸びる」と偽りの情報を教師に伝えました。

それを信じた教師が、その子たちを期待をこめて指導したところ、
本当にぐんぐん成績が伸びていったというのです。

これはサッカーの指導にも応用できます。
指導者の言葉というのは、本人が思っている以上に
影響力があります。

同じプレーをした場合に、毎回否定される子どもと、
毎回励まされている子供。
どちらが伸びていくと思いますか?

・・・そうなんです。
子どもって素直だから、期待されると伸びます。
励まされると頑張ります。

勿論ケースバイケースなので、全てプラン通り進むとは
限りませんが、成功のセオリーというのはあります。

どうか子供の意志を尊重してあげて下さい。
子どもの工夫やチャレンジを認めてあげて下さい。
その小さな出来事を大切に見守ってあげて下さい。

その小さな芽が成長した時、とてつもなく素晴らしい個性が
輝き出します。みんな個性のかたまりです。
個性が真っ直ぐ育つように綺麗なエネルギーを与えて下さい。

子どもを喜ばせられれば親も友達も喜びます。
皆がHappyになっていくのです。

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