起業製作所 / 山之口 翔(ついに起業&なぜか慶応義塾大学生に!)

2022年「起業製作所」起業/塾講師を兼業/慶応義塾大学生/総合型選抜入試8年連続第一…

起業製作所 / 山之口 翔(ついに起業&なぜか慶応義塾大学生に!)

2022年「起業製作所」起業/塾講師を兼業/慶応義塾大学生/総合型選抜入試8年連続第一志望合格率100%をダシに濃密なキャリア教育/鳥取・香川を中心に高校生たちに探求学習→起業まで指導/大好きな地元で働けるよう、自ら仕事を生み出せる子どもたちを育成

最近の記事

総合型選抜入試の結果2024

今年度は中堅私大受験者ばかりでしたが 無事全員、第一志望に合格しました。 合格率100%も、8年連続に更新です。 高1・2から準備してきた子たちにとっては 今年も全く危なげのない合格ではありましたが 毎年数名、高3になってから 「総合型選抜を受ける!」 と言い始める子がいるのです… この子たちの対策がめちゃ大変…! 特に大変なのは、 ①部活や生徒会、課外活動の実績がない ②やりたいことも特にない ③とりあえず早く受験勉強を終わらせたい という、易きに流れてきた子たち

    • ついに起業!その名も「起業製作所」

      起業までの道のり堅実・慎重派のぼくにとって、起業は大きな挑戦になります。着実に足場を固めて、やっとこさ起業に乗り出しました。 回顧録として、起業までの道のりを 簡単にまとめておきます。 ★コーポレート・プロダクトページはコチラ★ コロナが蔓延するなかで現在、企業塾で塾講師と人事部長を兼任していますが、勤め先の塾はクラス指導がメインの塾であるため、コロナウィルス蔓延によって打撃を受けそうなものでした。 しかしフタを開けてみれば 欠席する生徒も休塾する生徒もほとんどおらず、

      • 「起業製作所」コーポレートページ完成!

        随分とご無沙汰していましたが、ついに起業までこぎつけました! ユーザーネームも起業準備中という看板が取れて、 晴れてイチ事業者としてスタートです。 これからどうぞ、よろしくお願いいたします!! コーポレートページは、こちらからどうぞ!

        • 起業家にバックグラウンドは必要ない

          「起業家」と呼ばれる人々がいます。 価値観を根底から揺るがすような体験を経て、社会的ミッションを見つめ、自ら解決しようとなすっている方たちです。 しかし、新しいお商売を始めるのに、 果たして特異な体験は必須なのでしょうか。 ◆ 起業家にとっての「ドラマ」 壮絶な生い立ちや、ショックを受けた体験は、 起業するにあたり大きな動機になります。 不合理に怒りや悔しさを抱いて、それを解決すべく事業を起こす方が多いような気もしますね。そういう経験はいつまでもそこからエネルギーを抽

          他人に迷惑をかけなさい

          ぼくは「他人に迷惑をかけてはいけない」と言われて育ちました。子どもの頃は「そらそうやわな」と思っていましたが、中学生にもなると「その表現は良くないよな」と思い始めました。なぜなら子どもは親に迷惑をかけながら大人になっていくからです。 それを親に話すと「子どもは別、特に親には迷惑かけてもええんやで」という優しい返事をもらいましたが、「それも違うな」と思いながら大人になりました。 ぼくは今でも根っからのファザコン(というより父親リスペクト、もはやワーシップw)なので、非常に従

          失敗の天才は、起き上がる天才

          できれば、失敗はしたくないものです。でもぼくは失敗の数なら、誰にも負けない自信があります!w しかし、失敗は学びの宝箱です。他山の石ですら大きな学びになるのですから、自らの失敗が持つ情報量は、先人の金言に勝ります。 ただ、失敗には落胆したり落ち込んだり、プライドがへし折れたり立ち直れなかったりと、結構なお土産がついてくるものです。 コイツらと上手く折り合いをつけていかねば、失敗を額面通りに見つめることは難しいでしょう。 どうすれば上手く失敗できるのでしょうか。 ◆

          自己満足という地下資源

          善行に対しての批判の一つに、 「そんなん、ただの自己満足やん!」というものがありますが、ぼくは 「自己満足、大いに結構!どんどんやり給え!」と思うのです。 特に善い行いについては、やっぱりじゃんじゃんやってほしいのです。 善い行いには大別して2つあると思います。 一つは、その先にtakeが期待された善行、 もう一つは自己満足しちゃう善行。 善行というよりはその人の性質にもよるのかなとも思いますが、ビジネスの場面では前者なんかは普通のことですよね。 後者については、仄暗い

          緊張しないようにするための、2つの方法

          ぼくはあんまり緊張しません。適度な緊張で保てている、といった感じでしょうか。昔から空手という個人競技の中で常に、自分より強い相手と戦ってきたおかげもあるかもしれません。 なぜ緊張しないのか、あるいは なぜ緊張するのか、ということに触れながら、緊張しない方法についてお話できればと思います。 ◆ 相手に集中する ぼくが緊張しない理由は明白です。 相手のことばかり考えるからです。 もしかしたら緊張しているのかもしれませんが、自分のことなんて構っていられないのです。だって目

          人事として一年目社員に思うこと

          新入社員が入ってきて半年が経ちました。試用期間と呼べる時期は過ぎ、一人前の業務処理が要求されるようになってきました。 雑務を任される中、1つの業務にたっぷり時間をかけてしまう社員、逆に時間のかかる業務を手早く済ませてしまう社員に分かれてきました。彼らに思うことを徒然なるままに記してまいります。社会人1年目の方や、来年社会人になる方の参考になれば幸いです。 ◆ 雑務は「雑多な業務」か? 業務に高尚も雑もありません。必要があるから存在する仕事です。差があるとすれば経験や技能

          教科書改訂!中等部に見る学力の二極化

          中学生の教科書が改訂されてから、ちょうど半年が過ぎました。その内容の激変ぶりに関係者は大慌てでしたが、実際は 想像以上に深刻です。 ◆ 中等部の学力二極化 結論から申し上げると、 中間層がほとんどいなくなりました。 クラスのテスト点数をピラミッドにしたとき、かつて中間にいた子たちは「よくできる」か「落ちこぼれ」のいずれかに振り分けられてしまいました。 ダルマ落としで真ん中だけスコーンて抜いたみたいな、おかしなピラミッドになってしまいました。 半分ずつに振り分けられ

          「だから何?」という大切な言葉

          夏の虫たちもどこへやら、うちの庭の虫たちの声がすっかり秋めいてきました。 なんてことを言うと、 「だから何なん?」 と言われてしまうかもしれません。 この言葉、口喧嘩のときによく使われてしまいがちですが、ぼくの中ではとても大切な言葉の一つに数えられます。 思考を加速させる、魔法の言葉なのです。 いつも話が長いので、今回は要件だけに絞ってコンパクトにまとめてみました…少し味気ない気もするw ◆ 「だから何?」の意味 ぼくはこの言葉、生徒によく使います。 いや、別に喧

          進路・就職に悩む高校~大学生へ!夢見るチカラを鍛える3つの方法

          ドリーム・ハラスメントやドリーム・キラーなんて言葉もあるくらい、高校生や大学生たちには夢を見ることが大きな負担になっているようです。 どうも夢を見ることを大人たちから強要されてしまうようで、周りの大人たちの在り方にも問題はあるかもしれません。 しかし、環境を変えるのには大きなエネルギーを要します。周りを取り囲む親や友人を変えるなんて、できっこないですもんね。 夢を見ることが難しいなんて当たり前のことなんです。夢は見るものではなく、 見えるものだからです。 見えていな

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          営業・就活・推薦入試対策!人と会うときは、これだけ準備しよう!

          おかげさまで今年もぼくの教え子たちは 総合型選抜の一次を全員、無事通過しました。 ここから小論文・面接・プレゼン・ディベート対策が怒涛のように押し寄せてきます。 今年も面白いキャリアを積んでくれそうな金の卵たちがコツコツ、殻をつつき始めました。 面接を行う学校も結構ありますが、 そのとき生徒たちに肝に銘じることがあります。 ◆ 面接の場で気を付けたいこと ぼくは今の会社で人事も担当していますが、正直、大学生と話す時間、 結構しんどいことが多いです。 相手は一生懸命

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          大学入試、推薦入試にまで広がる「子どもの商品化」の闇

          中国では学習塾への厳しい規制が敷かれました。 既存の学習塾すべてを非営利組織にするというもの。営利目的で学習塾経営ができなくなった、ということですね。 すごい思い切ったな、と思います。超巨大市場やったのに抑えつけてしまって、経済が滞ったりせーへんのかな、税収が減ったりせーへんのかな…と心配になります。 同業者の何人かにこの話をすると 「さすが中国、やることが極端」と批判的でした。 でも今回の中国の施策、 ぼくの目には好意的に映りました。それは 「子どもの商品化」にある

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          自分の感情を感じられないぼくだから得られた、莫大なエネルギー

          喜怒哀楽を筆頭に、感情というのは人を動かすための大きなエネルギー源です。人間のみならず、感情に近い現象は他の動物にも見て取れますが、ぼくには感情があまりありません。 感情が薄いことで苦労したこともありますが幼い頃からこの特性を非常にポジティブに活用してきました。 感情は本能 ぼくは経営者家系の待望の長男としてこの世に生を受けました。小学校低学年くらいまではとても人間らしく、喜怒哀楽を表す普通の生き物でした。 でも、小学校3年生くらいから感情を抑え込むようになります。ぼ

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          教員にならないという選択の先で、教員の世界を変えたいと願った

          ぼくは高校時代、学年席次はいつもビリから2~3番目でした。高1の1学期末の数学なんて、6点でしたからね。もちろん100点満点ですよ。w 学年進級も先生たちのお情けでできたようなもんです。落ちこぼれの中の落ちこぼれでした。 だから高校時代の友人に、今の職業を伝えると皆、口をそろえて言います。 「お前が塾講師!?え、日本、大丈夫…?」 ・・・そこまで言わんでも。w 学校の先生になりたい…? そんな落ちこぼれの小学校からの夢が 「学校の先生になること」でした。 大学生の

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