「腸と脳の恋物語」~私たちが誕生する前から物語は始まっている~
こんにちは。整体師・ダイエットアドバイザーの肥後です。
この恋物語、知らない人が多いでしょう。
「腸と脳の恋物語」
今回は、この辛いながらも固い絆で結ばれている二人の恋をお話しましょう。
出会いは私たちの知らないところから
私たちは〇月〇日に生まれました。しかし、腸と脳の出会いはこの日よりも遥か前に始まっています。
受精卵としてお腹のなかで過ごしていた私たちは日々成長し、初めて臓器ができました。
「腸」です。(女の子設定)
「腸ちゃん」は、体として初めて形成される臓器です。
そして日々大きくなるにつれ「胃くん」や「口ちゃん」などたくさんのお友達ができていきます。
そして、妊娠3ヵ月くらいのある日、いつものようにたくさんのお友達と遊んでいると突然一人の男の子が現れました。
「脳」です。(男の子設定)
「脳くん」は体のなかにあるたくさんの臓器の中で一番最後に形成されます。
一番最後に誕生した「脳くん」ですが、リーダーシップがありしっかり者の彼はすぐにみんなと打ち解け、「腸ちゃん」もすっかり「脳くん」とお友達になりました。
生まれた後、二人は急接近
私たちが生まれた後は、「腸ちゃん」・「脳くん」も元気に過ごしています。
一日のうちで休む時間のある臓器もいますが、「腸ちゃん」と「脳くん」は24時間ずっと仲良く遊んでいます。
何をするにもいつも一緒の二人。
その理由は、体のオンとオフの切り替えをする「自律神経」という名の赤い糸で結ばれているからです。
まだ、幼い二人。
できることは限れれるものの、一生懸命二人の楽しい時間を過ごしています。
成長期を迎え、二人に芽生えた感情
成長期を迎えた「腸ちゃん」・「脳くん」は、お互いを意識し始める関係になります。
それは、私たちが「勉強」や「遊び」に「恋」に、いろんな経験をするにつれ、「自律神経」という名の赤い糸もしっかりと成長するため、二人の絆も自然と強くなるからです。
告白をせずとも相思相愛だと気づく二人。
二人は自然と恋に落ちていきました。
大人になった二人に訪れる試練
大人になった「腸ちゃん」・「脳くん」もすっかり社会人。社会の荒波に揉まれることとなりました。
荒波に揉まれている二人は、今は自分のことで精一杯。
「脳くん」はストレスで疲れた「胃くん」やパソコンで酷使しすぎた「目さん」などのフォロー。まずは、目の前で起きた現状を回避しないといけません。
そして「脳くん」自身も疲れています。
「腸ちゃん」は赤い糸である「自律神経」がうまく働いてくれるからこそ元気でいられる臓器。
でも「脳くん」がみんなのフォローばかりで自律神経の乱れを起こしているので自然と「腸ちゃん」も元気がでません。
二人を結んでいる赤い糸も頼りなく思えます。なので、「腸ちゃん」は気持ちが沈みがち。
「本当に私たちは結ばれているのかな」と。
でも、「そんな気持ちじゃダメだ!」とも思っている「腸ちゃん」。
「腸ちゃん」は、二日に1回のペースで新陳代謝を利用し、細胞をすべて切り替えられることができます。
「バランスよく食事を摂る」、「遅くまで起きないようにする」などを行い、「腸ちゃん」は自分を鼓舞しています。
こんな毎日を繰り返している二人。
今二人は、成長期に感じていたお互いに対しての気持ちが薄れているのかもしれません。
今後、二人はどうなるのか…
月日が経っても「自律神経」という赤い糸が二人を結んでいるので、「腸ちゃん」・「脳くん」の固い愛の絆は変わりません。
しかし、二人は休む暇もなく24時間頑張らないといけない運命でもあります。
この「腸ちゃん」・「脳くん」の愛が幸せなものになるのか、それとも儚く悲しいものになるのか…。
それは私たちの生活にかかっています。
どうもありがとうございました<m(__)m>
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