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今日は生理2日目

昨日は昼間に外へ出て、近所の川の近くまで歩き、ちょうどいい太さの樹の根っこで眠った。おじいさんたちの井戸端会議が気持ちいいBGMになり、いつの間にか2時間も経っていた。


だけど今日はそこまでの元気もなく、あのあと花粉と黄砂に苦しめられた昨日を思い出し、パジャマのままリビングに寝転がりこれをスマホから打ち込んでいる。


昨日の夕方から急に気分が落ち込み、少し眠ろうと布団へ潜るが、将来への不安や自分の弱さ(?)について考えすぎて思わず泣き出した。昨晩から頭も痛くて、むくみもひどい。

ああ立派な生理。低容量ピルを毎日飲んでいるのにこのさまざまな不快感からは逃れられない地獄。

高校生の頃バイトしていたラーメン屋で、厨房のイケメン先輩が、「彼女が生理だから機嫌悪くてさー、自分の機嫌くらい自分で取れっつーの笑」と話していたことを今でも鮮明に思い出し、傷つき、悔しくてたまらなくなることがある。


私だって、自分でこんなにも自分がコントロールできなくなるなんて!と毎月衝撃を感じている。ホルモンという目に見えないなにかに心がボコボコにされているなんて信じたくもない。
誰かに迷惑をかけようなんぞ1ミリも思わないし、みんなと毎日平和に暮らしたいのに、なぜだか気分が落ち、腹や頭が痛くて、眠くて、本当にちっさなことでイライラし、ついでに涙が出てしまうのだ。

盛ってないのだ。盛らずに毎月この現象が起きるのだ。笑ってしまうだろう。こんなの。

ついでに、生理なのでと言って会社を休むわけにもいかず、生理なので少し機嫌悪いですと朝礼で言ってみんなから理解を得るわけにもいかず、「いつも通り」でいなくてはならない。


辛いとか、男性が羨ましいとか思うわけじゃないけど、ただ、なんか、悔しくてたまらないという気持ちはある。

今日だって生理がなければ、外に出て買い物していたかもしれないし、元気にダンスしているかもしれない。だけどそれが、本当ーーーにだるくてできない。微熱がある日とほとんど何も変わらないじゃないか。

なのに休めないとはなんぞ。体温計見せて、「熱あるんで今日休みます」みたいに誰かに状況説明ができないとはなんぞ。この地獄はなんぞ。

悔しい。

ああ悔しい。生理がくる度こう思う。誰かが悪いわけでもないというのが余計辛い。

唯一生理が止まる期間が妊娠してる時だけというのも地獄。

妊娠出産なんて生理より地獄じゃねえか。笑わせるな。


さんさんと降り注ぐ太陽の光に照らされ、リビングの真ん中で少しうとうとしてきた。


「せっかくの日曜が潰れる。」

でもそんなこと今更言っても仕方ないから、昼寝の心地よさに体を任せることにする。


生理だとか、関係なく、体を休めるというのは、いつ何時も心地よいものでなくてはならないから。


おやすみなさい。皆さんの日曜日も素敵なものになりますよう。

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