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オミクロナスのシナリオ

ある日、サンゴ礁の海で異次元人が実験を行った。
ミサイル兵器としての超獣の製造。イノーの海に製造装置が降り立つ。
サンゴのサンプルを採取した。それを怪獣と合成を行い、生物を生産した。
そしてミサイル装置を内在させた。

生れたのが、ベロクロナス。
サンゴ礁に体を覆われているが、サンゴ礁の先端はミサイルを打てるようになる。

ベロクロナスは島の人間を襲撃しだす。異次元人が操っている。
ドーン! ドーン!
体中からミサイルが作られる。スパイクのように鋭く、体のサンゴの先端から、発射されていく。町は炎に包まれていく。

どこからともなく、米軍の戦闘機や戦車がやってくる。
ミサイルやライフルで攻撃する。
ミサイル音が鳴る
ズドドドドドド!

打てどもベロクロナス、体中からミサイルを放ち、攻撃を相殺させていく。
そして戦車も、戦闘機も破壊していく。海兵隊の兵士も作戦を練り、戦艦から攻撃。しかし逆に破壊されていく。

この状況に歓喜するものがいた。
米軍の基地を憎み、運動する者たちだ。彼らは歓喜して称えようとする。
作り主の異次元人には気に食わないようで、それさえも、ベロクロナスに命じて彼らを、踏みつぶしていった。

民衆は逃げ惑う。
ノロやユタはお告げを言う。しかし何もならない。
中には崇拝しようとするものも出て崇拝した。生贄も捧げようとした。
同調して、自己陶酔しようとしたものもいた。

しかし関係ない。
ベロクロナスはすべてを焼き払った。

南の島を焼き払った。
そのあと、ベロクロナスは姿を消した。
ウイルスとなり、粒子となった。

突然変異。変異種となるベロクロナス。
異次元人が遺伝子にセットされていた計画。
目に見える恐怖を与え、次は変異による見えない恐怖を作る。

「ベロクロナス、お前は、変異した。オミクロナスだ。さぁ人間どもを恐怖に震え上がらせるがいい」
異次元人が指令を出す。

オミクロナスは、ウイルスになり、人間の血液に入る。
血栓症を作り、パンデミックを起こす。

異次元人は人間に化ける。
マスコミになり、パンデミックを煽り、操る。
もう一人は科学者となり、ワクチンを作る。
もう一人は政治家になる。

パンデミックを煽り。
政治家は、緊急事態と言った人間の生活を分断していく。
科学者はオミクロンを強化するために、ワクチンを作る
マスコミはそれを救い主と言って宣伝する。

民衆は同調して、ワクチンにしがみついていく。
政治家は、安全と宣伝する。そして疑問に持つものをデマと扱い、
陰謀家のレッテルを張る。

陰謀家は政治家だ。

ワクチンの接種が始まる。
報道により、本格的に人間同士の分断起きる。
疑問に持つものは、相手にもされない。家族のきずなも壊れていった。

接種が始まり、副反応で人が亡くなる。
亡くなったり、副反応が起きても、人々は疑わない。
むしろ信じている。マスコミは、問題にもしない。

オミクロナスは狂暴化する。
そして、人間の体を食い破り、再び実体化する。

オミクロナスの実体化。
実体化する姿を見た人間たちは以前の戦果を思い出し恐怖する。

人間に化けた異次元人は、朽ち果てる肉体を捨てて、異次元に戻る。
そして、オミクロナスに指令を出す。

「オミクロナス! 人間どもを恐怖に! 絶望に落とし込め!」
指令は出された。変異種のオミクロナスは暴れ、ミサイルを飛ばす。そして口からもミサイルを放つ。

復興した町は炎に囲まれる。
米軍や島の防衛隊は応戦する。ウイルスの実体化はわかっているので、ミサイルにワクチンを入れて戦闘機から打ち込む。

倒れるどころか、更にオミクロンは狂暴化していく
戦闘機は破壊される。

精神的にも、物質的にも人間たちは絶望に落ちていく。

そこに男女が正反対の方向からやってきた。
走っていく
二人ともリングをしている。
「たぁー!」
「とぉー!」
掛け声を両者は上げて、大地をけって、宙に舞う。

そして手にはめているリングを向かい合わせる。
その瞬間、大きな光を作り、男女は光に包まれる。
そこから巨人が現れる。

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赤い銀色の巨人。
巨人はオミクロンと対峙。
そして戦う。

オミクロンは体の全身からミサイルを飛ばす。
巨人は手からビームを放ち、破壊していく。

オミクロンは体を分子に変えて、巨人を翻弄していく。
巨人は苦戦する。

どこに本体があるかわからない。
巨人、しばらくすると、見慣れてくる。

そしてビームを放ち、破片の一部を破壊する
破壊したのは、本質の一部のようだ。

オミクロンは元に戻ると、驚く、興奮する。
オミクロンは巨人に襲い掛かる。
巨人はよけて、パンチ! チョップを繰り出して応戦。

巨人、空を舞い、オミクロンの背後を取る。
叩く。
オミクロンは応戦する。口からミサイルを放つ。

巨人は驚く。よけるも、肩をかする。
巨人は手からビームを放つ。口の中にあるミサイルを破壊する。
オミクロン、戸惑う

巨人はそのスキを見逃さない。
一気に両手をエル字の方を作り、光線を放つ。

オミクロンは破壊されていく。
巨人は、オミクロンが息を果てるのを確認する。
そして空に飛んで行く。

オミクロンの骸。
シマの人間には何があったのかわからない。
しかし、観光資源にすることを考えて、肉身のみ除き、骨の骨格を作り、博物館に展示した。

肉の身は、科学者は細胞のサンプルにして研究対象にしたと言う。
飲食業は肉を加工できないかと模索していくそうだ。
マスコミは数字を取るために連日取材していく。

政治家は、危機の為に、科学部隊を組織した。
米軍は以前より力は衰えていった。

その背後に異次元人が暗躍していることも知らずに。
めでたし めでたし


※ウルトラマンエースに出てくる超獣ベロクロンをモチーフにしたシナリオ。ベロクロンとオミクロンを組み合わせて、怪獣を作った。実体化したりミクロ化していく怪獣にした。





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