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「普通」ってなんですか。

『常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう』
byアルベルト・アインシュタイン

小さい頃は自由で純粋な心を持っている
個性を持っているし、あるがままを生きている

その「子供が」社会システムの鋳型にはめられ
「普通」になっていく。

その「普通」というのは僕らが生み出したものに過ぎない。

本来「普通」なんて存在しないのに
みんなで必死に「普通」という虚構を創り出し
その「普通」にハマろうと必死に自分を変えようとする。

「そんなことしなくていい
あなたはあなたのままでいいんだ」と
そう言ってくれる人、思わせてくれる人がいたら
どれだけ生きやすい世の中になるだろう。

どれだけの人が救われるだろう。


もちろん「綺麗事」「理想論」と鼻で笑われるかもしれない。

しかし理想論や綺麗事を掲げずして、どう願望を達成できようか。

理想論や綺麗事自体が悪いのではなく、
それを掲げていても、それに対する行動をしない事が問題であり
叩かれるべきなのだろう。

理想論や綺麗事を並べ、
それに向かって本気で行動し続ける人が1人でも増えたら
「社会」「世間」という虚構が向かう方向性・ベクトルが
少しでも良い方向に変わるのかもしれない。

そう信じて自分も必死にもがき、抵抗する。


画一的でひん曲がった世界
分断されていく世界と対峙する唯一の方法は

良質な書を読み、自分の頭で考え咀嚼し
話す、書くなどアウトプットを続けることだろう。

また、同じ志を持った仲間と集い
互いに切磋琢磨しながら社会に絶望せず
愚直に目の前のことをやり切り結果を出すこと。

これが大切だと思う。


なんで「普通」について語るのかって。

それは僕が「普通」に苦しんだ人間の1人であり
常識人間である自分が嫌な時期があったからだ。

一人一人が「普通」や「世間」という虚構・魔物と対峙し
自分というものを持って生きていける社会になったら
どれだけ幸せな世の中だろうと日々考えている。

100人聞いたら99人が笑ってしまうような
痛々しいと思われそうな、
そんな理想論や綺麗事を掲げ、

だけれども自分だけはその理想論や綺麗事を心底信じ、
そして渇望し、そこへ向かっていくこと。

このエネルギーが誰かの心を動かし行動を変容させ、
社会が少しでも良い方向に変わることがあるとしたら
こんなに嬉しいことは他にない。


傲慢で僭越な文章失礼しました。


吉田カオル


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