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コロナ後の世界

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#コロナ後の世界

米中覇権戦争の中で「台湾」を考える—— コロナ後の世界を見据えて

米中覇権戦争の中で「台湾」を考える—— コロナ後の世界を見据えて

TBSでアナウンサーをしていた頃、ニュースを読むたび、「○ケ国と地域が参加して」と言うことに違和感を覚えていた。

「地域」とはもちろん、台湾のことだ。
台湾を挟んで米中の鞘当てが起こっている今、台湾について考えてみるのも良いかな?と思う。

1、 台湾をアメリカの高官が訪問9月17日、台湾にアメリカのクラック国務次官が訪問し、李登輝総統の告別式に参列し、蔡英文総統との会談も行う。
1979年の断

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「レバノンで起こった爆発の背景」

「レバノンで起こった爆発の背景」

ようやく週末。お疲れ様でした! 😉💓

お盆の時期ではありますが、コロナのおかげで、我が家は東京居残り組。
101歳になった母にはもう何ヶ月も会っていないので顔を見たいのですが、コロナ感染のリスクを考えると会いに行くこともできません。代わりに2週間ごとに果物のゼリーや水羊羹を送っています。母は『夏』を感じてくれているかな?

そういう私たちの元へも神戸の妹さんから桃の残暑見舞い。たっぷりの氷水

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「コロナワクチンをめぐるロシアのサイバー攻撃、そしてTwitterのアカウント乗っ取り事件を考える」

「コロナワクチンをめぐるロシアのサイバー攻撃、そしてTwitterのアカウント乗っ取り事件を考える」

さて新しい週のスタート。

コロナの感染が再び広がり、家で過ごせばネットを見る機会も増える。
そんな今、インターネットがらみで、気になるニュースが続いている。

1、 米Twitterのアカウント乗っ取り事件
15日には、ツイッターで、オバマ前大統領やバイデン候補、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏やAmazonのジェフ・ベゾス氏やテスラのイーロン・マスク氏といった著名人のアカウントが乗っ取られ、暗号

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「コロナ危機から見える各国 シリーズ4 中国」

「コロナ危機から見える各国 シリーズ4 中国」


W H Oは6月19日、「世界で一日の感染者が15万人を超え、パンデミックは新たな危険局面に入った」と、警告を発した。
そして、中国では、北京での先週以降の新しい感染者が合わせて180人を超えた。

今回の「コロナ危機から見える各国 シリーズ」では中国を取り上げたい。

1、 状況
一度は、新型コロナウイルスの感染封じ込めに成功したかと思われていた中国北京市で、新型コロナウイルスの集団感染が起こ

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「コロナ危機から見える各国 シリーズ3  インド 」

「コロナ危機から見える各国 シリーズ3 インド 」

インドでは12日、新たな新型コロナウイルス感染者が1万0956人とこれまでに最も多くなり、英国を抜いて累積感染者数で世界4番目になった。
死者は8498人。
3ヶ月近くに及ぶ厳しいロックダウンは解除されたばかりだが、早くも再封鎖の可能性も出てきている。
そんなインドの現状を見ていきたい。

 (ロックダウンにより都市から故郷に慌てて帰る人々 写真はロイターから)

1、 封鎖解除に動き始めた南アジ

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【新型コロナを巡る米中対立・激化と中国の『戦狼戦外交』の波紋】

【新型コロナを巡る米中対立・激化と中国の『戦狼戦外交』の波紋】

ようやく週末。
1週間お疲れ様でした。😉💕

今日は、【コロナ危機からも見える各国 シリーズ2、中国とアメリカ】です。

1、 「新型コロナウイルス・ワクチン開発を巡るサイバー攻撃」
6月6日、河野外務大臣が、「NTTコミュニケーションズがサイバー攻撃を受け、 防衛省に関する情報が流出した可能性があると報告を受けた」とツイッターに投稿した。新聞各社も追って報道した。

防衛省など政府機関や企業

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「コロナ後を見据えて」

「コロナ後を見据えて」

ようやく金曜日。
一週間お疲れ様でした。

全国の緊急事態解除で、コロナ禍も一息かと思われたが、この数日、北九州市での集団感染が起こり、東京都での感染者も二桁台と気になる数字が続いている。
まだまだ、日本は綱渡り状態にあることを忘れてはいけないと思う。気を緩めればこれまでの努力は一瞬で崩壊する。

韓国のような外出制限の再開だけは、なんとしても避けたい。そのためには、「新しい生活様式」を受け入れな

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