横連携がデザインをブーストさせる話
こんにちは、kaonavi404編集部です。
前回はカオナビのデザイン組織(ブランド/マーケティング/プロダクト)について、それぞれの役割を中心にご紹介してきました。
今回は、カオナビ社のデザインを引き上げる「kaonavi design boost project」をご紹介していきます。
● kaonavi design boost projectとは
カオナビではご覧のように、3つのデザイン組織が独自の専門性を発揮しながら働いています。ただ、各々が持つスキルやノウハウを閉じるのではなく、オープンにしていくことも大切です。そこで、「kaonavi design boost project」がスタート。横連携の取り組みを行うことで、カオナビ社としてのデザインを引き上げていく試みです。
このプロジェクトで、目指しているのは大きく3点。
それぞれについて、順にご紹介していきます。
● 01.組織ごとの目的意識作りによるレベルアップ
カオナビ社全体としてデザインを引き上げていくには当然、各組織のレベルアップが欠かせません。その第一歩として、まずは各組織が何者なのか?というのを明らかにすることに。自分たちの個性、役割、すべきことなどを改めて理解し合えるようチームごとに言語化を行い、キービジュアルで可視化しました。
各組織によって、キービジュアルにも個性が出ているかと思っています…!
では、まずはブランドデザインチーム。
◎ ブランドデザインチーム|BRANDING2.0
前回の記事でもご紹介した通り、ブランドデザインチームの役割は「興味喚起の輪の拡張」です。※アウターブランディングの場合
社内だけでなく社外の人に興味を持ってもらうためには、果敢に新たなことにチャレンジしていく必要があります。このnoteの名前の由来にもなっている、「カオナビに必要だけど、まだ”ない”ものを”ある”に変えていく」ことを、ブランドデザインチームでは常に意識しています。昨年、ブランドリニューアルをしたカオナビですが、2023年はさらにブランディングを加速していく、という意味を込めて「BRANDING 2.0」をミッションとしているのもポイントです。
◎ マーケティングデザインチーム|フロントライン遊撃隊
カオナビに興味を持っていただいた方に対し、さらに魅力を伝えていく。Saasビジネスにおいて最も重要なことです。そのためにマーケティングデザインチームが掲げたのは「フロントライン遊撃隊」。自分たちのチームを端的かつキャッチーに表すネーミングです。実際にマーケティングデザインチームの守備範囲は広く、サービスサイトに始まり、セールス資料、展示会ブースデザインまで多岐にわたります。その名にふさわしい活躍をしているチームです。
◎プロダクトデザイン|UI進化論
日々ご利用いただくサービスですから、愛着を持っていただけるように。その表れが「UI進化論」です。これまで生物は進化を続け今に至るように、プロダクトの最重要デザイン領域である「UI」も、ユーザーさまのフィードバックはもちろん、世の中の変化に合わせて柔軟に変化していく。そんなプロダクトデザインチームの姿勢がUI進化論というネーミングに込められています。
各組織ともまずはさらっとご紹介しましたが、次回以降には各組織の詳細なご紹介をしていくつもりです。どうぞお楽しみに!
● 02.デザイナーというチームとしての連携強化
組織は分かれていますが、それぞれがデザイナーの肩書きを持ち、カオナビという企業、そしてサービスを少しでも好きになってほしいと思いながら日々働いています。役割や職能等は違えど、言わばワンチーム。それを具体的に組織化したのが「デザイナー自治区」です。
デザイナー自治区の概要はこちら。日々の職務内容は違えども、共通する部分も多いデザイナー陣が主体性を持って働けることを目指しています。
◎ 3つの軸で運営(交流/発信/投資)
では実際にどういう取り組みをしているかと言うと、3つに分かれます。
交流、発信、投資です。
普段は、別々の組織で働いているため、定期的な交流は最重要な取り組みと言えます。また、このnoteのようにカオナビのデザイン組織やブランディング事例などを外に向けて発信していくのもファンを作っていく上では大切です。もちろん、投資も。現在はまだ検討中なのですが、デザイナーにとって、最適な環境になるよう考えていきたいと思っています。
この3つの取り組みをしていくことで、横連携を強化していきます。
● 03.他部署との連携強化・デザイン組織への理解促進
横連携ができてきたら、次には他部署との連携。各デザイン組織は単独での業務はありつつも、他部門と連携しながらの業務も多いです。そこで、全社的なデザイナーへの理解促進として、テラコヤという社員主催の勉強会を開催。各デザイン組織やdesign boost projectについてはもちろん、業務内容、ワークフローなども紹介しました。
● 次回は
今回は各デザイン組織をさらっと紹介するのに留まったのですが、次回以降は各組織の具体的な役割や業務内容などについて、インタビュー形式でご紹介していこうかと思っています。
ではまた、気軽にお越しください〜!
よろしくお願いいたします。
カオナビ コミュニケーションデザイン室
kaonavi404編集部